「超少子化」番組そのものが少子化を加速する

2月21日

なんかNHKで少子化特集があったらしくてタイムラインがそのネタで溢れてる/水を差す投稿で申し訳ないが、子育てに予算投入しても、そんなに出生率の向上には繋がらないと思う/「出生率向上のレバレッジポイントは、マイルドヤンキーの増加」という本音レポートが真実

ニッセイ基礎研が、かなりタブーに踏み込んだレポート作ってる。「出生率は、第一子出生年齢の若さと、強い相関がある」、つまり、出生率向上の為には「早婚促進」が必要

堺屋太一が「ヤンママのススメ」とストレートに書いてたが、早婚早産で、そのあとで社会人デビューというライフスタイルの確立の方が、少子化対策には効果ある

30歳になってから、いくら出産子育てに税金投入しても、生物学的には「一人」が限界だから。いくらカネ投入しても、若かった時間は戻らない

まあ、二人に一人は、30からの妊活でも「子供二人」できるのでだろうが、二人に一人は「一人っ子」止まりだろうな。そうなると出生率1.5だから、今の政府目標の1.8にも届かない

自分は「子育て予算捻出の為に、老人の延命医療を図るのヤメロ」とは言わないが、「マイナンバーで高齢者の資産をガラス張りにして、カネ持ってる高齢者の年金を減らして医療費負担を増やせ」程度の暴言は、言う

これ500回はツイートしてると思うのだが、ニッセイこそお見合いサービスを本格展開して、少子化対策に貢献すべきなんだよな。ニッセイのオバチャンの世話焼きリソースの有効活用

「超少子化」って、確かにその通りなんだろうが、ストレートに言ってしまうと、マインドを冷やして、ますます少子化が加速しちゃう副作用が。自己実現予言/「マイナス金利」の「マイナス」が消費マインド冷やすのと一緒

「経済が成長しないから少子化になる」仮説も「?」で、現在成長真っ只中のタイやベトナム出生率も2を割ってるんだよね/残念ながら、出生率を決める要因は、経済的理由より文化的理由の方が大きい

まあ、子育て世代に予算をシフトすることは、「間接的には、効果はある」だろうな。直接の効果はない/間接的効果というのは、若者世代のマインドを温める効果

文京区の中古リノベマンション65平米だと一人しか子供作れないのに対して、荒川区尾久の狭小邸宅延べ85平米だと子供が二人作れる点について/不動産と出生率の相関を、本格的に研究する人は、いないのか?

都心エリアに住んじゃうと、「ママ友も、皆一人っ子が多い」から「自分も一人っ子でいいや」と妥協しちゃう傾向は否定出来ない/二人っ子がスタンダードなエリアに住めば、回りのママ友が二人っ子だから、「よ〜し、自分も二人目を作ろう」と刺激される側面は、あるのでは?

結構「回りの人脈に影響されての、結婚出産行動」というのは無視出来ないと思う。中の良い女友達から妊娠通知が来た、だから自分も慌てて婚活妊活という女性は、少なくないと思う

マインドヤンキーが出生率高い、或いは早婚早産傾向なのは、完全に「自身の所属クラスタが早婚早産クラスタで、感化されてしまうから」だろう

渋谷区みたいに「非婚クラスタ」が多数派なエリアに住んでると、それがスタンダードな生き方と錯覚しちゃうんだな/まだ、それなりに子持ちがマジョリティな湾岸の方が「健全」かも

あと、今の30台は「一人っ子比率が高くなってる」ことも影響してるのでは?/昔なら「お姉ちゃんが赤ちゃん産んだ、だから私も」なんてのがあって、兄弟姉妹の結婚出産が、他の兄弟姉妹に影響を与えてた