地方は不動産の出口を考えくていい

@takanorituko @ichiroaisawa 沖有人氏みたいに「金融資産と不動産資産を連結で考える」という人は、少数派な気がする。湾岸タワマン民は例外的存在。

鳥取生活と東京生活、生涯収入で鳥取の勝ち」というエントリに対して「不動産価値を連結計上して判断しなければダメ」という指摘があった/確かに不動産を連結して考えれば東京の逆転勝ちかもしれないが、不動産連結評価するには、相当な不動産&金融リテラシーを要求され、凡人には無理

そもそも、地方生活な人は、「不動産を資産計上して、連結計上する」という発想、或いは「出口戦略思考」そのものが存在していないと思う。湾岸タワマン族とイケダハヤトとの会話がかみ合わない理由も、そこにある。

あと、地方不動産は、確かに将来の出口は期待できないですが、一方で「需要があるエリアであれば、賃料が案外取れる」んですよね/移住住み替え機構創始者の大垣氏がこの辺研究していて、「不動産価格は都市と地方で大幅に乖離するが、賃料は実は乖離幅が少ない」

大垣氏は、「価格と賃料との間にサヤがある、ということは、そこにビジネスチャンスがある」と見抜いて移住住み替え機構を立ち上げた

よく「札幌のレジは表面10%超えで回っているが、それに飛びついて買うのは、出口を考えないバカ者だ」と言われる。確かにその通り/でも、不動産を「耐久消費財」と考えれば、「11年間、平均10%で回ってくれれば、出口がゼロでも回収できる」という開き直り発想も可能

まあ、「10%の物件を11年間保有し、11年経過後廃棄」というのは相続資産等であれば可能な話であり、借金してまでやるのは真正のバカ