往年の人気業界にピカイチ人材が集まる

一行ネタ。「時代毎の人気業種に、その世代の優秀な人材が集まる」の法則。戦前だと満鉄に集まり、50年代には石炭会社に集まり、60年代には繊維会社に集まり、バブル期には都銀に集まった/「その業種が没落しても、人材の輝きは失わなれない」

「その時代において二流だった業種に就職した人は、その後その業界が一流になったとしても、人材そのものが一流になる訳じゃない」との厳しい見方をする人がいた。「いい人材を探したいなら、往年の繁栄業界の人材を当たれ」と言ってた。

だから、旧満鉄な人は「ピカピカの人材」だったりするのです/バブル期に都銀に入り、その後金融再編に巻き込まれて業界を去ったような人は、「ピカピカの人材」なんだろうか?

「今ドキの優秀な学生は、あちこちの業種の1番手2番手を受けまくる」「業界を絞って、その業界で5社も7社も受ける学生は、2流」の説/「その結果、3番手以下の企業には、いい人材が来なくなっている」らしい。

現代日本だと、「医学界」に優秀な人材が集まってる/早晩、ワトソンのような人工知能が医療判断をする時代が来て、医師は大量リストラされる時代が来る/その場合、「医学界から他業界へ、優秀な人材が転職していく」のが社会的には好ましいのだが、果たしてそうなるか?