マスコミブレーク(1) 新聞縮刷版

マスコミブレーク(1) 新聞縮刷版
(なんでも掲示板 00年5月 投稿済)

佐高信に「サル以下」とされた森君の発言で、天皇の政治関与の可能性が取り沙汰されています。
で、小生はヒマな時に新聞縮刷版で昔の新聞を読みますが、60年安保の時に、
天皇を政治利用しよう、という構想が取り沙汰されたようです。
つまり岸側および反岸側の仲介役にしよう、というのです。
今から思えば驚きですが、当時は「革命前夜」の様相で、非常手段として語られたそうです。

縮刷版の記事で拾ったネタ。
阪神大震災時には、新進党は「内閣は大阪へ臨時移転して復旧指揮に当たれ」と主張していました。

また、チリ津波の報道が面白い。
地震当日の朝刊・夕刊でも報道されていました。ただし、社会面の一番下のベタ記事。
日本に被害なけりゃ文字通り「対岸の火事(もとい地震)」です。
それが翌日、1面全面に載るのです。

★地球の裏側の津波が届くなんて・・・と思われるでしょうが、「裏側だから」届いたのです。
 チリで四方八方に拡散された津波エネルギーは、裏側の日本で1点に集約されたのです。

とまあ、新聞の縮刷版を見ると、なかなか楽しい。
皆さんもヒマな日に見てみては?

温故知新作戦 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2008年 6月10日(火)20時44分28秒


新事業を考える際、誰もが思うのは「ネットで検索して見つける」である。

しかし、これは「誰もがネット検索する」ため、「競争率が高く」なって、
結果としてビジネスにならなかったりする。

なので、ここ数日小生が行っているのは「温故知新作戦」、
昔の新聞縮刷版からビジネスヒントを見つける作戦である。

というのは、現在構想中の新ビジネススキーム(これはまだ内緒)のうち2つが、
いずれも80年代に業界団体等で検討されていた(うち1件は90年に毎日新聞に出ていた)、
という事実に遭遇したためである。

光触媒技術なども、開発されたのは70年代で、実用化されたのは90年代ですからね。

20年前の技術とか、開発に携わった人はもうリタイアとかしていて、その会社の中でも
「忘れ去られてい」たりするので、逆にアナ場で狙い目ですね。

日比谷図書館では、日経毎日読売は70年代から、朝日は何故か真珠湾(41年12月)から
縮刷版があるので、結構楽しめる、もとい、参考になりそうだ。

余談だが、71年の日経縮刷版に面白いことが書いてあったなあ。

関西電力は、火力発電の新規立地が反対運動で難しいため、原子力を積極的に進める予定」
当時は、原子力については反対運動はさほど起きず、火力発電の方が「公害」「大気汚染」ということで
糾弾されていた、という、目からウロコの事実。