介護移住に消極的な国と都、「やむなし」な区と区民

11月3日
東京都や厚生労働省は、「住み慣れた地域で、介護サービスを受けるのが、教科書的な理想形」として、首都圏からの地方介護移住を、とことん否定する/一方、リアルな首都圏市民は、そんなキレイゴトじゃなく、現実的な解決策を求め、地方移住も厭わない

先日、介護に関係する豊島区民の意識調査が公表された。「秩父への介護移住はアリですか?」な設問に、過半数の区民が「アリ」と回答。もはや、厚生労働省の「住み慣れた地域での介護」は、机上の空論とみなされている

杉並区が南伊豆町を確保し、豊島区が秩父市を確保。今後、23区による「介護提携先自治体確保」の動きが活発化しそう

JRが通っている23区の自治体は、そのJRの先の田舎自治体を「介護先」として提携した方がいいんだろうな。新宿区なら山梨県自治体と提携、江戸川区なら千葉県の自治体と提携、北区なら栃木県の自治体と提携とか

その流れでいくと、杉並区が南伊豆町と提携してるのは、多少違和感