専制君主ほど、王政を破壊してしまう?

9月2日

昭和天皇が「国体護持」に拘ったのは、第一次大戦で、ドミノ式に王政が崩壊したのを目の当たりにしたから説。敗戦国は無論、戦勝国のロシアまで帝政崩壊/確かに、第一次大戦の際のペースで、その後も王政が崩壊してたら、21世紀には王政はゼロになってた
そう考えると、第二次大戦って、王政に影響与えたのはイタリアだけなのか。王政共和制の観点では、インパクトは第一次大戦に負ける
結局、ロシアで帝政が崩壊したのは、ニコライ2世絶対王政に拘ったからなのか?ニコライ2世が議会を認めていたら、ロマノフ朝は処刑されずに存続できた?
ウィルヘルム2世のドイツも、議会はあったが、ビスマルクを解任したり等、専制な要素があった。やはり「専制が、ドイツの王政の寿命を縮めた」のか?
第二次大戦後の王政崩壊って、イラン、エチオピア、ネパール、他にあったかな?/スペインは逆に王政復古した/やはり、専制王政で崩壊してる
ウィルヘルム2世やニコライ2世が、どれだけ専制王政だったのか、逆に議会はウィルヘルム2世にどれだけ対抗してたのか、その辺の事情が判る研究は、無いのか?
昭和天皇が軍部を統制出来なかった理由の一つに、「昭和天皇が若すぎたから」という仮説を抱いてたが、先日週刊新潮読んでると、やはり軍部幹部は昭和天皇を「若いから、与し易い」と捉えていたらしい
日本敗戦後、朝鮮半島に国家を建国することになったが、何故、南側は、「大韓帝国の国王」を帝位に付けなかったのか?/類似の例で、南ベトナムは旧王室を君主に迎えてなかったか?