年末のテレビ番組と読書

12月31日

あと数時間で紅白歌合戦だが、「紅白生中継中に、津波警報が発生して、災害報道を最優先すべきNHKが、史上初めて紅白歌合戦を放送できなくなる」という歳末が来ないものか、と不謹慎にも思ってる/紅白って、どれ位のニュースだとぶっ飛ぶのかな?

「芸能人格付けなんちゃら」はどう見てもやらせ疑惑濃厚だが、「芸能人ローカルバス乗り継ぎ云々」も結構「やらせ」なんじゃないか、と思う/「やらせじゃない」ことが証明されれば見てもいいが、「やらせじゃない」と証明されない限り、見る気にならない

というか、年末年始な番組は、その8割が芸能人番組だから、その多くは「やらせ疑惑」と表裏一体

バラエティ番組で、視聴者有志が収録現場に立ち会って、「この番組は、やらせではないことを証明します」とお墨付きを与えるような制度が、あってもいいんじゃないの?

ガイアの夜明けとか未来世紀ジパングとかカンブリアとかは、さすがに「やらせ」はないだろうから、安心して見ているが、その系統の番組が、年末年始は皆無になる

詳しくは話せないが、10年ほど前に妻が「節約情報の番組」に出たことあって、そこで「やらせ演技」をさせられてた/あと、新幹線の隣席で、やらせ台本をワープロしてたディレクターに遭遇した

「大人」は、「やらせをやらせとして認識して、それでも楽しむ」らしいが、自分は大人に成りきれてないので、やらせの可能性がある番組は見たくない。なんか裏切られた気分になるから

BS系の番組は、その点「やらせ演出が少なそう」な感じもする

ガイアの夜明けとか、「開業まであと二週間、間に合うのか?」なナレーションが入り、CMを挟んで、「なんとか間に合った」な展開が多い/これは、ひょっとして「やらせ」?

例年は大阪(高槻)に年末いることが多いが、今年の年末は東京にいる/大阪にいる場合は紅白を見る(見させられる)ことが多いが、今年は東京だから紅白は見ない/他のテレビもツマラナイので、小説読んでる

この数日、一日に本を一冊〜二冊のペースで読んでる。バランス取って、仕事系の書籍と趣味系こ本と小説をバランス取ってる/東急ホテルの本は仕事バージョン

小説は今更手を広げてもなんなので、夏目漱石真保裕一に絞って読んでる

真保裕一の「最愛」、Amazonの評価はクソミソだな/確かにストーリーとしては、「そんな姉は、ありえへんやろう」だが、それを言い出したら、夏目漱石「こころ」の先生だって、あんな長文の手紙を書くなんて「ありえへん」やろ

ネタバレになるので詳しくは書けないが、「最愛」はミステリとして読むんじゃなくて、純文学として読むべきなんだよ。そういうスタンスで読めば、一級品なんだよ

でも、「発火点」はイマイチだったな/真保裕一は20冊程度読んだが、表現力やテーマの壮大性から言って、ベストワンは「栄光なき凱旋」だろうな

上の子はダウンタウンのなんちゃらという番組見てるし。どうせ「やらせ」なのに/下の子が何見てるのか知らん。多分大阪で紅白見てるのかも

という訳で、引き続き「天魔ゆく空」を読んで年越しでも迎えるか。

番組がツマラナイのか、上の子は放送大学の「認知症対策」を見始めた、、