昔の鉄道ミステリーを読むと、「○○さんが●●に転勤になった。なので転勤時に会社の部長が東京駅まで見送りに来た」な描写があったりするが、昔はそういう「見送り」が慣習だったのか、
新婚旅行とかで伊豆とか九州へ鉄道で行く場合でも、会社のメンバーが東京駅で盛大に見送りしてた、と昭和30〜40年代の鉄道本に書かれてる。／いつから、転勤とか新婚旅行の「見送り」の慣習は廃れたのか？
そもそも昔は「披露宴の当日に、そのまま新婚旅行」が普通だったのが、今では新婚旅行は別の機会に、なんてのが増えてる
で、鉄道ミステリー的には「○月○日のアリバイですか？ああ、その日なら特急『さくら』に乗ってましたよ。部下の○○君が東京駅まで見送りに来てましたから、彼に聞いて下さい」とか書かれていた／現代は東京駅への見送りなんて殆どないから、見送りによるアリバイ工作な話を書けなくなった
