「東京は人口多いからカップル誕生しやすい」説の頓珍漢

11月4日
11月3日付日経経済教室、中川雅之日本大学教授の論説が完全にお笑い草な点について。連ツイで暴露していこう

タイトルは「東京一極集中を是正すべきか?」で、具体的には東京の非婚率の高さについての論考がお笑い

中川氏、「人か多く集まる都市部こそ、異性獲得にもっとも効率的である」と勝手に脳内仮説を「正」としてるから、その先の論説がトンチンカンになってる/「選択肢が多すぎると、人間はかえって選択できなくなる」という行動心理学のイロハも知らないらしい

謙虚な研究者なら、結婚に至る前の恋人の有無の部分において、首都圏と非首都圏で有意な差があるかどうか、キチンとエビデンスを取る筈なのに、その辺の作業を一切無視して、「首都圏は人口が多いから、カップル成立率も高い筈」と検証放棄

エビデンス」として、「東京都で、二人以上世帯の転出が転入を超過している」とドヤ顔で提示してるが、節子それはドーナツ現象や

少なくとも、「一都3県で」トータルして社会増減、交際率、婚姻率そして出生率を論じないと、「東京都から二人以上世帯が流出してるから、東京都は日本のカップルマッチングセンターとして機能してる」なんて雑な結論は出てこない筈だが

逆のケースだってあり得る。東京本社な会社に入った総合職男性が、若いうちは「修行」ということで、地方の工場とか支店とかに配属され、そっちで「ウブな」地方女性と知り合って結婚したというケース。自分の周りにも何人もいる/その場合、「地方がカップルマッチングセンター」となっている