なんでも掲示板 09年3月ログ(その4)

高校野球と新聞社 投稿者:shinok30 投稿日:2009年 3月27日(金)06時14分15秒


>秋季地区高校野球大会 投稿者:shinok30 投稿日:2009年 3月26日(木)00時29分10秒

>また,『後援』ということでも,検索した範囲では,
毎日新聞社が後援している秋季大会は
>北海道,東北,関東,東京都,東海,北信越,四国地区で,
朝日新聞社が後援している秋季大会は,近畿と九州地区だけのようですよ

「中国地区大会」も朝日新聞社の後援でしたね
(検索する時に「中国地区」の存在をうっかり忘れていました)

>中国地区高等学校野球大会(ちゅうごくちくこうとうがっこうやきゅうたいかい)
>とは、岡山県広島県山口県島根県鳥取県の中国5県で開催されている
高校野球の地方大会で、中国地区高等学校野球連盟が主催し、朝日新聞社と開催県
>の教育委員会が後援している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83%E5%A4%A7%E4%BC%9A




>秋季大会などの地方大会の主催は各「都道府県の高野連」などで「新聞社」ではありません

秋季県大会では,
例えば,沖縄県の場合,朝日新聞社が後援していますが,
沖縄タイムス社,琉球放送株式会社のような地方紙,地方放送局が共催していますね

>第58回沖縄県高等学校野球秋季大会組合せ表

>主催
沖縄県高等学校野球連盟

>共催
沖縄タイムス
琉球放送株式会社

>後援
沖縄県教育委員会
朝日新聞社
http://neogaia.ti-da.net/e2276559.html


また,地方予選ではありませんが,
夏の大会のシード校決定の重要な資料となる「春季県大会」という地方大会もあります

>シード校はつらいよ 広島版
>■シード校選出方法について
>春季大会において決勝に進出した2校を第一シード、準決勝で敗退した2校を
>第二シード、準々決勝で敗退した4校を第三シードとして選出しています。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~rojiura/menue/topic/grade/hs.htm

>勝てば夏のシードが確定するからだ。栃木県は春季大会のみの結果で夏の大会
>のシード校を決定する。秋季大会はおろか、選抜大会の成績も考慮されない。
>ある意味今大会の一発勝負であるといえる。
http://blogs.yahoo.co.jp/dreamingstream2006/32143129.html

>春季大会の重要性―その2― シード校は有利なのか?
http://www.geocities.jp/hamafan/colum2/no4.html


また,『春季県大会』に続いて『春季地区大会』もあります
この『春季地区大会』と『秋季地区大会』を
『地区大会』として通算して数えることもあるようです

>中国地区高等学校野球大会

>大会名は、「第○○回春季(秋季)中国地区高等学校野球大会」であり、大会回数は春・秋を通算して数える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83%E5%A4%A7%E4%BC%9A
>来春のセンバツ選考の重要な資料となる第61回秋季県高校野球大会兼
>第119回北信越地区高校野球大会県予選(県高野連など主催)
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/high/08autumn/toyama/archive/news/2008/08/20080830ddlk16050465000c.html
>九州地区高等学校野球大会(きゅうしゅうちくこうとうがっこうやきゅうたいかい)
>は、毎年10月下旬から11月上旬(秋季大会)と4月中旬頃(春季大会)に行われる、
高校野球の九州地区ブロック大会である。とくに秋季大会は、翌年のセンバツ
>出場を左右する重要な大会でもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83%E5%A4%A7%E4%BC%9A


これらの『春季大会』(県,地区)は,
朝日でも毎日でもない地方紙が主催,共催,後援している例がありますね

>21日に開幕する第56回県高校野球春季大会(県高校野球連盟主催、琉球新報社共催)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-141430-storytopic-2.html
>第62回徳島県高校野球春季大会(県高野連主催、県教委、徳島新聞社後援)
http://www.topics.or.jp/localSports/122545357765/2009/03/2009_12374289011.html

>春季四国地区高校野球県大会(四国新聞社後援)
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/baseball/index.htm
>春季地区大会組み合わせ決まる
>第118回北信越高校野球県大会(県高野連新潟日報社主催)
http://www.sport-nippo.com/news/details.php?t=baseball&k=4431



                                                                                                                                                              • -

見てみぬふりをするのが「大人の態度」 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月27日(金)08時34分10秒


勤務医が労働基準法違反だなんて、何も今に始まったことではなく
10年以上前から常態化していた話である。
それを今まで「ガサ入れしなかった」のは、
「見て見ぬふりをするのが大人の態度」だったからではないのか?

末端の現場に対して法律違反だなんだとあげつらうだけでは、
問題の根本解決にならない。
問題を指摘するなら、末端の病院でなく厚生労働行政そのものだろう。
末端を検挙しても、末端が混乱して悪影響が広がるだけである。

おそらく「全国の勤務医(※)の労働環境を変えてやる、そのためには妊婦の数人が
死亡しても構わない」という捻じ曲がった「正義心」を発揮した
監督署長でもいたのか?
全国の妊婦にとっては「いい迷惑」である。

マスコミもコメントを病院院長とか東京都に求めているようだが、
「国策勧告指導」を行った労働基準監督署にもコメントを求めるべきでは?

※セレブ病院である愛育病院にガサ入れしたのは、
 恐らく「愛育病院をあげてやれば、全国の産院に波紋が広がるだろう」という
 インパクトを計算してのことだろう。



                                                                                                                                                              • -

誤解されないようにいうと 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月27日(金)08時40分55秒


産婦人科の勤務状況の改善はしなくていい」のでは、勿論ない。
当然勤務状況の改善にマスゾエは走るべきだが、末端をいじめても逆効果だ、と言いたいのである。

もはや診療報酬の増額などの小手先改革ではダメだ。

専門科にかかわらず、医師免許を有するものは、開業医も整形外科医も全員、
一定年数強制的に産科・小児科・救急医に従事させる「徴医制」を導入するくらいの暴論でないと
もはや解決困難である。

PTSDに陥る危険性を無視してでも「徴裁判員制」を敷くことができるのだから、
国民の生命を守るために「徴医制」を導入するくらい、ワケないだろう。



                                                                                                                                                              • -

誰か単純な計算をしてくれ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月27日(金)08時58分53秒


1.日本における妊婦数
2.妊婦1人に対して必要とされる産婦人科医数
1.と2.の掛け算で、日本に必要な産婦人科数は算出できるはずである。

この数値が、実際の日本全国の産婦人科医数を上回っていれば、
マクロ的に「産婦人科医は絶対的に不足」しており、
どこかで必ず労働基準法違反をしないとやりくりできない計算になる。



                                                                                                                                                              • -

Re:単純な計算 投稿者:なかだ 投稿日:2009年 3月27日(金)17時14分2秒


>2.妊婦1人に対して必要とされる産婦人科医数

正常分娩だけなら、ひとりも必要ではありません。助産師のみで足りるから。
というわけで、単純な計算でもないと思います。



                                                                                                                                                              • -

(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)09時17分6秒


>正常分娩だけなら、ひとりも必要ではありません。助産師のみで足りるから。
>というわけで、単純な計算でもないと思います。
おっしゃるとおりで、高齢出産とか帝王切開はそれなりに人員を割くことになりますから、
そういう難しい案件も加味した加重平均です。



