子供向けピアノ教室よりパソコン教室を!

5月16日
そもそもピアノ販売台数がピーク時の7分の1に「市場消滅」した現代には無意味なエントリ/30年前のピアノブームは、「豊かさのアイコン」としてのピアノ。あと「お嬢様イメージ」で嫁入しやすくする戦略 / “私は大人になってピークがくるピ…” http://htn.to/gLDhiV

子供向けのピアノ教室、英会話教室、水泳教室はあるけど、「子供向けのパソコン教室、インターネット教室、アプリ教室」って、あんまりないよね?/20年後に、一番役だつ教室なのにね?

日本のIT人材の底上げの為には、嫁入りの武器にもならないピアノ教室なんかより、子供向けパソコン教室を普及させるのが近道だと思う/30年前のピアノ教室バブルは、大量の「音大志願者」を輩出したが、彼らの99%は夢敗れて人生こじらせてる

音大卒業して、でもプロになれない9割の人は、「仕方ない、音楽教師にでも、なるか」ということで、小学校とかの音楽教師になってる/義務教育の音楽教師って、音大生の就職先確保な意味合いがある

ピアノのエントリーにあった話、そもそも「幼稚園や小学校低学年な段階で、ピアノコンクールをやること」自体の是非が問われてる気がする。才能の早期発見の為には、幼稚園でコンクールして天才発見しなきゃならないのか?

たとえば、100メートル走とか、25メートルクロールとかで、幼稚園児世界コンクール、世界オリンピックがあるか?と言えば、「ない」。それはスポーツ界に「幼児期みたいな早期にコンクールさせることは、弊害が多い」というコンセンサスが、あるから

だいたい、小学校低学年って、まだカラダの発育ベクトルが定まってない時期だから。その段階でピアニスト最適化されたカラダだとしても、小学校高学年〜中学校で、ピアニスト不適なカラダに成長してしまうリスクがある

小学校低学年の時点でピアニストのコンクールを受賞しても、その後ピアニスト不適なカラダに成長してしまったら、不幸ですよ。他の遊びを犠牲にしてピアノに打ち込んだとしたら尚更

そもそも初音ミクみたいな「人工音声」が実現した世界なら、微妙な感情を込めたり、微妙な揺らぎを再現した「ピアニストロボット」を作るのはカンタンな訳でして、そういう時代に生身のピアニストに存在価値は、あるか?

中村紘子のピアノを再現する演奏ロボット、葉加瀬太郎のバイオリンを再現する演奏ロボット、宗次郎のオカリナを再現する演奏ロボット、そういうのが溢れてる時代の、生身の人間のピアノコンクール、音大の存在意義って、、