ママ起業は人件費と事務所費を無視しているから成立してる

6月11日
ママ起業のキラーコンテンツが「オーガニック」「マクロビ」その先に「ホメオパシー」。ジェンダー論を言いたくないが、暴走阻止のためにスタッフに男性を混ぜた方がいい。 / “「なんとなく」で起業する"ママ社長"に物申す | WORK A…” http://htn.to/z6Dxeu

そもそも、多くのママ起業は、「儲けたい」目的というよりは「誰かに認めてもらいたい」な社会的承認欲求のはけ口としての起業だからなあ。原価分だけ売り上げればいい、という考え方で、自身の人件費は計算外。自身の人件費を込みで計算すれば赤字事業。

だから、「自分以外に従業員を雇って、それでも黒字」というレベルに達するのには物凄いハードルが高くなる。自身の人件費を度外視するから、なんか事業が継続していく気にもなるのであって。

自宅の一室でママ起業する分には、事務所負担なんかもゼロだしね。従業員を雇い始めるとなると、自宅の散らかった一室じゃ済まなくなるから、少なくともリフォームが必須になる。

「一戸建ての一角を、サロン風に作っておいて、後々ママが○○教室を開業できるようにする」などという新築が、三井ホーム辺りは得意だったりする。それって、事務所設置費用がゼロなんじゃなくて、三井ホームの新築費に入り込んでるだけだから。

世田谷辺りの瀟洒な住宅地内で、ツーバイフォー住宅の一角で、主婦が子供向け英会話教室とか主婦向けフラワーアレンジメント教室を開業。その事務所代、ダンナが稼いで建てた5,000万円の豪邸代から出ている訳でして。