                                                                                                                                                              • -

マスゾエの理解不能な会見 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)09時21分34秒


結局、この会見、何がいいたいのか理解不能
労働基準法を厳格に運用するつもりなのか、弾力的に対応するつもりなのか。
〜〜〜
http://obgy.typepad.jp/blog/2009/03/o-o-183f.html
Q 愛育病院の件について受け止めを。
A これはわたしが厚生労働大臣で、両方、医師不足の問題と、労働者の権利を守ることをやっている。36協定というのがある。労働基準法に基づいて、休日や当直の協定があるので、やっぱり病院のほうも経営者というのはちゃんと管理者が知った上できちんと協定を結んで頂けば違法にならないことができる。
 まずそこから始まって、これは医療の現場が不足しているから違反をやるということを続けていけば、決して良くならない。
 やはり医師も生身の体でやっている。こんなに過酷ですよ、これは労基法に違反してますよ、従って是正してください。
 一生懸命いろんな手を使って医師不足に対応してきた。まさに側面射撃。そういう面からもこういう問題を解決しないといけない。たまたま厚生大臣と労働大臣1人でやってるので、過酷な勤務医の状況を改善する。そこは医師不足だから、そんなこと言われてもじゃない。みんな困った状況で頑張っているんだから、医師不足にも対応する。しかし現場で医師をやめなければいけないくらい、疲弊している勤務医を助けないといけない。いい方向へ向かっている第一歩で、そこから先はそれぞれの病院と東京都が話をして、私たちもいろんな面でお支えするし、例えば弾力運用を考えてくれ、というのは、聞く耳も持たないわけではない。あらゆる企業にたいして36協定どうするか指導をしている。
 いつもわたしが言っているように労働法制を社会に定着させる必要がある。36協定わかんないじゃだめ。働く人の権利を守ることを社会の礎にするような社会にしないといけない。そういうことを含めて全力をあげて勤務医の待遇をよくする、職場環境をよくする、医師不足に対応する。総合的にやるための一歩。前向きにとらえていただきたい。



                                                                                                                                                              • -

高齢者に「自らの財産のバランスシート」の作成を定期的に義務付けよ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)09時55分43秒


愛育病院の件は、まだ怒りがさめやらないが、キリがないので。

「ちきりんの日記」というブログに、なぜ高齢者向けビジネスがはやらないのか、という解説があった。
その中で、
「銀行や保険会社は、老後にこれくらいお金がかかりますよ、だから貯金(保険)しなさい」
という恐怖宣伝をしているが、逆宣伝がない、という指摘があった。

つまり、お金を引き出させる側の、たとえば旅行業者や不動産会社側が
「いやいや、金融業界は老後でこれくらい必要だと脅迫しているけど、そんなことないです、
 子供がいる場合は(ある程度扶養してもらえるので)そんなに必要ないですし・・・」
のような逆宣伝を本来すべきなのに、それがされていないから、
必要以上にお金を溜め込んで、結果1,500兆円になってしまった、という話で、
「なるほど」と思った。

>本来なら「そんなにため込まなくても老後は大丈夫ですよ。
>実際には日本人は死ぬときに平均○○万円持ってるんですよ。」とか
>「こういう工夫をすれば子育てにはそんな(金融機関が発表するほどの大金は)
>かかりませんよ」とか「実際のところ、一人暮らしより二人暮らしのほうが経済的には
>余裕ができるのが当たり前ですよ。だから結婚にお金がいるなんて変ですよ」とかいう
>キャンペーンを張るべきですが、まあ業界のばらつきも大きいしなかなか結束して
>そういう動きができません。で、結局は支出の中でのとりあいだけを行っています。

あと、なるほど、と感じたのは「高齢者は、案外、自分の資産を把握していない」というくだり。

>みんな目先の利子が安い安いといっているけど、50才以上の人が8割もっているという
>巨額の金融資産ってのは。若い人が持っている銀行の普通預金とは違います。
>多くの人が予定利率の高い保険や年金をもっているのに、いったいそれがいくらになってるのか
>誰も知りません。それがわかるのは本人が死亡した時で、えらいどっちゃり戻ってきて
>「ひえ〜、こんなため込んでたんだ、うちのオヤジ」といって55才の息子が驚きつつ、、、
>その財産を相続して自分の老後のためにまたもや貯金するんです。

企業だとこのようなことはありえない。
企業は会計年度終了時において、自らの資産(固定資産、流動資産、無形資産、金融資産・・)と
負債(未払賃金とか未払い費用の類を含む)を全て計算して算出します。
老朽化する資産については減価償却率を乗じて、株式債権は直近株価で計算し、
不動産については含み益・含み損を時価計算する、という念の入れようです。
(だから決算前には経理担当者は発狂する。公務員キャリアの方、よ〜く覚えておいてください)

しかし、個人は、と言えば、年間の「フロー」については確定申告等でそれなりに把握するが、
他方の「ストック」については、「法的に把握する義務がない」ので、積極的に把握しようと
動かない。

大金持ちでない「小金持ち」クラス、金融資産が5,000万円程度、なんて人も、
意外と自分の資産の全貌を把握していません。
「確か上場株式がA社とB社、野村證券投資信託が1,500万円、国債が500万円、
 郵貯が300万円、あとなんだっけ・・・」てな感じ。
実際には上場株式でC社の存在を忘れていたり、野村の投資信託は実は1,900万円だったり、
D保険会社の保険商品の存在を忘れていたりしています。

遺言状を作る際には、信託銀行マンあたりがアドバイスしてそれなりに全容把握ができますが、
遺言状を用意する人はまだまだ少数派です。

ここで実現不能な「暴論」を書きますと、たとえば「60歳」「70歳」「80歳」という
節目の年において、個人が自分の財産について、全て税務署に申告させ、
申告されていない資産は「所有権放棄したもの」として国が没収する、なんてトンデモ税制を
導入すれば、高齢者の皆さんは真剣に自らの財産を総点検するでしょう。
そうすれば、「あれっこんな定期預金ももっていたんだ。よしこれで海外旅行でも行こう」
なんて「発見」をしてくれたら、しめたものです。
また、こういう財産洗い出しを定期的にされると、社会全体としてもプラスです。
というのも、金融業界では相続による「休眠預金」が、農業では相続人不明による「耕作放棄地」が
大問題となっていますが、生前に財産チェックするクセが社会に身についていれば、
多少はそのような問題は少なくなります。

いかがでせう?



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ううむ 投稿者:なかだ 投稿日:2009年 3月28日(土)10時09分27秒


愛育病院の件は難しい問題だと思います。

産婦人科医師不足で労働条件が過酷になる ⇒ 結果産婦人科医のなり手がいなくなる

という悪循環もあるわけで。
ただ、この件も含めて、労働省と厚生省を一緒にしたのはまずかったのではないですかね。
マスゾエ氏のように一人二役をやらされてわけがわからなくなっている人がトップではどうしようもないなあ。



                                                                                                                                                              • -

そもそも 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)10時21分40秒


肝心の舛添さん自身、厚労省はデカ過ぎる、として、厚生・年金・労働の
3分割案を出しています。
http://news.goo.ne.jp/hatake/20090309/kiji3067.html

役人レクを1分で理解できる、という脅威のスーパー脳を持つ(と日経に書いてあった)
舛添氏にしても、やはり荷が重過ぎるのか。



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省の数 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)10時34分35秒


