「婦人」が死語になった

一行ネタ/1960年代から、「労働者」という言葉に替わって「市民」という言葉が普及した。ニュアンスとしては「反自民、知的エリート」の語感/この「市民」という言葉は完全に定着した。もっとも、最近では「プロ市民」という蔑称にもなってるが/同じ頃に「婦人」という言葉も普及。

1960年代の「婦人」という言葉も、言外に「反自民、知的、エリート」という語感を含んでいたのだが、21世紀になって「市民」が日常語になった一方で「婦人」は「死語」になったのは、何故か?/やはり、「共働き」の普及のせいか?でも「職業婦人」という言葉もあったしなあ

やはり、「婦人」という語感が「男性目線だから」という理由で、或いは「既婚を前提にしてるから」という理由で、70年代以降に廃れたのだろうか/似たような理由で、「青年」という言葉も、60年代は多かったのに、今や死語だな。