地銀を核として、地方財閥を作れ

10月29日
一行ネタ。地銀の本店や支店は、結構一等地に立地する。これを再開発できれば、地銀の経営に寄与する以上に、中心市街地の活性化、地方創生に寄与するが、銀行法の規制で、それが出来ない。

そのため、「地銀の規制緩和で、不動産業を容認せよ」という声が大きい。確かに、地銀が「地域財閥」として金融と不動産開発をワンストップで出来れば、インパクト大

実際、地方に行けば、財界メンバーは「地銀」「電力・ガス・エネルギー」「新聞社・テレビ」「バス会社」「建設不動産業」に集約されるんだよね。これらを地銀がハブになって持ち株会社統合すればいいのに。そうしないと東京に呑みこまれる。

要は、3大都市圏以外で、独禁法何それ美味しいの?な「地方財閥の再結集」を図れという提言。

まあ、地方財界プレーヤーの経営統合って、世襲オーナー同士の対立で、実現は無理なんだろうケドね。/忘れてた。最近の高齢化で、地方財界プレーヤーに「医療・介護業者」もいたな。あと私学経営者も。

言い方を変えれば、「独禁法の適用を、首都圏に厳しく、地方に緩くしろ」という「えこひいき政策」の提言/過疎地でのライドシェアの解禁なんてのは、一種のえこひいき政策だよね。

ただ、地銀エネルギー新聞社バス建設不動産医療福祉教育を網羅した地方財閥が、経営をしくじってしまったら、県丸ごと夕張化してしまうな。ゲームオーバー/腐敗も進みそう。新聞社まで包摂すれば余計に。