行政改革の一環として、橋本内閣が多少無理して省を統合したが、
本来は時代の要請に応じて増加もアリなんでしょうなあ。

高齢化となると、年金分野と医療分野が肥大化することは明白なので、
この分野がそれぞれ独立しても、そんなに不思議ではない。

労働行政は、社会保護的色彩が強い、ということで厚生省に引っ付いたのでしょうが、
これは別のセクション、たとえば総務省辺りにくっ付いても、そんなに違和感はない。
一番ストンとくるのは、新設予定の消費者庁に労働行政をくっ付ける案。

実際、時代によって省庁は変わるので、戦前は陸軍省海軍省が別立てで存在していた。
いかに当時軍のプレゼンスが高かったか、がわかります。



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労働省が単独で省たりえたのは 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)10時40分27秒


戦後直後は労働争議が頻発していたので、その対策をするには
単独の省が必要だ、という認識だったのでしょう。
「下手をすれば革命によって労働省霞ヶ関も全てひっくり返される」
という危機感の表れだったのです。

逆に言えば、スト権行使がレアになった80年代〜90年代には、
単独存立の意義は失われたのです。

・・・という流れでいえば、労働基準法自体、労働争議多発時代の「遺産」であり、
時代に適合していない、とも言えます。



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因みに 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)10時45分49秒


環境行政、たとえば自然公園の指定管理などは、環境庁発足前は厚生省が所管していたらしい。
時代が変わると、厚生省の一部門だった環境行政は一人前になり、
労働行政はソ連崩壊とともに厚生省の軍門に下ったわけです。



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毎日新聞、お前がいうな。 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)15時18分27秒


しかしこの件について、毎日新聞が「悪びれることなく」報道している厚顔無恥ぶりには
シャッポを脱いだ。
http://d.hatena.ne.jp/hokenshi/20090327/1238170175
より。

毎日新聞の根拠無きバッシング報道は、産科崩壊の一因とも言われていますが、
そんな毎日新聞が26日・27日に放った記事がすごかった。

◇周産期医療:現場負担、放置のツケ 愛育病院が指定返上へ 毎日新聞(2009.3.26)
愛育病院が、妊産婦や新生児にとって「最後のとりで」である総合周産期母子医療センター指定の
返上を東京都に申し入れた問題は、安心な医療体制を維持しようとすれば労働基準法を守れない
過酷な医師の勤務実態を浮き彫りにした。

放置のツケを批判してますが、おたくらは加速させてましたけど・・

◇余録:周産期医療の瀬戸際 毎日新聞(2009.3.27)
▲人の世の続く限り世界中の果物や豆の祝福を受ける母のつぶやきも絶えることはない。
そう誰もが疑わずにいる。それなのに、母親が安心して赤ちゃんを産める場所、
施設がどんどんこの世から消えていってしまうのはどうしたことだろう

奈良県南部の産科医療はおたくらが、潰しましたけど
とまぁ、酷いもんです。



                                                                                                                                                              • -

(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)15時24分3秒


以前毎日新聞は全国の取材網をカットして、サンデー毎日を埋めるだけの
精鋭取材陣に特化したほうがいい、と書いた。

が、このような記事↓を書くようだと、
「完全に消えてなくなってくれたほうが世のため人のため」のような気がする。

http://blog.livedoor.jp/tani_masaru/archives/51312437.html

>あの、外国人適当記事で話題になった毎日新聞が今度は詐欺まがいの片棒を担いでいるようです。
>その記事がこれ。内容は2.6Wの初動電力で3kWの発電ができるという、地球温暖化を救い、
>エネルギー問題を一気に解決する夢の「永久機関」です。



                                                                                                                                                              • -

東京マラソンはとっとと撲滅させるべきが小生の提言だが 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月28日(土)18時48分32秒


読売新聞も終わっとる。

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20090325
>>出産を今年7月に控えながら、完走を果たした岡田綾乃さん(36)(東京都練馬区)。
>>3年目でようやく出場権を得て、医師と相談して「無理をしない」という条件でスタートした。
>>途中、おなかが張ることもあったが、沿道では常に、夫の茂樹さん(37)が走りながら見守った。
>>ゆっくりのジョギングを貫き、6時間13分の“長旅”だったが、茂樹さん手製の金メダルを
>>首にかけられると、「一緒に頑張ってくれた赤ちゃんが、丈夫に生まれてきてほしい」と笑顔を見せた。

>参加資格に妊婦は不可とは書いてありません。しかし当たり前の話ですが、
>マラソンは激しいスポーツです。別に走らなくとも42.195kmを歩き続けるだけでも大変な運動です。
>タイムは6時間13分となっていますから、平均で1時間当たり7km進む必要があります。
>1分間に120m弱、1秒間に約2mです。これを6時間も続けられる事が条件です。
>妊婦にも適度な運動が必要ですが、42.195kmを6時間で走るのが適度と考えるのは無理があります。
>個人差を考えても無理がアリアリです。

>子供の事は夫婦の問題であり、他人が口出しする問題でないとの意見も出るかもしれません。
>それも考え方と言えない事もありませんが、それでは愚挙を称賛している読売新聞は、
>もう暴挙としか言い様がないと考えます。もう一度、読売記事の見出しを読んでください、
>女性ランナー輝いた…妊婦さん完走、赤ちゃんも頑張った
>妊婦ランナーを明らかに称賛しています。称賛するという事は、今後この記事に見習って
>妊婦ランナーが続出する事を称賛するという事です。妊娠7ヶ月の次は8ヶ月でしょうか。
>臨月ランナーが来年走れば大絶賛する気でしょうか。
>記者はマラソン取材で「こぼれ話からの美談を作れ」の指示を受けていたのかもしれませんが、
>愚挙が壮挙に見える感覚に信じ難いものを感じます。

因みに東京マラソンの開催日については別の面から疑問符が出されている。

>しかもこのマラソンの日は日本循環器学会最終日(於大阪)のため、在京の循環器医が普段より少なく、
>そもそも道路封鎖をしている上にお彼岸の時期で渋滞も予想され、緊急時の医師召集の導線も不安だったとか。
青梅マラソンにぶつけて創設されたこの大会の、運営自体にも問題があるように思います。



                                                                                                                                                              • -

エクスプレス券売機 投稿者:くろだ 投稿日:2009年 3月28日(土)20時45分27秒


> 言われてみれば区間指定券って制度があったような薄っすらとした記憶が・・・
> しかし、自動券売機ではなかなかそこまで細かい指定はできないと思います。

JR東海の駅で特急券・指定席券券売機いじり倒すと面白いですよ。
適当な条件入れると複数パタンが表示されて、乗換便も買えます。
しかもどちらかだけ指定席にすることも、両方することも可能。

一番びっくりしたのは、臨時格下げになったムーンライトながら
指定席券まで買えること。下手するとマルスいじってる駅員より高性能かも。



                                                                                                                                                              • -

省庁再編 投稿者:あじあ号 投稿日:2009年 3月28日(土)23時58分49秒


では、省庁再編の正解を書いて下さい。もちろん一つだけですよ。正解とはそいううことです。
そして、それが国民の過半数に支持されると思う根拠を教えて下さい。
というと、返事をもらったことがない。

ちなみに、省庁再編をもっと簡単にするように政令で省設置をするように
すべしという意見(枝野)があるが、行政法学者には、役所がどこかに行っ
てしまうとして反対する人もいる(意味がよく分からないが)。
なお、戦前は勅令(今の政令)で省を設置していた。
大正時代に農林省と商工省が別れた以降は、太平洋戦時期以降は、それほど
省庁再編はなかったようだ。
(太平洋戦時期以降に、鉄道省逓信省が再編(運輸通信省)され、電力が後の通産省へ移管。そのほか、バタバタありました。うろ覚えです。信じないでね。)
政令だから容易に再編できるというものではないのでは?



