戦前、財閥が兄弟分割されなかった不思議★

【増田投稿済】

9月10日

戦後、西武財閥、森ビル財閥、穴吹工務店財閥はいづれも兄弟で分割され「財閥解体」した/そういう「財閥解体」を見ると、逆に戦前に三井財閥三菱財閥住友財閥は「何故兄弟相続解体」されなかったのか不思議

現代でも、サムスン財閥などは兄弟解体される可能性大/ロスチャイルドなども兄弟相続で分散されている/財閥が兄弟で解体されなかったのは、戦前日本オリジナルな事象だと思う

三菱財閥で「長男は重工を継ぎ、次男は銀行を継ぎ、三男は地所を継ぐ」みたいな財産分割が、何故行われてなかった?

恐らく、戦前の「長子相続」「戸主制度」の影響だろうなあ。国を代表する財閥である三菱が、兄弟皆相続みたいな「リベラル」「アカ」なことは、出来なかった

1900年時点の、先進国(帝国主義国)の相続法規がどうなっていたか、興味ある。日本みたいな「長男100%相続」という国は他にあったのか?

というか、明治政府の思惑としては、三菱などの大財閥が、兄弟分割されずに財閥としての一体性を保持することが、富国強兵の必須条件として、相続を長男相続に限定したんだろうなあ