教科書を読めない大人が過半数でも、世の中なんとかなる

3月18日
「教科書が読めない子どもたち」という本が話題/要は「読解力が足らない中学生が過半数」で、AI研究よりそっちの方が緊急課題、という本のようだが、別に「今の平成生まれだけが、読解力不足」なんじゃないだろう。恐らく昭和生まれも大正生まれも、読解力不足の方が過半数だったのでは?

逆に言えば、「読解力の無い大人が過半数でも、世の中は回っていく」ということなんだろうな

「読解力のある上位層」というのは、時代によって大学が変わっていて、大学入試が厳しかった時代だと「日東駒専」あたりは「読解力が無ければ入れなかった」んだろう。最近では大学入試が易化してるから、MARCHレベルになっていて、将来は早慶上理レベルになるのか。

ただ、行政の文章などは、「市民は、読解力があるハズ」という前提で作られてるからなあ。だから行政文書を誤読する市民に行政は悩まされる

「読解力」を育成するには、恐らく、小学生のうちに「読解力育成AIロボット」を「児童一人に1台、マンツーマンで配置」して、家庭教師的に教え込むしか、無いと思うのだが

明治時代の義務教育の「読み書きそろばん」は、表面的に「字が読めるか、書けるか」を目的にしてた/それから100年以上経って、「表面的に読めるかどうか」だけじゃなく「100字以上の論理文を、読解できるか」を現代社会は要請してるが、教育メソッドは確立してるのか?