海南島旅行記　２日目 - itarumurayamaのブログ

２日目は晴れ。

ここに来るまで、日本のネットでは「一時雨」ということだったので心配したが、
その心配は（結局１月３日まで）「杞憂」であった。
朝は意外と温度が低く、過ごしやすかった。（体感では２２℃くらい？）

「朝食バイキング付き」なので、地下１階（といっても吹抜けがあるので日は射す）の
レストランへ行ったのだが、「バイキングをやっているレストラン」は
実は２箇所あり、１２月３１日に自分たちが行ったのは
「本来、ＨＩＳの客用ではないレストラン」だったようだ。
（結局、１月３日にチェックアウトしたら、この日の朝食代の請求はなかったので
良かったが）

「ＨＩＳ用のレストラン」じゃなかったためだろうか、客の中で「日本人」はまばらで、
中国人、そしてロシア人が多かった。
レストランのＢＧＭの中にはロシアの曲もあった。（モスクワ放送のＢＧＭ）
バイキングの味はまあまあだった（と自分は思う）が、上の子の口には合わなかったようだ。
なお、海南島はコーヒーの産地らしいが、ハイナンコーヒーはうまかった
（と妻も申しております。）

実は２日目以降の予定を全く立てていなかった。
（３１日夜の「カウントダウンパーティに参加する」ことは決めていたが）
現地でオプショナルツアーを
申し込んでも良かったのだが、「とりあえず２日目はホテルで過ごそう」ということに
なった。

まずは「キッズコーナー（無料）」へ向かう。
キッズコーナーの場所がわかりにくかったが、結局有料温水プールの脇にあることがわかる。
で、キッズコーナーだが、おもちゃの数は大したことないし、別にベビーシッターがいる訳でもない。
近所の児童館の方が、もっと充実しているよなあ、というレベルで、期待ハズレ。
まあ、ないよりはマシ、という程度か。
自分たち以外には、中国人の親子がいました。

１０時頃にビーチへ向かおうとしたが、
「ビーチへ向かう地下トンネルルート」が見つからない。
矢印に沿って歩いていると、いつのまにが「レジデンスエリア」に迷い込んでしまった。
その辺の作業員に「英語」で聞いたが、英語だと×のようだ。
結局、ホテル西側の道路を通って、ホテル南側の道路を「死ぬ思い」で横断して、
ビーチにたどり着いた。
（自分たちがたどり着いたビーチは、「地下道出てすぐのビーチ」より西側に離れた場所だったので、
　ハワードジョンソンの宿泊客は殆どいなくて、人影まばらだった）

ビーチから見ると、東方（市中心部）に高層マンション？が林立しているのが良くわかる。
想像以上に建築ラッシュのようである。
一方、西側は建物はまばらだが、今後は西側も開発される予定らしい。
時々飛行機が飛んでいる。
ハワードジョンソンは空港が近いので、航空機が良く見える。
「騒音がする」というほどのものではないが、音は聞こえる。

昼間はさすがに暑くなってきて、一応泳げる温度になってきた。
（若干海は冷たかったですが）
岸は遠浅で、１００ｍ程度行っても、まだ立つことができる。
下の子が眠ってしまったので、上の子と遊ぶ。
砂浜に「生きている貝」とか「小カニ」がいる。
日本の海岸よりは「ゴミは少ない」気がする。
虫刺されを持参してきたが、蚊は殆どいなかった。

ビーチでは「オートバイの脇に荷台を取り付け、人が数人乗れるバイク」（中国版軽自動車か？）が
徘徊している。
個人的には「乗ってみたい」が、情報によれば「事故率が高いのでお勧めしない」そうだ。
また、果物を売りに来るオバちゃんがいたが、妻が断っていた。
仮に買ったとしても、果物ナイフを持ってきていないので、食べれないのだが。
水上バイクの兄ちゃんが「乗らないか？」と誘ってきたが、これも妻が断った。

で、１時ごろにホテルに戻る。
途中にゴミ箱があり、きちんと「リサイクル用ゴミ箱」と「そうじゃないゴミ箱」に
分かれていた。（これは三亜全市で分かれている）
行きにわからなかった「地下道」を発見して、ホテル敷地へ戻り、
西棟・東棟の間のプールへ。
最初入ったプールは「大人用」とのことで追い出されたので、
「大人子供兼用プール」へ移動。
ここでは日本人も多少いたが、やはり主役は中国人である。

「おなかが空いた」というので、子供たちだけ「前日のルームサービスの残り」を食べさせる。
（大人たちは朝食バイキングでおなか一杯）
３時くらいになって、そろそろ「寒くなった」ので、部屋に引き上げる。

