怪しい子育てNPOを排除できない行政★

【増田投稿済】

9月7日
乳児首捻りマッサージが、どうみてもホメオパシー臭しかしない件について

NPO界隈の過半が「怪しいNPO」で占められてる、というのは一部の人には常識/問題は、「NPOの中には怪しいNPOが混じってる」というNPOリテラシーのない人が、特に新米ママ界隈には多すぎること。だから首捻りマッサージNPOに引っ掛かる

だから出産前の母親学級で、「育児支援団体の中には、怪しい団体もありますから注意しましょう」「育児書の中には、怪しい育児書もありますから注意しましょう」というリテラシー教育をすべきだと思う

この手の「怪しい育児NPO」、意外と「市役所主催の育児支援企画」に出入りしたりしてる。どれが怪しくて、どれが怪しくないかわからない新米ママは、「市役所主催の企画だから、内容も間違いないだろう」と信頼してしまう

首捻りマッサージNPO、過去に「役所の公的企画に、どれだけ呼ばれていたか」、ちゃんとチェックすべき/「水からの伝言」「EM菌」なんかも「役所の公的企画」になっちゃってたりするので、多分首捻りマッサージも公的企画に採用されてるだろう

新米ママというのは、エセ科学団体、そして宗教団体からしたら「格好のカモ」。その手の団体は妊娠前の10倍のレベルでやって来る/だから、「妊娠出産時は、へんな団体が来ますから注意しましょう」なリテラシー教育が重要

一番責められるべきは、首捻りマッサージとかEM菌とかの怪しげな企画を、精査せずに安易に採用する市役所担当者/推測だが、市役所にも「ノルマ」があるんだろう

「昨年は育児企画を7件企画したが、今年はまだ2件しかしてない、このままじゃ来年から予算が減らされる、どうしよう・・」「係長、いい企画見つけました!赤ちゃんの首を捻って、免疫向上だそうです!」「よし、早速企画だ!!」、というノリで、あちこちの市役所が首捻りマッサージを企画

逆に、首捻りマッサージNPO側も、あちこちの市役所に「営業」してたんだろうなあ。「講演料は要りませんから」なんて言われたら、財政が厳しい市役所は飛びつく/で、講演会場で「この商材を買えば・・」と営業トーク。講演料ゼロでも元は取れる

偉そうにツイートしてる自分だが、うちの妻も怪しげな育児書に騙されかけたからなあ。公立図書館にあった育児書で、素直に妻は読んでた/ふと自分が中身見たら、内容がトンデモ。早速取り上げて、妻を洗脳解除/図書館の育児書も油断ならない