「子供が空の上から母親を選ぶ」思想と虐待親

12月6日
子供が空の上から「産んでくれる母親を選ぶ」という「受胎前記憶?」という話があり、では「虐待親の子供も、自ら母親を選んだのか?」となる。それを絵本化するとは想像の遥か斜め上 / “子どもに読んでほしくない絵本 - 日々雑録” http://htn.to/BTWRY

池川氏によれば「被虐待児も、母親を選んで産まれてる」らしい/つまり、虐待を受けるのは「自己責任」というトンデモ結論になる。こういう理論?を放置していいのか? / “赤ちゃんが「お母さんを選ぶ」意味 | 池川 明の胎内記憶〜赤ちゃ…” http://htn.to/zVBx6y

池川某の「虐待を受ける子も、空の上から親を選んで産まれて来た」言説、相当トンデモ言説だが、池川某が「親学推進者」と聞いてナットク

なので、「虐待を受ける子も、親を選んで産まれて来た」絵本の作者も、親学信奉者なのかも知れない

この「子供は空の上から産んでくれる母親を選ぶ」理論、保守政治家にとっては極めて都合のいい理論になる。その理論に従えば、貧しい家庭に産まれた子供は「空の上から貴方が選んだんでしょ?」となり、自己責任の為社会福祉は不要、という結論になる

池川某、「虐待させてる子供は、親を選んで産まれて来たのか?」の質問に対して、「その場合は、神様から押し付けられたんです」とでも解答しとけばいいのに、「その場合は、親を鍛える為に、敢えて虐待親を選んだんです」と斜め上の解答。よほど、「子供が親を選ぶ」理論を死守したいようだ

親学というのは、体罰を虐待扱いせず、「愛のムチ」と開き直る思想。だから、体罰(虐待)を受ける側(児童側)が、体罰を受容する屁理屈が必要/「幼児児童の側が、体罰親を選んだんでしょ?」理論は、親学には極めて「都合がいい」

あと池川某には「レイプ妊娠女性のところの赤ちゃんも、親を選んで来たのか?」と聞いてみたい。どんな屁理屈を言うのか楽しみ