番宣ポスターの俳優を、誰も知らない

4月11日
日本テレビの新ドラマの宣伝ポスターが山手線車内に貼ってあったが、その中の登場俳優の殆ど(1人を除いて全員)が『自分の知らない俳優』だった。/自分は『芸能音痴』という自覚はあるが、ここまで劣化しているとは・・・

ただ、最近の俳優の『知名度』が、50年前とか30年前とかに比べて『知名度低下している』んじゃないか、とは思う。昔だったら、『ベスト10クラスの俳優』の知名度は、無作為抽出な市民で聞いてみても『認知度80%』だったのが、今だと『認知度50%』程度に堕ちてるとか。

俳優の名前をデカデカと掲げた番宣広告してるのは、『視聴者は、その俳優を知っている⇒その俳優のドラマを見たがっている』という暗黙の前提があってこそ成立する。芸能人そのものへの平均認知率が低下すると、『俳優名を前面に押し立てた番宣』って、意味がなくなる

@kabujirou 加藤ナントカ、竹脇ナントカって、名前聞いたこともありません。草刈正雄とか三浦友和なら、名前は聞いたことありますが、顔を一致させる自信なし。

@kabujirou たのきんトリオは知っている。マッチはいい男じゃないですか。

自分は『無作為抽出された一般日本人の中で、芸能人を知らない方の10%』に入っている自信はある。

多分、小学生の子持ち世代が、一番芸能人の識別が苦手だと思う。若い世代は、当然芸能人に詳しいし/一方、『子供が中学生以上』という世代も、結構芸能に詳しい、なぜなら『お父さん、そんなのも知らないの〜』とバカにしながら、子供が教えてくれるから

小学生のパパは、リアルな芸能人には疎くても、妖怪ウォッチの妖怪は詳しいぞ!!(無意味)

小学生の子持ちにとって、一番身近な『芸能人』って、結局は80年代アイドルだった、なオチ。

新宿を歩いていると、年に数回程度、屋外撮影シーンに遭遇することがある、結構見物人がキャーキャー言っているが、『あの俳優は、誰なの?』な自分にとっては、価値がない・・・

以前会社の近くで撮影シーンがあり、人だかりが出来ていたが、自分の知らない人だったので、そのままスルー/会社に変えると、『小池徹平』(字これで合ってます?)が来ていた、と女子社員が口々に言っていた。しかし小池徹平(?)が『どれだけスゴイ俳優なのか?』を知らない自分は、ついていけず。