小説書くなら江戸後期の時代小説?

一行ネタ。西村京太郎って500作品もあるのか。一日一作品ペースで読破しても、一年半かかるじゃないか

推理作家で思い出したが、森村誠一が、定年シニアへの作家デビューのススメの本で、「推理小説は読者の目が肥えていて、ハードルが高いです。オススメしません」と書いてたな。オススメは「江戸後期の町人を部隊とした時代小説」なんだそうだ

森村誠一、単にライバルを増やしたくないから「推理小説はやめといた方がいい」と言ってるだけだったりして

森村誠一によれば「現代恋愛小説も、昔のようなすれ違い設定ができなくなって、難しい」「時代小説は、時代考証さえ間違わなければ、割りと自由だし、読者もうるさくなく、競争も少ないからオススメ」

そして「武家を描くと、作法とかの描写を間違う可能性があるから、町人層がオススメ」「江戸前期だと、江戸のインフラがまだ整ってないから、時代考証で間違うリスクがあるから、江戸後期がオススメ」らしい

夏目漱石な明治時代って、インフラが物凄い勢いで変化してる時代だから、その時代を舞台にした小説は、かなりリスキー。素人だと間違いなく時代考証間違えてしまう

森村誠一が「江戸時代後期が時代小説の舞台としてオススメ」というのは、つまり、江戸時代後期が「変化の乏しい時代だった」ということの裏返しだったんだろう

或いは、自分が幼少期〜青年期だった頃を舞台にした小説か。自分の脳内記憶で時代考証する