自分が「恋空」を読む理由

3月12日
図書館にある小説の類、これ全て読破する必要があるかどうか、自分とかけ離れたジャンルの小説を試読してみて、範囲拡大の必要性を検証/200万部売れたとされる「恋空」を、わざわざ予約入れて図書館でゲット

なんとか「恋空」、96ページまで読んだが、これ以上時間かけて読むべきか、そろそろ捨てて他のこと(溜まってるガイアの夜明けとか未来世紀ジパングとか見る)すべきか、悩む/表現が稚拙とかいう以前のレベルで、単なる言葉の羅列

考えるべきは、「なぜ、これが200万部売れたのか?」という事実考察だろうな

自分も詳しくないが、ラノベとされる小説のノリは、これに近いのか?そこまでヒドくない?/典型的なラノベを試読して、確認してみなきゃならない

恋空の特徴は「横書き」であること。これはもとのケータイ小説が「横書き」だったことに起因/これ、小説形態じゃなく、レディスコミックにした方が良かったんだろうな

恋空を(我慢して)読み始めた本当の理由は、山手線南半球を根城に、スマホをマネタイズの観点で利用して「不動産革命だ!」とシュプレヒコール叫ぶのと、北関東でスマホをラインやソシャゲや恋空で浪費するのと、どちらが真っ当なのかを、見極めたかったからなのかも

恋空のページが進まないということは、自分は「不動産革命だ!!」とアジってるソニャッホーに近い体質ということになる、、

アメブロ」と「はてな」の違い。山手線南半球的には「はてな」が体質的に合うが、スマホのマジョリティは「アメブロ」だよ

「図書館の本を全て読破したい」ということじゃないことに思い当たった。自分は女性誌、VERYとか見せられても、「これ、どのページを読めばいいの?」と思っちゃうから、女性誌の図書館蔵書は、読まなくていいんだな/ところで「恋空層とVERY層は、重ならない」という理解でOK?

「恋空」が爆発的人気になったのは、魔法の愛らんどで「同時代的に」「読者とインタラクティブ的に」ストーリーが進んでいったから、との説。読者は作者と一体感を味わったので爆発的人気に/つまり、「論理より感性、私怨が勝つ」のだよ

つまるところ、現代小説が売れずにケータイ小説が売れたのは、「読者を感性的に、インタラクティブ的に巻き込めるか、否か」の差だろうな。インタラクティブだから日本でツイッターが爆発的人気なんだし

先週のネタ、「何故子供の貧困基金に寄付金集まらないか?」、政府が寄付金層に対してインタラクティブなアプローチができてないからなんだろうな

ソニャッホーが再び「不動産革命」を起こしたいなら、利用客の感性に訴えて、利用客とインタラクティブな関係を構築しなきゃ。上から目線で「ITを啓蒙してやる」な態度だと、永遠に資本金食い潰してしまう

3月14日
遅延の山手線で、図書館の「恋空」を読む中年男、、

「恋空」は、義務感で読むシロモノじゃ、ないよな?現状、「ノルマ」になってる、、

「恋空」上巻234ページ、修学旅行で一日目にディズニーランドで、二日目にUSJ、とあるが、そんなハードスケジュールな修学旅行日程組む高校がリアルに存在するのか、気になる/そういう校正が、不足してる

3月15日
仁徳天皇呪い事件を機に、現役JCのツイートをチェックしたのだが、やり取りが数語、10〜20文字数が殆ど/「140字の枠内に、いかに収めようか?」と四苦八苦してるオジサンとは、ツイッターの使い方そのものが全く違ってるんだな、と痛感/ライン的な使い方を、女子中生達はしてる

「恋空」がオジサンには理解できなくて、茨田北中学のJCには理解され、感動される、その真意が判ったような気がする

いわば、ツイッターを「左脳」でやってるのがオジサン、「右脳」でやってるのがJC/だから、「恋空」も左脳で読書しようとしてるから疲れる訳で、これは右脳で読書、いや「感じる」ものなんだろうな

3月16日
日経ネタ/日銀黒田総裁は読書魔で、高校時代に「図書館の本を全部読破した」と噂された/真偽を本人に確認したら、「小説以外は、全部読破した」/で、日経コラムでは「黒田総裁は、小説を読もうとしないから、論理は判るが人々の心理のアヤが判らない。だからマイナス金利の副作用が判らない」と批判

そこで日経コラムは「黒田総裁よ、今からでも遅くないから、小説を読め」で締め括ってる/自分が追記するなら、左脳じゃなく右脳で、「恋空」を読んではどうか?日本の人口の半分以上は、恋空みたいに右脳で動いてることが判るから

国民が左脳的に、ロジカルに動くなら、マイナス金利で景気は「良くなる」/右脳的に、感情的にその場その場で動く国民が多数だからマイナス金利で景気は「悪くなる」