西村京太郎はトラミス以前の方が面白い

1月8日
一行ネタ/西村京太郎は、いわゆる「十津川トラベルミステリー」を量産し始めた80年代以降より、トラミス前の60年代70年代の方が面白い気がする/が、トラミスの方が売れてるというのは、読者は「水戸黄門的な、トラミスのマンネリ」を欲してるんだな

晦日に、西村京太郎の「血染めの試走車」というトラミス量産前の作品読んだが、案外面白かった/作品の長さもある。トラミスが「新幹線の車内でも読める長さ」に抑えてるが、「血染めの〜」は上下巻

「血染めの試走車」読むと、70年代だと、主要国道でも一部未舗装が残ってたようだ/そう考えると、今の道路インフラって、凄すぎるよな

@templa_3 リスクゼロ社会の日本ですから、維持出来ない国道を未舗装にしたり荒廃させるんじゃなく、「通行止め」にするんだろうな。で、通行止め迂回だらけで物流マヒ/ドローンで物流させるかもしれんが

@aoisaburo もっと言えば、「西村京太郎トラミス読者」というのは、「本格的ミステリー読者」と被らない気がする/ラーメンフリークと「二朗フリーク」が重ならないのと一緒

あと、「血染めの試走車」読むと、「日本のクルマメーカーが、フォードの進出に怯えてた」とか「オートマ技術を西ドイツに依存していて、自国でのオートマ技術開発が急務だった」とか、現代の勝ち組自動車産業からは信じられない光景が展開されてる