ブランドの使い分け

松下電器は、白物家電は「ナショナル」で、
情報・AVは「パナソニック」でブランドを使い分けている。

ナショナルといえば「街のでんきやさん」のイメージで、
「親しみやすく、相談しやすい」のイメージがある。
(悪く言えば少し「泥臭い」)
パナソニックといえば「最先端、カッコイイ」というイメージである。
(悪く言えば少し「ツンと澄ましている」)

あえてブランドを使い分けることにより、
年配客は気軽にナショナルのお店で相談できるし、
若者はパナソニンクブランドをネットで購入する、というようになる。

話を政界に転ずれば、
国民新党=地方向けブランド=ナショナル」
新党日本=都会向けブランド=パナソニック
を目論んでいるということになる。
「目論んでいる」だけで、有権者が思惑通りに受け取るかどうかは未知数である。

昔はテレビ・ビデオは「ナショナル」だった。
しかし、テレビ・ビデオに最先端のクールなイメージを
植えつけたいため、途中でパナソニックブランドに変えた。

まさか、某新党のように「政党要件確保の数合わせ」のために、
ブランドを変更した訳ではないだろう・・・