資産棚卸してくれるカジュアルFPサービス

最近フェイスブックをご無沙汰しているので、試しにツイッターと連携設定してみた。うまくいくか?

どうやらフェイスブックとの連携設定に成功したようだ/あまりバカな投稿ができなくなっちゃったじゃないか

フェイスブックの投稿はせいぜい3か月に1回だったが、ツイッターは1日10〜50のペースでツイートしているからなあ。連携するとタイムラインがすごいことになりそう

まあ、今更ツイート自粛するのもヘンなので、このままのスタンスで突き進む/ツイッターで『田村秀の『自治体崩壊』を読破した後、沖有人の『50歳からのご自宅戦略ABC』を読んで読書疲れした、夏目漱石辺りに読書先を変えたい』とツイートしたが、結局沖氏の本も読破しちゃったじゃないか

以前ツイッターで『沖有人の本は、基本的に不動産屋なら誰でも知ってることを書いている』と書いたが、知らないネタもあったな/信託協会の2012調査によれば、『相続が発生しそうな親世代で、自分の不動産資産や金融資産の全容を知らない人が8割を占める』らしい。これは自分も知らなかった

確かちきりん女史も、『1,700兆円の金融資産を持つ高齢者は、意外と自身の金融資産不動産資産の全容を把握していない』と言ってた/日本人の金融リテラシー云々以前に、日本人のそれも高齢者は『自身の金融資産の棚卸作業を、してない』

@haruboo0 まあ1週間試してみて、不自由感じたら連携解除してみます/フェイスブックだとヤバそうなネタは、はてな匿名ダイアリー(増田)にでも行って投稿します

話を戻すと、確か1か月前だったか、自民党が『遺言状促進税制の導入』なんてニュースがありましたが、これは結構いい政策。こういうのがあると、高齢者は『自身の金融資産の棚卸作業』をするキッカケにもなるし、その結果、漫然と定期預金に寝ていた資産が活用されることもあり得るのです

あと、厚生労働省は『かかりつけの医者を持ちましょう』なキャンペーンしてますが、それと同様に、『かかりつけのFP(ファイナンシャルプランナー)を持ちましょう』なキャンペーンがあってもいい。特に一部上場企業クラスの社員で、50代になって金融資産がそこそこな人は

で、FPが定期的に(年に1回)、金融資産の『棚卸作業』をしてくれるようにするとか/以前読んだソニー銀行の本で、ソニー銀行のホームページには『(他の金融機関も含めた)総合金融資産一覧機能がある』と読んだことあるが、本当かな?

沖有人氏の持論は『金融資産と不動産資産を別々に考えずに、ワンストップで考えるべきです』/となると、ソニー銀行のワンストップ金融資産一覧機能に、不動産時価評価も加えるべき、となる。ソニー不動産がその役割を果たすのかな?

金融資産の棚卸で思い出したが、先日キヤノン株とトヨタAA株を買った野村證券から『資産運用のお考えについて、お聞きしたい』と手紙が来たが、昨日留守電まで掛かってきた/さて、金融資産の全貌を明かすべきか、それとも隠すべきか?/つまり、野村證券を『かかりつけFP』にするか?

ツイッター側は兎も角、フェイスブック側に野村證券の関係者がいるのかも知れないが、もうそんなことでいちいち投稿を自粛するのもメンドウなので、このまま投稿を突き進むとしよう/先述の『かかりつけの金融FP』って、理想論としては、金融機関から一歩引いた、独立な存在であるべきなんだろうな。

@tsuyu2011 大した資産はないですが、変な投資信託を売り込まれるのはイヤだ。ましてやラップ口座の売り込みとか/そもそも投資信託そのものを信用してないし。自分で選んだ株式債権だと、失敗しても諦めが付くが、あったこともないファンドマネージャーの失敗に巻き込まれるのはバカらしい

ただ、金融機関から独立したFPを『かかりつけFP』にするとして、いかに彼らに『手数料を落とさせるべき』か、制度設計が難しい。資産かでもない平凡な個人として許容できる『かかりつけの手数料』って、せいぜい年間数万円程度だろう

野村證券側は、「新宿次郎さん(ツイッター界のハンドル名)は、きっと資産が数億円もおもちなんだわ(はあと)」と妄想を持っているのかもしれない。だとしたら、リアルには全然そんなことないので、早期に夢をブチ壊してあげるべきなのかもしれん。

医療の世界で「かかりつけ医」が成立しているのは、とりもなおさず「医療代の7〜9割が、保険で賄われているから」でもある。そんな保健制度のない個人金融資産運用で、かかりつけ代の手数料を誰が負担できるのか?

