ネットのアーカイブ化

  以前、「京阪神1,600万人がウェブ上に震災体験記を書いて、
  それを公的機関なり新聞社なりが整理・取りまとめすべきだ」と書いた。

  又、「育児日記が少ない」と書いたが、この投稿のウラには、
  「育児日記もどっかの団体で整理・取りまとめすればいい」という
  認識を念頭にしている。

  今思いついたのは、
  「ネット上に旅行記が結構あるが、旅行記もどっかの団体で
  整理・取りまとめして、見やすく列挙すればいい」ということである。

  それに近いのが海外旅行記リンク集「旅人文庫」
  http://homepage2.nifty.com/keny/
  というHPだが、こちらも全部の旅行記を収録しているわけではないし、
  国内旅行は未収録である。 
  「想い出がいっぱい」
  http://www011.upp.so-net.ne.jp/memories/
  は国内旅行も収録しているようですね。

  こういう旅行記・体験記モノは、通常のHPと違って、
  「作成してから書き直す」ということがあまりない。
  よって、HPの収録作業を行っても、その後のメンテナンスは
  比較的楽である、といえる。

  ならば、ウェブ文化発展のためにも、こういうHPの収集・整備を
  図るべきだろう。
  一番いいのは、国立国会図書館がこういうHPを収録することである。
  収録の際には、例えば旅行記であれば、
  「いつ旅行したか」「どこを旅行したか」というデータでクロス検索
  できるようにすればいい。

  他には、「ネット小説」や「ネット写真集」を収録すればいい。
  体験記では「闘病記」とか「受験記」とか。

  目標としては国内の「体験記」「旅行記」「ネット小説」「ネット写真」のうち
  50%は網羅するようになって欲しい。
  ある程度まで知名度が上がれば、体験記作成者の方から、
  リンクを申し出て来るようになるだろう。