                                                                                                                                                              • -

臨時格下げになったムーンライトながらの 指定席券まで買えること。 投稿者:あじあ号 投稿日:2009年 3月29日(日)00時04分34秒


本当!乗りたいなあ。(実は乗ったことがない。)
体力的に無理だと家内が言うが。
まてよ、東京駅のJR東海の自動券売機でも大丈夫なのだね?



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えきねっと 投稿者:あじあ号 投稿日:2009年 3月29日(日)00時09分47秒


JR東日本の駅ならこれでムーンライトもネットで予約できますね。



                                                                                                                                                              • -

どーでもいいネタ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月29日(日)00時52分8秒


どこがやっているのか知らないが、「Jolt Q&A」という
質問サイトまとめサイトを発見した。

ここで
「お役立ち質問」
http://qa.jolt.jp/new_list.php

「最新の質問」
http://qa.jolt.jp/importance_list.php
を見ると、チャンネル源ががらっと変わっていることにびっくり。

「最新の質問」を見ると、アバウトな比率だが、
YAHOO知恵袋:okウェブ:はてな=9:11:1
くらいで、はてなは「存在していないに等しい」

しかし、「お役立ち質問」では
YAHOO知恵袋:okウェブ:はてな=1:1:3
くらいで「圧倒的に存在感がある」

つまり、知恵袋も、okウェブ(教えてGOO)も、
「どーでもいい質問」、S/N比が高い質問で埋められている、ということになる。

その点、人力検索はてなの質問は、それなりに内容が濃い質問が多い、ということか。

というか、知恵袋は「オールアバウトの専門家」(プロファイル)を回答陣に用意して、この惨状かい。
そもそもの質問の質が悪いのか。



                                                                                                                                                              • -

因みに 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月29日(日)01時02分39秒


「俗説」によれば、「はてな」は男性比率が高く、それも高学歴者が多いらしい。

一方、その対極に存在するのがミクシィで、学歴は知らんがネット系では一番女性比率が高い。

この2つ、足して2で割ればちょうどなのかも。



                                                                                                                                                              • -

最近 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月29日(日)01時34分24秒


「ちきりんの日記」にはまっている。
以前は極東ブログに、その次はSAPPORO LIFEにはまってたのだが。

最近の投稿で「国立大学削減案」とか「小金持ちは自分の資産のバランスシートを知らない」
のネタは、ここから来ています。

で、この日記のとりあえず2008年上半期だけナナメ読みしたが、面白いネタをいくつか。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080624

それはさ、多分1月だったんでしょ。成人式についてのニュースが新聞に載っていて、
ちきりんは当時(小学校4年〜)毎日2,3時間かけて新聞を隅から隅まで読むような子供で、
でそのニュースを見ていたら、横から父親がのぞき込んで、こう言ったわけ。
「成人式なんか意味ないで。そんなもん、選挙運動やからな」

これがね〜、ほんと、その時の父親の口調をそのまま再現できるくらいよく覚えてます。
びっくりして声がでなかったです。
そ〜なんだ〜!!!
って感じでした。
(中略)
でね、ちきりんは愕然としたわけよ。
「意味なくない??こんな毎日毎日、時間かけて新聞読んでても・・」と思ったわけ。
新聞には「成人式と選挙の隠れた関係」なんてなんも書いてない。本もよく読んでたけど、書いてない。
ものすごい「だまされた」感がありました。「こんなん読んでても、もしかして時間の無駄??」と。
(中略)
だから、どーしたわけでもない。翌日からもちきりんは毎日時間をかけて新聞を読んでいた。
でも、もう書いてあることを無防備に信じるちきりんではなくなっていた。
「こう書いてあるけど、ほんとのところはどーなわけ?」という視点で読むようになった。
そう、つまり、いわゆる「批判的視点」というのを手に入れたってわけ。(ゲームキャラか?)
あの父親の一言は、今考えても、とっても大きな意味があった、と思う。
もちろん、父親側にそんな意図はない。
父は単に自分が「あほらし」と感じていることを口に出したまでだろう。
そして、日々新聞を熟読し「“わかった気になっている”こましゃくれた娘」に
「んなもん読んでても世の中わからんで」と言いたかったのかもしれない。
子供はそういう体験を積み重ねながら育っていく。
おもろいよね、と思う。
こういう大人の「何気ない一言」が子供をいろんな方向に誘導する。

〜〜
小生はちきりん女史ほど新聞を熟読した訳ではないが、毛沢東死去のニュース速報をtvでやっていて、
その直後に届いた夕刊に何も載っていないことを見て「何故?」と感じたのが小2だった。

新聞はテレビよりニュースの時差がある、という当たり前のことに気づいた次第。

〜〜〜

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080617

もうひとつ、今回の地震報道を見ていて思うことがある。
「地方の復興」とはなにか?ということが問われていると。
(中略)
神戸の震災で、神戸の都市計画は100年進んだ、と言われている。
どこの大都市もそうだが、戦後復興の中で事実上なんの計画性もなくぐちゃぐちゃに
発展してきたというのが、日本の大都市だ。東京にも大阪にも消防車さえ通れない路地が山ほどある。
建築基準を全く守っていない建物が密集するエリア、もう誰も権利関係を整理できない地区がたくさん存在する。
神戸でこういったエリアは最初に火事の被害に遭い、そして消え去った。
民主国家の日本では都会では道路ひとつ引くのも30年仕事だ。
人が現に居住している土地を別用途で使用するのは並大抵のことではない。
しかし、震災はすべてを白紙からやり直せるチャンスを与えた。
だからといって東京に震災がきてほしいわけでは決してないが、少なくとも、もしも震災がきたら、
都市計画者は一気に「50年後に考えればよかったこと」を「今決めろ」と言われるだろう。
そして実は都会の場合、そういった「50年後の計画」は、もうすでに各自治体の「都市整備局」の
課長の引き出しあたりにきちんと入っている。大都市はたいていの場合、そういうプランをもう
何十年前からもっているんだが、全く実施のめどが立たないので放ってあるだけなのだ。
だから、もしも地震がきて、何もかもがぐっちゃになったら、一気にそういう計画は日の目を見る。
いやもっと露骨な言い方をすれば、そういった「机上の計画」が日の目を見るのは、
大震災が起こった時だけなのだと言ってもいいくらいだ。

ところが、である。
地方は反対なのだ。
プラン自体が存在しないのだ。これらの限界集落をどうするのか?この過疎村をどうするのか?
50年後に今の居住者の寿命とともに消滅するまま放置しようというのか、なんらか維持していこうとするのか、
なんのプランも行政にはない。村ひとつひとつについてだけではない。
地方全体に関して、どうしていきたいのか、というプランがない。
行政だけの問題でもない。住民にも、これらの村々を事実上支えている都会の納税者にも、
日本の中央官庁にも、どこにもその「ビジョン」がない。

〜〜〜
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080421

30代半ばの人で、誰もが知る有名企業に勤めているB君と話す機会があった。おもしろかった。
この年代はちきりんもよく“ロスジェネ”などと略しているが、
いわゆるロスト・ジェネレーションと称される世代です。大学を出たのが1994年〜2003年まであたり。
いわゆる就職氷河期に社会に出た人で、ニート非正規雇用の人が多いと言われています。
生まれが1970年代で、現在の年齢が30代ですね。

