ビジネス・経済ブレーク79・メガバンクは仕組み定期を「キワモノ」

ビジネス・経済ブレーク79・メガバンクは仕組み定期を「キワモノ」扱いするな
(なんでも掲示板 06年11月 投稿済)

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仕組み定期 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:11月18日(土)17時19分23秒


金融庁が仕組み定期への監査を強化するらしい。
仕組み定期とは
「通常定期預金と違って、解約時に莫大な違約金が取られたり、
 そもそも解約を認めてもらえない定期」である。

なかには
「当初4年間ですが、銀行都合により期間を4→8年に延長します
 (顧客側には拒否する権利はありません)」とか、逆に
「当初10年間を予定していますが、5年経過後はいつでも
 銀行側で打ち切ることができます。
 (顧客側に拒否する権利なし、10→5年)」のような仕組み定期もある。

いずれも金融デリバティブの賜物であり、その分金利がダントツに高い。

金融庁の指導は、「解約時違約金の表記を目立つようにし、
事前説明をしっかりしろ」ということらしい。

事前説明は当然だが、なぜこの種の定期をメガバンクは手がけないのか?

3大メガバンクはこの種の定期をキワモノ扱いし、商品開発を怠っている。
現在手がけているのは新生銀行あおぞら銀行、東京スターなどである。
(最近地銀も手がけているが。びわこ銀とか鳥取銀行とか。)

「解約不可でいいから、安全性商品で利回りの高い商品」というニーズは
必ず存在しており、3大メガバンクの姿勢はそれに背を向けていると思うのだが。



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