残業規制は実効性ないと意味が無い

2月24日
そもそも、上限を何時間に設定しようが、設定上限を遵守させる仕組みを全事業所に用意出来なければ机上の空文。多分「持ち帰り残業」とか「打刻のゴマカシ」とかでサービス残業する事例が相当発生する / “全国の働くみなさん、残業100時間…” http://htn.to/z6SdNA

「実効性のある残業時間規制」をする為には、「ゴマカシなく正確に、労働時間を計測するシステム」が不可欠だが、そもそもそんなシステムがあるのか?タイムカードだって万能じゃないし、タイムカードシステムを零細企業全てに導入義務づけるのか?

仮にタイムカード導入で100時間以上の残業が発生していたと検知したとして、そういう事業所を、労基が全て取り締まれるのか?実際に取り締まれる(警告出したり書類送検したり、場合によっては逮捕したり)ことが出来るのは1%もないだろう/労基のマンパワーを100倍にするなら別だが

何回かツイートしてるが、最低賃金だって、遵守してない零細企業は相当数存在する。そういうのを放置して最低賃金だけ引き上げても意味がない/労働時間規制も同じ話

2月25日
確か増田で、「フランスは残業出来ないから、無能者は残業でリカバリーが効かないから辞めざるを得ない。それはそれで厳しい社会」というエントリがあった/ブコメの9割がエントリ批判。みな「強者」なのかな? / “残業禁止は強者のルールな…” http://htn.to/JYS6gP