ところが「ロスジェネなんてありえない。むしろ“金の卵”ですよ。」とB君。

つまりこういうこと。彼の前後数年、併せて10年あたり、多くの大企業がものすごい勢いで
「採用を絞った」ということ。
そうね、それは知ってるよ。だからその世代に正社員になれずにあぶれている人が
多いわけでしょ。だからロストジェネレーションなわけでしょ。
ところが、ここにきて、多くの日本企業で「実質的な仕事の担い手」とされる「30代若手社員」と
いうのが全然いない。圧倒的に不足している、というわけ。「数年前からすごい景気がよくて、仕事は忙しい。
だからって新卒採用を増やしてもすぐに仕事ができるわけではないでしょう?30代半ばの働き盛り、
マネージャーとして独り立ちできる、一人前の人材が、圧倒的に不足してるんです。」

B君は続ける。
「しかも僕らの世代は、上の世代より“でき”がいいんです。一つ上の世代っていわゆる
バブル入社世代なんだけど、大学でも勉強してないし、社会に出る覚悟もしてない。
入社後数年の一番キモの時期に遊んで暮らしてる。成長してないんです。」
「ところが数だけは多いから、今になって皆困ってる。まずはポストが足りません。
部下がいない管理職とか、○○代理みたいな人がごろごろいる。でも部下がいないと、
人を育てる、評価する、動かす、というような、いわゆる組織スキル、管理職スキル、
もっといえばリーダーシップを鍛える機会が与えられないんです。」
「そんなポスト不足で成長機会不足の先輩世代と違って、うちの世代はポストが余るくらい人が少ない。」
「だから年齢不相応に重要な仕事が回ってきます。一つ上の世代だと40でやってた仕事が30歳で担当できるんです。」
「仕事は大変だけど、おもしろいしやりがいがある。経験値やスキルも上がります。」
「それに僕らの世代は就職時に大変だった記憶があるから、自分もちゃんと勉強してきてます。
英語も自費で勉強してるし、会計も週末に学びました。会社派遣で留学はしたけど、年齢的にも
もう外では通用しなくなってるバブル世代と違って、結構外のチャンスもあるなあ、って思えます。」
「正直、バブル就職組でなくてよかった、と思いますよ。」

〜〜〜
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080321

ある時、やはりその時もちきりんは“貧困”について考えていたのだと思うのですが、
その議論の一環として、とある人に「ホームレスになる人の原因にはどんなものがあると思うか?」
という質問をしたのです。議論のためにね。
そしたら・・たまたま話していたその人は、なんの迷いもない口調で
「ああいう人の大半は在日と部落の人です。」と言い切った。
この時はもう、本当にすんごい衝撃で、今でもその時のことをビビッドに思い出せるくらい
ちきりんは驚いた。まさに話者と自分の隔絶を鮮烈に感じた瞬間でした。

何に驚いたってさ、まず第一にこの話者の人は、聞き手がそのどちらかの集団に属する可能性、
というのを、完全に排除しているという点ですごいな、と思いました。
いやそれとも、話者がその集団の人であっても、気にせずこういうことを言うのであろうか?
たとえばちきりんの名字が“朴”とか“金”であっても、この発言をするんですかね?
これ、どっちにしてもすごいな、と思ったわけです。だって聞き手がそういう集団の人では
ないという前提があるとすると、それはどこからでてくるかというと、
「自分=話者の周りには“そんな人”はいないはずである。」という前提があるか、
もしくは、「この聞き手は、“自分が思うそういう人の類型”に入っていないので、
そういう人ではないはずである。」と確信しているということでしょ。
これどっちもすごい前提ですよね。自分の属する組織は“きちんと”そういう人を排除しているはずだ、
とでも思っているのだろうか?それとも、“そういう人の類型”というものが存在しており、
自分はそれを“わかるはず”だとでも思っているのであろうか?
(中略)
もうひとつはね、社会問題に関する意識というか、興味のレベルが全然違うんだな、とも感じました。
この人は「ホームレスの理由はその出自にある」と断言したわけです。
これは、その理由には経済的な理由や、セーフティネットなどの社会制度の理由などがあり、
そういうことを変えることでホームレスを減らせるのではないか?と考える思考とは全然違うでしょ。
その人の断言の仕方は、裏返せば「その二種類の人がいなければ、日本にはホームレスは
存在しなくなります。」って言っているのに等しいのだからね。
まじ?
本気でそう思ってる?
(中略)
だって断言すると「議論が成り立たない」でしょ。しかも制度ではなく歴史要因や出自に
理由をもっていって断言されると、会話が終わっちゃうわけです。
「そのことは議論する余地も意味もありません。」とこの発言者は高らかにちきりんに宣言した。
この人にとって「人がホームレスになる理由」は「知識問題」であり
「何が理由ですか。AとBです」という話であって、“議論する対象事項”ではない、ということなんです。
このことに、ちきりんは一番驚いたのだろうな、と思います。



                                                                                                                                                              • -

労働省のことなど 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年 3月29日(日)02時47分11秒


> 労働行政は、社会保護的色彩が強い、ということで厚生省に引っ付いたのでしょうが、

『ということで』なんて推察しなくても、元々厚生省から分離独立したのだから、元の鞘に納まっただけのこと。
『別れても好きな人』だったということか。

> これは別のセクション、たとえば総務省辺りにくっ付いても、そんなに違和感はない。

労働省も、総務省の本流中の本流たる旧自治省も、元をただせば内務省にまで遡るのだから、確かにそれほどの違和感はない。
むしろ、太政官時代の工部省電信局に遡ることができる情報通信関係部局が経済産業省でなくて総務省の中にあることのほうが違和感は大きい。

> 戦後直後は労働争議が頻発していたので、その対策をするには単独の省が必要だ、という認識だったのでしょう。

社会党出身の片山内閣が作った。

> 逆に言えば、スト権行使がレアになった80年代〜90年代には、単独存立の意義は失われたのです。

今、厚生労働省の本省内部部局を見渡して、かつて労働省の筆頭局であり、その局長は次官待機ポストだった『労政局』に相当する局が見当たらない。
かろうじて、政策統括官がその機能を引き継いでいるのだが、内閣府の政策統括官とは異なり、他省の政策統括官は局長級とは言っても初任局長ポストであり、比重は重くない。

> 環境行政、たとえば自然公園の指定管理などは、環境庁発足前は厚生省が所管していたらしい。

『らしい』というのが、いかにも世代間ギャップを感ぜざるを得ない。
4大公害事件などが紙上をにぎわせ、アメリカのEPAのような役所を作るべきだなどという論調のさなかに暮らしていた人間としては、隔世の感がある。
かつて厚生省には国立公園局というのがあった。
佐藤首相の強力なリーダーシップのもとで各省庁一律1局削減が断行されたときは、国立公園部に格下げされた。
環境庁発足の際、林野庁の鳥獣保護課がもっていた業務の一部など色々とかき集めて、自然保護局という名前で局に戻れた。
ただ、環境行政分野の何から何まで厚生省だったわけではない。

> 労働行政はソ連崩壊とともに厚生省の軍門に下ったわけです。

軍門にくだったわけでもあるまい。
橋本行革の『大くくりの役所』という流れの中で、元々縁のあった親戚の厚生省と縁組したということだ。
当初は『労働福祉省』という仮称になっていたので、小泉純一郎厚生大臣など厚生族が反発し、結局、小渕総理の裁断で現名称になったのだ。

