60歳代をサ高住へ半強制移住させよ

10月21日
いわゆる「サ高住」って、国交省厚労省で「哲学」が全く違うらしい。国交省は「住まい」と捉え、厚労省は「施設」と捉える/だから、厚労省の哲学だと「最低限の面積でいい」が、国交省の哲学だと「面積は広いに越したことない」/自分は不動産屋だから国交省の考えに近い

それこそ「20坪のサ高住は、ないの?」と思ってしまう。世の中的にはワンルームなサ高住しかないが

そもそも、サ高住の「正しい趣旨」は、「引っ越し能力がある60代のうちに、シニアが多数住んでる集合住宅に移住して、後期高齢者に備えましょう」だと思う。だから、15〜20坪は必要

世代毎の引っ越しデータ・世論調査を見ても、70歳代・80歳代になればなるほど、「引っ越しへの意欲」「引っ越しの実数」が著しく減少する。だから、サ高住への移住は60歳代に済ませるべき

昨日投稿した「未就学児の親が、未就学期間のことだけ考えて発作的にマンションを買ったりド田舎に移住する」と一緒。本来なら将来を考えて積極的にサ高住に移住すべき60代シニアが、短期的にしか考えず、移住行動をとらない

子育て世代に「子供が大きくなった時を考えて慎重に住み替えしましょう」、60代に「後期高齢者になってからだと遅いです。今のうちに積極的にサ高住に住み替えましょう」な住宅リテラシー教育、「住育」が必要だと思う