CMに見る、日本の『女児待望』★

3月30日
予備校のCMポスターが各駅に貼ってあるが、いずれも女性(というか少女)が採用されてる。つまり、予備校志望者の大半が「男子」だから、「男子が好みそうな少女」をポスター起用してるのか/女子の予備校生の存在無視してるよね

高校受験が主力な早稲田アカデミーは、キャラクターに高校生程度の美少女を採用し、男子高校受験生のニーズ満たしてる/謎なのは中学受験が主力な四谷大塚が、小学生少女を採用してる件。高校受験以上は塾選びは「本人が決める」が、中学受験は「親が塾を選ぶ」。

となるとつまり、小学生の親世代、つまりパパ世代の「ロリコン心」を刺激しようという四谷大塚戦略か?/塾を決めるのはパパじゃなくママな気もするが

というか、普通のテレビCM見てても、家族連れか登場する場合、「2対1の割合」で女の子の登場回数のほうが男の子の登場回数より多い。4人家族の設定なら「女の子1人男の子1人」の設定が多いが、3人家族設定だと、大半が「女の子の一人っ子」な気がする

この辺は、是非外国のCM事情を知りたい気がする。外国でも、ファミリーの登場するCMの場合、登場するのは「女の子」が多いのか?/直感的には、外国だとむしろ「男の子」の方が多い気がする

これって、現代日本の「潜在的女児待望心理」を反映してるよね?

CMは「その社会の理想的な家族像」を指し示す。日本のCMに登場する家庭の子供の性別が女の子が多いというのは、つまり日本社会が「子供を持つなら女の子がいい」と理想に思ってるということ