> なお、戦前は勅令(今の政令)で省を設置していた。

天皇大権に属していた。

> 大正時代に農林省と商工省が別れた以降は、太平洋戦時期以降は、それほど省庁再編はなかったようだ。

『・・・以降は、・・・以降は』というのは文意が通じない。
おそらく『・・・以降、・・・までは』が正しくはないか。
農商分離のあと開戦前の再編としては、他でもない厚生省の新設がある。
内務省の社会局と衛生局とが母体となり発足したのだが、それ以外にも保険行政の一元化をめざしていた。
つまり、社会保険のほか、民間保険(生損保)の監督行政も傘下に置こうとしたのだが、強い反対に遭って実現しなかった。
結局、逓信省の簡易保険の運営を移管し、厚生省の外局として発足した保険院では、社会保険と簡易保険とを所掌した。
逓信省は簡易保険の契約募集など第一線業務のみが残留した。
次第に効率の悪さが出てきたので、簡易保険の業務は逓信省に一元化することになった。
2年程度は簡易保険の所管が厚生省と逓信省とに分かれていたわけだが、現在、かんぽ生命保険(株)の商品を、郵便局(株)の社員が販売しているというのと似たような話だ。



                                                                                                                                                              • -

(無題) 投稿者:なかだ 投稿日:2009年 3月29日(日)06時25分18秒


>情報通信関係部局が経済産業省でなくて総務省の中にあることのほうが違和感は大きい

これはここでも以前書きましたけど、日々痛感させられております。
要するに、郵便事業に引っ張られて総務省に取り込まれてしまったのですね。
郵政省を解体する際に、どうして経産省側に行かずに総務省側に行ってしまったのか、本当に理解に苦しみます。



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戦前期省庁再編 投稿者:あじあ号 投稿日:2009年 3月29日(日)10時25分7秒


>『・・・以降は、・・・以降は』というのは文意が通じない。
>おそらく『・・・以降、・・・までは』が正しくはないか。
そのとおりです。紙で打ち出さないと画面上ではよく間違えます。
厚生省はうっかりしてました。昭和13年設置です。
先週厚生労働大臣室で2日間、それぞれ2時間ほどしゃべってましたが、
「厚生」(書経に由来するらしい)と書いた書が掲げられてました。
でも、「労働」はいいのか?どっかに掲示はされているのかな?



                                                                                                                                                              • -

Re: 最近 投稿者:くろだ 投稿日:2009年 3月29日(日)11時03分27秒


>> そう、つまり、いわゆる「批判的視点」というのを手に入れたってわけ。

> 新聞はテレビよりニュースの時差がある、という当たり前のことに
> 気づいた次第。

手に入れたものにえらい差がありますね...



                                                                                                                                                              • -

れ:新聞 投稿者:まる 投稿日:2009年 3月30日(月)03時19分1秒


毛沢東死去の時、私は同じく小学2年生でテレビでアニメの「カリメロ」を見てたら
中年の男性アナが突然登場し、臨時ニュースに切り替わってしまったのを鮮明に覚えてます。
父親が「毛沢東が死んだんやって」と家族中に言いまわっていました。
子どもだった私はニュースの重大性がよくわかってなかった(今でもイマイチよくわからんが)。
キムイルソンが亡くなった時でもそんなに大きく扱われなかったし、
現職の大平総理が亡くなった時もあんなに大きく扱われていなかったと思う。

それからしばらくして、小学4年生くらいのとき、モーツァルトが天才作曲家だったと
話が出て、「この前、死んで臨時ニュースになってた人か」と言ってしまい、
大人全員に「それは毛沢東じゃ」と突っ込みをうけたのであった。

今でも「毛沢東モーツァルトを混同していた」ことをネタにからかわれている。



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追記 投稿者:まる 投稿日:2009年 3月30日(月)03時27分2秒


ちょうど小学2年生のとき、社会科のドリルで
「新聞が朝早くに届けられる理由を書きなさい」ってのがあって、
テレビ欄が新聞の最重要記事だと思い込んでいた私は
「テレビが朝早く始まるから」と答えたが、○はもらえなかった。

先生は「出来事を早く伝えるため」だか「出来事を早く知りたいから」
みたいなのを模範解答としていたが、それだったら前の晩に届けても
いいじゃないか、そんな答えでいいのかと一人突っ込んでいた。

他にも社会科のドリルで
「交番(の入口の上に)に赤ランプがついているのは、何のためですか」と
いう問題があった。先生はなぜか知らんが、正解を教えてくれなかった。
授業中に不規則発言で質問した子がいたが無視していた。

30年以上たつが、模範解答が何なのか、いまだに腑に落ちないでいる。
姫路市教育委員会作成の小学2年生社会科ドリルだった。



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参入容易業界 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)18時41分6秒


つくづく、不動産は他業界と違うと思う。

いろいろな違いがあるが、最大の違いは
「参入障壁がゼロに等しい」という点。

貸ビル業の場合、ビルを所有している必要があるが、
マンション分譲業の場合、ゼネコンに作らせればいいのだから、
単に資金調達力とコーディネート力、商品企画力が
あればいいだけである。
不動産仲介業にいたっては、事務所1つあれば開業できる。
供託金さえ用意できれば、それ以上の資金調達力も不要である。

この業界ほど、「安易」に参入できる業界はない。
例えば鉄鋼業とか鉄道業に参入するのは至難の業だが、
不動産業に参入するのは、たやすいことだ。
自身が宅建資格持っていなくても、資格持っている人を採用すれば
いいだけの話。

なのでこの業界、「某不動産会社をやめて、独立して開業」という話が
横行している。
上場不動産会社でも、相当な比率で「バブル以降に独立して設立された会社」が
結構なウェイトを占めている。
要は「人脈さえあれば」だれでも開業できる(逆に言えば、人脈がないと成功は難しい)業界で、
そのために業界の結束なんてなきも同然だし、だからカルテルを結ぶなんてこともしない。
マンション販売現場は、値下げの出血合戦となる。



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(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)19時01分3秒


1.
亀ネタだが、厚生労働省が不特定が出入りする公共スペースの全面禁煙を検討しているらしい。

例えば鉄道とかを規制した場合、ヘビースモーカーは鉄道でなく自家用車を利用するようになるのではないか?
となると、紫煙は少なくなるが、排ガスが増えるわけで、トータルの環境は悪化すると思うのだが。

2.
アラサー、アラフォーについて「アラフィフ」の雑誌が注目されているらしい。
しかし、「アラフィフ」雑誌の悩みは
「読者が付いていて、広告効果も期待できる、という説明しても
 クライアントがあまり動いてくれない」ことらしい。

「どうしても、アラフォー、アラサー、いやもっと若い世代の雑誌に出稿したがる」らしい。

「広告担当者は、心理的にオバハン相手の雑誌、ということで敬遠しているからでないか?」という
解説があるが、さて。



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B級ネタ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)19時11分56秒


この掲示板に掲載しているネタ(特に発電関係とか農業関係とか)は、
まあ言ってみれば「B級ネタ」を掲載しています。

平日温泉発電とか、温泉排水発電とか、温泉バイナリー水力発電とか、
どうぞどうぞ、誰でもアイデアを盗んでください。
(是非実現してください)

http://blog.canpan.info/ishikawa/archive/391

>開発可能値は一つの理想的試算に過ぎない。
のような寝言を言っている人もいますが、
経産省は20年に120万kw程度、30年には190万kw程度まで開発可能と試算。
これは「既に基本プランができていて、ウェイティング状態」の地熱発電容量の合計値でしか過ぎない。

