若者がリアル書店を使う理由

2月16日
日経社会面2面にツッコミ記事/「本の購入、10代はリアル書店購入比率が最多、ネット通販比率は10代が最小」「担当者曰く、ネットに親しんだ若者のネット利用が少ないのは意外」

自分に言わせたら、10代若者のネット通販利用率が少ないのは「当然」。何故ならば、ネット通販の決済手段であるクレジットカードを10代若者は持つことが難しいから

少し考えたらカンタンに理由が分かりそうなのに、理由分析せずに「意外」と言ってしまう「日本通信販売協会担当者」って、アホ?

だから、クレジットカード所有に制約が少なくなってる20代若者を調査対象にするべきであって、10代若者を調査対象にしている時点で「間違っている」/第一、民法的には10代の財産処分は親権者の同意がなきゃ無効。そういう状況の人間は「そもそも調査対象にすべきじゃない」

逆にリアル書店のビジネスのヒントになる。「まだ小遣い決済しか出来ないからリアル書店にしか行けない10代を、今のうちからリアル書店に取り込みべし」

「若者の書籍のオンライン購入比率が少ない件」、自分の仮説は「クレジットカードをそもそも持ってないから」だったが、それより有力な仮説がツイートされてた。「10代20代だと親との同居多い、アマゾンからエロ本とか同人誌が宅配されて親バレしたら恥ずかしいからリアル書店を利用」

@TaroMinyaX ただ、ネット購入コンビニ受取だと、手間的にリアル店舗購入との手間の差が縮まるので、若者のリアル店舗利用率が高いことの説明の一因にはなると思う。

2月17日
昨日の「若者が案外リアル書店を使ってる」な話、「若者は書籍の嗜好が固まってないから、いろんなジャンルと出会えるリアル書店の方を好む」という理由もあるかも。要は好奇心が強い/40代50代のオジサンは、ジャンルが固定され、他のジャンルへは冒険しない。だからアマゾンで十分