よく考えたら、ソニー生命関係者が、フェイスブック側にいたような気もするが、気にしない気にしない

@lacucaracha 多分「年収〇万円以上の人なら、かかりつけFPを持った方がトータルで有利」「資産〇万円以上の人なら、かかりつけFPを持った方がトータルで有利」なラインが存在すると思いますので、その辺をFP業界が試算して、プチ富裕層に開示啓蒙すべきなんでしょうね

で、親側がロクに把握してない金融資産&不動産資産を、子供側が把握できる訳もない。親が真だのに請求し忘れた生命保険請求漏れって、意外と多いらしい

日本社会に求められているのは、FPサービスの「カジュアル化・大衆化」なんだろうな/一定の品質が担保されたFPサービスを、マニュアル的に安価に大量供給するスキームがあれば、ヒットしそうだな。イメージとしては、年収800万円金融資産3,000万円程度でも利用できるような感じ

先週のイケハヤ先生の35年ローン論争を見ても、結局日本人には金融リテラシー・ローンリテラシー・不動産リテラシーが不足してるんだな、と感じています。年収1,000万円クラスタでも、意外なほどにその辺の知識が疎かったりする

『(湾岸タワマンブロガーの)のらえもん様のブログ内容を理解し実践しているのは年収1,000万円クラスタだ』は真ですが、逆に「年収1,000万円クラスタは、みんな、のらえもん様ブログの内容を理解できてる」は真じゃないんですよね。

@inoueakihiro 確かにイギリスでは『最初は家庭医でしか、受診できない』のでしたっけ?/イギリスの家庭医は、代々患者を診てるから、その家系の遺伝的疾患傾向まで把握しているらしい。

別に自分は「年収1,000万円クラスタは、みな湾岸マンションを買って住まいサーフィンすべし」とは言ってない。年収1,000万円なら、そういう湾岸サーフィンの選択肢があることも理解した上で、湾岸タワマンを買うもよし、練馬の戸建てを買うもよし、高知の嶺北に移住するもよし。

沖有人の本、折角ここまで「ご自宅戦略」書いているのに、移住住みかえ支援機構について言及していなかったのが、いかにも「惜しい」。子供の都心寄りマンションと親の郊外戸建てのスワップを提言しているが、それより移住住みかえ機構を活用した方がスマートでしょ?/まさか、存在を知らなかった?

沖有人本、最後の方で日本版CCRCに言及してたが、いっそのこと「オススメの移住都市」まで言及すべきだった/櫻井センセは、以前札幌がいい、とTVでトンチンカンなこと言ってたが、それくらいの「言い切り」が必要/その筋の中では『松山』が定説になりつつある。やまもといちろう氏も推奨

念のため、なぜ札幌が移住先としてトンチンカンなのかと言えば、そもそも寒冷地はヒートショックで循環器疾患を招きやすいから、高齢者には×。もっとも北海道はガンガンに暖房焚くらしいが/あと、北海道は本州側より物価が割高な場合多い。輸送コストがオンされるから

なんだ、ツイッターで30つぶやいても、フェイスブックのタイムラインに反映されるのは5個程度なんだな。

フェイスブック側は、とくに『いいね!』を期待している訳でもないので、まあ生存情報という感覚で気長にやっていきます

『カジュアルなFPサービス』ということでいえば、ネット経由で医療相談が格安有料で出来る『アスクドクターズ』の、ファイナンシャルプランナー版を立ち上げればいいような気がする。そこにSuumo不動産の『スーモカウンター』も合流して、金融不動産ワンストップ相談サイトにする