環境省の国立公園へのコントロール掘削の認可や、
RPS法対象指定がなされれば、「まず確実に事業化できる数字」である。

これ以外に、産総研辺りで進めている「通常型の温泉発電」や、
小生提唱の平日温泉発電・温泉排水発電・温泉バイナリー水力発電
実現できれば、経産省試算の数倍にまで地熱発電容量の伸びは可能。

実は飛躍的に発電容量がアップする「A級ネタ」を隠し持っているんですが、
それはまだここには書けない・・・



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地熱2題 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)19時20分27秒


1.アメリカで地熱発電開発が盛んなのは、軍事的思惑も
  あるのでは、という情報がある。

  要は空爆・テロ(航空機突っ込み)や、それこそ核攻撃の際に
  地中に埋まっていればダメージが少ないから、という理由。

  日本でも、東海道線の電化が遅れたのは軍部が
  「空襲時に輸送できなくなる電化に反対したから」という話もあるが、
  やはり電力と軍事はリンクする。

2.そんなに熱水採取がイヤなら、熱電変換素子なら文句ないでしょ、温泉業者の皆さん

  温泉業者が地熱発電に「いちゃもん」をつけるのは、
  「貴重な熱水を奪われてなるものか」というのが「根拠」となっている。

  ・・・であれば、熱「水」を奪わずに、「熱」だけ奪えば文句ないでしょう。

  具体的には、熱水貯留層に向けてボーリングし、
  その中に熱電変換素子を挿入し、温度差で発電する。

  タービン発電よりは効率悪そうだが、温泉業者の反対は理論的根拠を失うし、
  地熱発電につきものの熱水貯留層の減衰という問題を回避できる。

  ・・・草津町はボーリングそのものに反対している?
  つきあいきれない・・・



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農家のフランチャイジー化(FC化) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)19時25分19秒


【農家のFC化とは?】

・FC本部が、農家に対して
 「種」(又は苗)「肥料」「ノウハウ」「販路」「農機具」を提供

・農業の事業主体は、あくまで農家
 (参考:農業法人による農業では、事業主体は
  農業法人であり、農家は「従業員」となる)

・FC本部として食品会社や種苗会社等の大会社を想定

・一定品質の確保が求められる。
 FC本部による抜き打ち検査等行なう

【従来の個別農家農業の問題点】

・零細、プレーヤーが多すぎる

 例えばミカン農家、リンゴ農家、キャベツ農家・・・で
 日本全国にそれぞれ1万戸以上存在している。

 一方、自動車メーカーは国内で10社程度、その他工業製品も数社で
 寡占されている。

 農業の場合、プレーヤーの数があまりにも膨大で、市場をメーキングする
 メガプレーヤーが全く不在なので、市場が混乱したままで秩序が形成されない

・栽培ノウハウの共有化ができていない

・消費者から見た場合、ブランド化がなされていないので、
 安心できない

【零細脱却のための「農業法人化」が失敗する理由】

・農家からすれば、土地を農業法人に明け渡すことになり、
 抵抗が大きい

・現状の農業法人化・・地域の農家数戸がまるごと法人に移行して、規模大規模化を目指している
 ⇒無農薬農法や新作物のように、「A村で賛同する農家が1戸、B村で賛同する農家が1戸・・・」のような
 場合の集約化には適さない

【農家から見たFC化のメリット】

・土地所有権を手放す必要がない
 (独立自営が保てる)

篤農家の栽培技術、最先端の栽培技術、最新品種を導入できる

・販路の心配をしなくて済む

【FC本部から見たFC化のメリット】

・農地の手当てや農業法人設立の手間を掛けなくて済む

・自社の農法に賛同する農家が「全国に散らばっている」場合でも、
 自社ブランドの農作物を大量供給できる。
 (例:FC契約農家が、新潟県に4戸、栃木県に2戸、静岡県に3戸・・・)
 むしろ全国に散らばった方が、天候リスク等をリスクヘッジできる。

【消費者から見たFC化のメリット】

・例えば「カゴメのみかん」とか「味の素のブロッコリー」、
 「サトウ食品コシヒカリ」があれば、農作物への信頼が生まれる。
 (ブランドへの安心感)

【FC化の課題・ネック】

・現状の農業の課題の一部を放置することになる。
 (農地の大規模化・集約化・担い手の高齢化は解決しない)

・天候変動リスク
 全国一斉に不作になった場合、予定量が確保できない


・・・とここまで書いて気が付いた。
「これって、契約栽培と何が違うのだろうか?」



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個人所有車のカーシェアリング 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)19時29分31秒


法律の関係なのかどうか知らないが、日本のカーシェアは、
運営会社が所有している乗用車のシェアリングが基本となっている。

個人が所有するクルマについても、「自分が使わない時間帯に、他人に貸して小遣い稼ぎ」という
ニーズが存在しているのでは、とも思い、これは新事業ネタになるのでは、とも思ったが、

「先を越された」
http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000003996

先を越された以上、守秘している必要もないので、ここで公開としてしまおう。



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不動産業界 投稿者:なかだ 投稿日:2009年 3月30日(月)22時40分0秒


>この業界ほど、「安易」に参入できる業界はない。

そういいきってしまう根拠は?
そりゃあ鉄鋼業とか鉄道業などの設備産業に比べたら参入は容易なのは明らかでしょうが、他のいかなるサービス業と比べても容易に参入できるのでしょうか?

たとえば、よく聞く話では、美容院の開業は簡単だということだそうですが、比較してみました?



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対美容院比較 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月30日(月)23時15分9秒


数字を以って比較した訳ではありませんが、美容院といえども
美容院用の機材を購入(又はリース)する必要があり、
装置産業」であるともいえます。

あと、美容院業界で東証上場ってさほどないですが、不動産業界で
東証上場ってのはけっこうあり、そのかなりの部分は
「不動産会社を退職した有志が設立した会社」だったりします。
つまり、設備がなくても上場規模にまで急成長させられやすい。



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だから 投稿者:なかだ 投稿日:2009年 3月30日(月)23時33分39秒


「たとえば」美容院といったのであって、装置を必要としないサービス業
だって他にあるでしょう。不動産業の場合、売ったり貸したりする「土地」
はどこから持ってくるのでしょうか?



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占い業などは 投稿者:なかだ 投稿日:2009年 3月30日(月)23時35分4秒


いかがですか?



