第一子出産年齢高齢化に歯止めをかけよ

6月6日
このままの勢いだと、2045年の第一子平均出産年齢は34.5歳辺りになっちゃうんだよね。第一子出産年齢が上昇を続ける限り、出生率低下に歯止めはかからない / “団塊ジュニアの出産、ピーク過ぎる 人口減加速へ  :日本経済新聞http://htn.to/8XtX5Q

出生率の上下に一喜一憂するのはそんなに意味はない。団塊ジュニアの駆け込み出産ラッシュのようなことで、一時的に出生率が上昇するから/出生率が一時的に上昇して「よかったよかった」と言ってた間も、第一子出産年齢がコンスタントに上昇を続けていたことこそ注目すべきで、危機感を持つべきだった

出生率を1.8にします」という政策目標より、「第一子出産年齢を、30歳台じゃなく、なんとか29歳台に引き下げます」な政策目標に置き換えた方が、はるかに実質的な意味がある

初婚年齢と第一子出産年齢の推移グラフ、この30年間、一直線で緩やかな上昇を描いてる。一時的に加速したり、減速したり、というのが、ない。/このグラフをみる限り、第一子出産年齢の上昇にブレーキが掛かるとは思いづらい

第一子出産年齢が34.5まで上昇したら、多分出生率は1.0を割り込むだろうなあ

第一子出産年齢を上昇から低下へトレンドチェンジすることが、少子化脱出のキモ、という話はニッセイ基礎研が散々レポートしてるのだが、政府は聞く耳持たず

「第一子出産年齢が29歳」と報道➡「私も29歳で産めばいい」と出産後倒し➡バタバタして30歳出産に➡「第一子出産年齢が30歳」と報道➡「私も30歳で産めばいい」と出産後倒し➡バタバタして31歳出産に➡「第一子出産年齢が31歳に」と報道、、(以下続く)

下妻辺りのマイルドヤンキークラスタの第一子出産年齢は24歳で、柏辺りの営業所事務職女性クラスタの第一子出産年齢は28歳で、神保町辺りの中堅会社OLクラスタの第一子出産年齢は31歳で、丸の内大企業キャリアクラスタの第一子出産年齢は35歳で、そんなクラスタ同士の平均値が30.5歳

推定第一子出産年齢が24歳な下妻マイルドヤンキークラスタと、推定第一子出産年齢が35歳な丸の内大企業キャリアクラスタで、会話が成立するのだろうか。

丸の内大企業キャリアクラスタが第一子を出産する時、下妻マイルドヤンキークラスタの子供は11歳を迎えてました、、

@pikaichi1986 @punisher_balius ニッセイ基礎研のレポートで、OECD加盟国データでは、第一子出産年齢と出生率の間に負の相関が認められる、のレポートがあります

27歳で結婚して、でも「30歳になるまで、出産はいいわ」と後回しにする人って、「夏休みの宿題を後回しにするタイプ」だな。妊娠確率は読めないから、前倒しで子作りして、早めに「確定」させることが重要なのに

夏休みの宿題だって、7月のうちに済ませておけば、8月になっても安心だろ?/子作りを後倒しにして、いざ30歳になって子作りしようとしたら「卵子老化」が判明しても、後の祭り

27歳から28歳からの妊娠確率は75%、32歳から33歳までの妊娠確率は65%、と確率を可視化して提示してはどうか?37歳から38歳だと、毎日頑張っても確率40%、とか

埼玉県千葉県の出生率がダウン/松戸とか所沢の実家にいた女性のうち、パラサイトシングルは結婚せずに親元にいて、埼玉県千葉県の出生率を引き下げる。結婚した女性は、共働きに便利な都内に移住して、多少東京の出生率を引き上げる/埼玉県千葉県はマイルドヤンキーの出生率引き上げ効果が弱かった