北朝鮮の脅威に対応できない沖縄基地は必要か?

9月18日
日本人の「本音」として、「無人の離島でしかない」尖閣諸島の領有権が中国に奪われる云々より、「今日にでも即死するかもしれない」北朝鮮の核ミサイルの方に一兆倍脅威を感じている

沖縄に米軍基地が偏重していて、負担が軽減されない云々の日経記事を見て感じたのだが、沖縄の米軍基地って、尖閣諸島防衛には役立つんだろうが、日本人がその一兆倍脅威に感じてる北朝鮮対策には、果たして「役に立ってる」のか?

日本人の「本音」で言えば、北朝鮮から遠い沖縄に基地増強してもらうより、対馬隠岐諸島に基地を作って貰って軍備増強してもらう方が、対北朝鮮では「有難い」のでは?

尖閣云々を奪われるな!」なフレーズは、右寄りな人の琴線には触れるけど、ノンポリな人にとっては、大して気にしないマターなんじゃないかな?

「限られた防衛予算をどこに配分するか?」のゼロサムゲームだと、「無人島の領有権争い」でしかない尖閣防衛予算は、「今日にでも即死するかもしれない」対北朝鮮防衛よりも、はるかにはるかに後順位になるのでは?

@tarepandism 政府関係や愛国界隈ではそうでしょう/愛国界隈じゃないノンポリクラスタ、例えば30代女性子持ちとかだと、領土云々は「どうでもよくて」、北朝鮮ミサイルの方が一兆倍危機を覚えることになります

ただ中国も、北朝鮮並みの核ミサイルを東京に飛ばす能力はある訳で、しかしそれを「脅威」に感じる日本人は少ない/やはり、「共産党国家とはいえ、一応権力成立ルールが確立してる中国」は、「世襲独裁で、何をしでかすか判らない北朝鮮」よりは「安心感」があるんだろうな

あと、中国はそれなりに「豊か」だから、「戦争を仕掛けて、失うものが多すぎ」るから、「戦争を仕掛けないだろう」な安心感/北朝鮮だと「失うものは何もないから、暴発してしまうリスク」があるから、脅威を感じてしまう

結局、北朝鮮対策って、現実的には「ミサイル防衛網の拡充」しかない訳で。敵基地先制攻撃は、東京核ミサイルリスクと天秤に掛けるとまず無理だろう