日経読者が欲しいのは、クルマや時計じゃなくサピックスだ

4月11日

情報収集の最適化/朝の自宅⇒最寄駅の徒歩は『歩きながら、その日の朝刊を読む』/自宅最寄駅⇒会社最寄駅の電車内は、『混雑しているから、スマホ』/会社最寄駅⇒会社は、『歩きながら、朝刊の残り&前日の夕刊を読む』

帰宅時:会社⇒会社最寄駅は、『歩きながら、土日の日経を読む』/会社最寄駅⇒自宅最寄駅は、『図書館の本を読みながら、メモする』(朝ラッシュと違って、メモる余裕あり)/自宅最寄駅⇒自宅は、『読めれば、土日の日経を読む』。暗いから、新聞読みながら歩くのは大変

最近、お風呂の中で『日経新聞に折り込まれている、日経マガジンの類』を読むのが合理的、と悟った。別に濡れてもそのまま捨てるだけだし、タブロイド版だからお風呂の中でも読みやすいし

ところで、日経に週1回とか月1回とか織り込まれる、無料マガジンの類、下心ミエミエ。『日経新聞の読者は、年収もあって、時計とかクルマとかブランドを買う経済力があるだろう』な感じ

日経新聞を読んでいるような、都内ハイスペック層の関心事って、時計とか服とか宝石より『教育』なんじゃないかな?日経スタイルマガジンを織り込むヒマあるなら、サピックスの折り込み入れた方が、はるかに反響があるような気がする

@haruboo0 朝日新聞は、中学受験層を意識して『朝日小学生新聞』を発行していますが、朝日小学生新聞の親御さんは、実は日経を取っているというケースが多いんじゃないかと思う。本当は『日経が小学生新聞を発行してくれたらいいのに』と思ってるが、発行しないので仕方なく朝小を購読

@haruboo0 http://www.e-chirashi.biz/salespromotiontirashiknack/newspaper-chose-for-folding-flyers.php… 『日経は他紙より年収1,000万円超えが多い』

経済関係者は「日経」を読んでるが、大学関係者は、割と「朝日」を読んでいる。だから、大学受験には「朝日」から出題される可能性が高く、だから大学受験生を抱える家庭は、朝日も購読することに

新聞毎の媒体特性見てたら、「毎日新聞は、文字が大きいから、高齢者の読者が多く、高齢者向けの宣伝に最適」とあってワラタ

知り合いのキャリア官僚から、「お前、代表的な企業における年収水準って、知ってる?」と質問された。/「40歳、旧帝早慶卒レベルで、総合商社だとこれくらい、電機メーカーだと概ねこれくらい、鉄鋼だとこれくらい、小売だと・・・」と説明したら、ビックリされた

マンション販売を経験したことある人間なら、「この企業の、これくらいの年齢の、これくらいのポストに人なら、年収はこれくらい」というデータを、経験則として知っている。要は、住宅ローン審査時の際に顧客から貰うデータが、各人の脳内にインプットされていて、大まかな給与相場観が形成される

そこから「この立地は、メガバンク支店長や商社の部長級が購入するから、売値は8,000万円は固い」とか、「ここは大手メーカーの課長級が想定ペルソナだから、まあ売値は6,000万円かな」とか「ここは郊外のメーカー工場ワーカーが想定だから3,500万円」な会話をマンション会社内で行う

・・・という話をキャリア官僚に返したら、「お前、スゴイなあ」と言われた。我々の業界では当たり前の話なので、どこがスゴイのかがワカラン。

「日経購読者が求めているものって、ブランド品とか時計とかバッグとかじゃなくて、サピックスでしょ?」という肌感覚は、デベロッパー社員ならではなのかもしれない。お客さんとして向き合っていて、ペルソナが見えてくる。