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毎度のことながら 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年 3月31日(火)00時53分4秒


> というと、返事をもらったことがない。

案の定でしたね。



                                                                                                                                                              • -

まる先生 他 投稿者:あじあ号 投稿日:2009年 3月31日(火)03時09分2秒


>「これって、契約栽培と何が違うのだろうか?」
はい、契約栽培の一つのパターンです。
>「新聞が朝早くに届けられる理由を書きなさい」
面白い、新聞記者に聞いてみよう。正解は何でしょうね。
出勤前に読むためかな。テレビ欄を見るためというのは笑えるが、
実は新聞記者もテレビ欄が一番読まれるのは知っている。
問題は、それ以外の欄が、読まれもしないのに、何とか新聞全体の
コストをまかなえる状態だったのが、だんだん難しくなりつつあるらしい。

東スポみたいな内容しか流さない媒体しか大多数の人が読まない社会がくるかも知れない。知恵袋なんて、むちゃくちゃなことも多いが、ネット上で、ただで提供されるし、正否なんて分からないことも多いので、まともに費用をかけた情報が流れなくなる。
考えてみれば、新聞がひとつもない社会だってあってもおかしくないのだ。



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Re: 参入容易業界 投稿者:くろだ 投稿日:2009年 3月31日(火)08時18分33秒


> この業界ほど、「安易」に参入できる業界はない。
> 例えば鉄鋼業とか鉄道業に参入するのは至難の業だが、
> 不動産業に参入するのは、たやすいことだ。

山万や住都公団が鉄道業に参入してるのを考えると、
単純に「鉄道業は施設の単価が高い」だけなのでは。



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(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月31日(火)20時15分38秒


>「たとえば」美容院といったのであって、装置を必要としないサービス業
>だって他にあるでしょう。不動産業の場合、売ったり貸したりする「土地」
>はどこから持ってくるのでしょうか

「仲介」の場合、A社からB社への土地譲渡を、C社が仲介する、という感じなので、
C社自身は土地を手当てする必要がなく、その意味では商社に近いのかも。

しかし、商社の場合、社員が独立して新会社、という話はそんなに聞かないが、
不動産の場合そのような話が横行していて、かつそのような「ぽっと出」の
会社でも数年後には上場している。

>占い業などはいかがですか?

確かに占い業や「宗教産業」には負けるが、あれは「産業」なのだろうか?
東証一部上場 創価学会 株価3,560円 前日比40円高
なんて面白そうだが。

>山万や住都公団が鉄道業に参入してるのを考えると、
紀州鉄道」なんてのも「鉄道業に参入」といえるのかしらん。



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(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月31日(火)20時48分36秒


1.森田健作

あの人、なぜ92年の参院選で「連合」から出馬したのだろうか?
全くナゾだ。

2.リフォーム保険

家を新築したりリフォームしたりした際に、その後不具合が見つかった場合に、
修理をしてくれるような保険、というのは、世の中にありそうな気がするか、
あまりやはっていないのは、なぜ?
請負主が月1,000円とか掛け金を支払う形で、感覚的には火災保険に似ています。
(業者の方が瑕疵担保責任として補修してくれればいいが、アーバンエステートのように
 倒産したら元も子もない。)

3.裁判所の適正配置

東京地裁は、当然のことだが訴訟件数が日本一である。
一番少ない地裁は、鳥取地裁なのか釧路地裁なのか知らないが、
「1件の格差」は、人口だけで考えても20倍はある。

東京に企業本社が集中し、企業の約款・契約書等に
「本契約に係わる係争は、東京地裁を管轄裁判所とする」の
類の規定が設けられることが多いから、実際にはもっと
格差があるのだろう。

これだけ「1件の格差」が広がって、いいんかいな?

単に件数だけ眺めていれば「千代田地裁」「世田谷地裁」「三鷹地裁」のように
都内に20箇所は地裁を設けてもいいという気もしなくもない。



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事業クジ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年 3月31日(火)21時27分35秒


暴論

リスク比率は高いが、社会的には実施することが望ましい事業、というのが存在する。

石油の掘削とか、地熱発電掘削とか、風力発電とか、あるいは植物工場への投資とか、
農業圃場整備とか、基本的には公共事業色が強い事業だろう。

こういう事業への投資をストレートに募集すると、
「100万円を出資して、10年後に1,000万円が戻ってくる」とか、他方で
「100万円を出資して、10年後にスッカラカン」とか、「当たり外れが大きい」

そこで暴論。

「10年後にどの事業の分配金をもらえるのかは、運次第」という
「事業クジ」を発行する。

例えば、額面1万円の事業クジを購入する。
末尾下2けた番号が「23」だったとする。

10年後、「事業クジの抽選」が行われて、
「末尾下2けた番号が23の人は、高知沖メタンハイトレード掘削事業の配当金が貰える」
ことになり、1万5,000円が戻ってくる。

末尾下2けた番号が「49」だった場合、
10年後、「事業クジの抽選」が行われて、
「末尾下2けた番号が49の人は、津軽海峡潮流発電の配当金が貰える」
ことになり、2万5,000円が戻ってくる。

末尾下2けた番号が「70」だった場合、
10年後、「事業クジの抽選」が行われて、
「末尾下2けた番号が70の人は、関越自動車道の振動力発電の配当金が貰える」
ことになったが、振動力発電の事業化がうまくいかなかったので戻り金がゼロになった。

末尾下2けた番号が「96」だった場合、
10年後、「事業クジの抽選」が行われて、
「末尾下2けた番号が96の人は、成田市植物工場事業の配当金が貰える」
ことになったが、そんなにうまくいかなかったので、戻り金は額面割れの8,000円に留まった。

・・・・つまり、本来の投資であれば、投資先の事業性を綿密に分析して出資の可否を決めるし、
株式形態の出資であれば株主として発言権も有することになるのだが、
そのような「経済学の教科書」を全く無視して、「投資家と投資先を分断して、クジ運でしかリンクさせない」
のである。
しかし、純粋な宝くじが「期待値が必ず額面割れ」なのに対して、この「事業クジ」は
基本的には「事業への投資」なので、「期待値は恐らく額面よりプラスになる」
と思われる。
つまり、下2ケタを連番で100枚購入すれば、運任せの要因は排除され、
投資利回りは「対象100事業の平均収益性」と等しくなる。

なんでこのような訳わからないクジを思いついたか、と言えば、
経済学の教科書がいう「投資家が投資先を吟味していけば、リターンはそれに応じてついてくる」という
ドグマが、少なくともハイリスク事業においては当てはまらないのではないか、という素朴な疑問が出発点である。
実際、敏腕トレーダーの資金運用より、「乱数関数が適当に銘柄セレクトして運用した方が、
運用パフォーマンスが良好」という数字を見ていると、「投資先分析って、やるだけ骨折り損じゃん」と
思ってしまう。

そして、「投資先を分析するために必要は環境整備」に、実は相当な社会的コストが
払われているのである。
上場コストとか、報告書送付コストとか、監査法人コストとか。
であれば、下手に分析をさせるより、10年間分析部分を「ブラックボックス化・非可視化」して、
「収益結果は運任せ、なので分析なんて全く意味ないよ〜ん」とした方が、
かえってトータルの収益期待値は上昇するのではないか、という「パラドックス」が
成立するんじゃないか、と思う。

勿論、運用先会社がモラルハザード化して、折角集めたお金を無駄遣いしては
意味がないので、そうならないような方策は考える必要がある。
ただ、モラルハザードに対する監視人は、従前の経済教科書で出資者が
勤めていたのだが、「そうでなくてもいいんでないかい?」と思うのである。

相当ギャンブル性が高い商品だが、同様のギャンブル商品であるパチンコは
一説では30兆円市場だそうだ。
であれば、「そのおこぼれを貰って」も、1兆円は見込める気がするが。

少子化対策様が見たら気絶してしまうような暴論だが、いかがだろうか?



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森田健作氏 投稿者:う〜ん… 投稿日:2009年 3月31日(火)22時54分20秒


管理人さんへ

森田健作氏の参議院出馬は当時民社党の委員長を務めていた大内啓伍氏の要請によるものでした。
ただ民社党は単独で候補者を当選するだけの力が無かったため社会党公明党に推薦を要請。相乗りする形で「連合」候補となったのです。
大内氏民社党解党後は新進党に参加せず自民党に移りましたが、森田氏もこれに同調した形で自民党に入ったのです。



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