ロシアで投票所に無料健診所を置く真意

3月18日
ロシアでは投票率を上げる為に投票所に無料癌検診コーナーを設けるらしい/これ、前提として「無料だったら、癌検診を受けたがるハズ(だから投票に行くハズ)」という思い込みがあるようだが、「無料でも、癌検診を受けたくない!!!」というクラスタもいて、そういうクラスタには全く響かないのだが

「投票所に無料癌検診」というのは、日本では投票率アップ効果以外に「癌検診率アップ」の効果も見込めるのかも知れない。自治体担当者は癌検診の低受診率に悩んでる/確信犯的に「癌検診を受けたくない!!!」クラスタもいるが、「何となく、受けてない」クラスタには、それなりに効果あり

献血カーを投票所に持って来ればいい」ツイートがあった。確かに、投票所に来るような人は「意識高い系」が多いので、献血協力率は有意に高そうだ/でも、そういう「癌検診」とか「献血カー」とか、意識高い系装置が集結してしまうと、自分のように「意識低い系」人間は、投票所に行きたくなくなる

ロシアって、男性平均寿命が60歳台で、寿命アップが喫緊の課題なので、「投票所に癌検診コーナー」というのは、投票率アップ以外に、保健衛生効果も意識してると思う

医療行動というのは個人差が大きい分野。定期的に検診受けるクラスタがいる一方で、確信犯的に検診受けないクラスタもいて、互いに相手のことを「理解出来ない」/インフルエンザの予防接種とか、人間ドックとか、無料でも受けない人は受けない。自分もその一人

本当は定期健康診断も、受けたくない。時間の無駄だし、医者が高血圧云々と怒ってくるのも嫌だ/しかし、定期健康診断受けなかったら人事部が激怒するので、「仕方なく、受けている」

ついでに言うと、歯医者にも自分は30年以上行ってないな。妻に言わせれば「歯石が貯まってるハズ」とのことだが、歯が痛くないのに、わざわざ歯医者に行く必要なんか、あるのか?/自分が航空機事故で死んだら、歯形データが皆無だから、身元特定が困難だろうな