シャワーを浴びた後、
「どこか近くの店へ、ミネラルウォーター、ジュース、軽食を買出しに行こう」ということで、
ＨＩＳデスクに「近くの店」を聞き出して、いざ歩き出す。
「確か客室に食洗機があったよね？食洗機の洗剤も売っていれば、
　タッパーを洗えるよね？」とも。

・・・が、「横断歩道がない道路」を「命がけで横断」するところから、精力を使い果たす。
地元民御用達の「よろず屋」は、当然英語は通じず、「電卓での値段確認」と相成る。
ＤＳ翻訳ソフト、全然活躍せず。
勿論、「食洗機用洗剤」なぞ売っている訳はなく、日本のコンビニのような
「おにぎり・サンドイッチ的な軽食」すら売っていない。
ペットボトルのジュースが３元程度、意外と高いんじゃない？
で、「ミニッツメイド」を買ったりしたが、後で見たら「果汁＝５％」と書いてある。
ミニッツメイドが１００％ジュースという日本の常識は、ここでは通用しない。

海鮮料理店のオヤジが客引きしているが、それを無視してホテルへ「死ぬ気で道路横断」して
部屋に戻る。
自分は「こんなもんだろう」と思っているのだが、妻のダメージはひどく、
もともとは「地元のスーパーや百貨店に、１日・２日当たりに買出しに行こう」と
目論んでいたのだが、言い出せない感じになった。
とりあえず子供たちは「おやつでもって、カウントダウンパーティまでの飢えを凌いでもらった。」

８時ごろにロビーに集合して、ＨＩＳカウントダウンの会場、マリオットホテルへ。
先述の通り、「ハワードジョンソン組」が最多勢力なのに、ハワードで
パーティーできなかったのは、会場の都合だろうか？
（ハワードホテルは独自にカウントダウンパーティを開いていたようだ）
このときのバスが、３列＆２列シートで、６０人乗れる大型バスだった。

マリオットホテルは「亜龍湾」に位置し、ハワードからは相当離れている。
形としては三亜中心部を横切る格好になる。
なので、三亜中心部の夜景を見物する格好になったのだが、
向こうの高層マンションは、夜でも電飾がすごい。
夜景的には面白いのだが、自分が居住者だったら、どう思うかなあ？
まあ、夜の照明という点では、日本のパチンコ店の照明とか、外国人には「まばゆく見える」だろうなあ。

また、市中心部には信号があったのだが、これが面白い。
「青信号の残り時間」「赤信号の残り時間」「黄信号の残り時間」が表示される。
さらに、日本では「赤信号から青信号へいきなり変わる」が、
三亜では「赤信号から黄信号に変わって、数秒後に青信号に変わる」。
これは日本も真似した方がいい。

行きのバスのガイドが太った明るいオバちゃんで、この人がＨＩＳハワードジョンソンデスクの
責任者のようだったが、彼女曰く
「海南島は中国で二番目に大きな島です」と言っていた。
あえて言っているんだろうなあ。北京政府の公式見解は
「中国で一番大きな島は台湾」なんだから。
また、「気候が温暖なので、農業は三毛作が可能で、なので農業研究所が多い」とも言っていた。
また、バスの運転が粗いこと粗いこと。
相当「飛ばしている」ような気がする。

でマリオットに到着したが、上の子が寝てしまったので、移動するのに手間が掛かってしまった。
子供用に「ミネラルウォーター」を所望したが、「ジュースとセブンアップ（とビール）しかない」
と言われてしまった。

総勢７００名の参加者で１０時からパーティ開始。
料理そのものは、まあまあおいしくて、寿司のような日本食もあったので、
（１２時前に起きた）上の子は久しぶりに日本食にありついていました。
また、ハイナンビールがありましたが、これもうまかった。
（深セン航空で出されたビールはあまりうまくなかった。あれはなんだったのだろう？）
一時小雨がパラついたものの、なんとか天気は持ってくれた。

最後にはビンゴ大会がありましたが、特等と２等（だったっけ？）が同じ家族が当っていた。。。

という訳でマリオットを１時ごろ出発しましたが、その帰り道で交通事故現場を目撃した。
やっぱりねえ・・・
妻は帰りのバスガイドと話込んでいた。
バスガイドは「赤ん坊を親に預けて働いている」らしい。
こういうところで会話が弾むのは、子持ち母親の特権か？自分にゃ真似できん。

ということで深夜２時近ホテル戻り。ああ疲れた。
ところで、改めて部屋の「食洗機」を見てみたが、これ、どうも食洗機じゃなくて
「乾燥機」じゃないかな・・・

※この旅行記の２日目の写真は
http://album.pentax.jp/145264508/albums/79466/
に記載していますが、ペンタックスフォトアルバムが２０１０年１０月で
サービス停止になるので、魚拓に避難させてます。