なんでも掲示板 過去ログ 10年3月その2

一方向循環 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月11日(木)03時25分8秒 返信・引用
神戸空港に延伸してからは知らぬが、
昔のポートライナーのループ部分は
一方向循環ではなかったか?
コミュニティバスのたぐいも大体同じ。

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Re:一方向循環 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 3月11日(木)08時20分11秒 返信・引用
ポートライナーコミュニティバスの多くの場合、ループ部分は先端部の一部区間という例がほとんどでは?
これなら順方向と逆方向とで極端な所要時間の差は生じません。
一方、山手線が外回りしかなかったことを考えると、東京⇒品川は利用するだろうけど、品川⇒東京は利用しますか?ということです。
だから、ある一定以上中間駅数が多くなると、片方向循環は無駄が多くなるように思うのです。

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1行レス 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月11日(木)08時39分46秒 返信・引用
湘南モノレールのような単線ながら高頻度の運転をイメージしています。
秋田の場合、両回りを想定しています。

まあ、拡張性(例:行き違い駅の増設)に乏しいシステムなのは欠点ではあります。

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早川氏と佐伯氏 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月11日(木)18時36分1秒 返信・引用
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100311NT001000211032010.html

>シャープ元社長で最高顧問の佐伯旭(さえき・あきら)氏が2月1日午前10時3分、
>慢性腎不全のため大阪市内の病院で死去していたことが11日わかった。
>92歳だった。佐伯氏は創業者の故早川徳次氏に次ぐ同社2代目の社長。
>家電販売を軌道に乗せ、シャープの総合電機メーカーとしての地位を確立した。
>葬儀は近親者のみで済ませており、社葬やお別れの会は行わない。

>1935年に早川金属工業研究所(現シャープ)入社。
>早川氏の右腕として戦後の混乱期に幹部として経営のかじを担った。
>高度成長期には家庭の電化ブームを追い風にカラーテレビや洗濯機などの量産を進めた。

>1970年に社長に就任。
>16年間の在任中に半導体事業を軌道に乗せるなどして、「第2の創業者」といわれた。
>1年間会長を務めた後、相談役に退いた。
>財界活動からは距離を置き、もっぱら社内での後進の指南役に徹した。
>町田勝彦会長は佐伯氏の娘婿。(12:08)

なんということのない訃報からでもネタをひねり出すのがスルッとKANTOの真骨頂。

1.2月1日逝去の事実が今頃判明した、というのは、
  新聞社が嗅ぎつけたのか?
  遺族はもっと伏せるつもりだったのを、ムリヤリ報道したのか?

  ・・・って、遺族って、現会長じゃん。

2.というか、シャープ現会長って、娘婿だったんだ・・

  シャープ創業者(早川氏)がシャープペンシルを発明したこと、
  及び関東大震災で妻子を失って、東京から大阪へ失意のうちに転居し、
  家電を始めた、というのは知る人ぞ知るエピソードだが、
  早川氏は親族から後継者を選ばなかった。
  (親族全員震災で失ったのかもしれないが)

  その辺の機敏は、関西系家電のパナソニック(松下家)、三洋(井植家)とは
  異なっていて、その辺がシャープの自由な気風を産んでいたと
  勝手に想像していたのだが、前社長の娘婿を社のトップに据えるとは、
  結局、シャープも「並みの会社になった」ということか。

3.>財界活動からは距離を置き、もっぱら社内での後進の指南役に徹した。
  確かシャープって、あまり財界活動しないイメージが・・・
  この辺も松下、もといパナソニックとは社風が違うんだな・・

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「いらかの波」と、在来工法 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月11日(木)23時46分54秒 返信・引用
70年代後半の少女マンガで、「いらかの波」(河あきら)というのがあった。

このマンガ、主人公が男子なので、男性である小生も違和感なく読めた。
(というか、中学〜高校が舞台なので、中学生の自分にも違和感なく読めた、
 という点はある)

内容についてはマンガ感想サイトに譲るとして、このマンガの
ウラのテーマは「建築」「家作り」である。
主人公の亡父が大工で、本人も大工になりたがっているのだが、
ハウスメーカーが席捲する以前の、昔の在来軸組工法の家作り」
というのが、このマンガを見ればよくわかる。

基本的に家を建てる場合、「知り合いの棟梁に頼む」のが一般的であり、
そういう人的コネクションがないと、素人は家を建てられない。
現在では「住宅展示場に行こう」となってると思うが、
70年代では、まだまだ「人的コネクションによる家作り」が
健在だったことを感じさせる。

確か、工業高校で、社会の教師が建築科の教師に家の設計を依頼し、
「設計は僕が行うとしても、大工に心当たりはあるのですか?」
「そうですねえ、探してみますか・・・」的な会話がされていた。

そういう意味では、「ハウスメーカー時代になる前の家作り」の
雰囲気を味わえる、貴重な資料ともいえる。
随所に建築・大工に関するネタがちりばめられているので、
その後不動産屋になった小生には、参考になる部分が多いマンガではある。

ところで、このマンガのリアリティぶりを書いているブログを見かけた。

「このマンガの主人公は小林だが、脇役で同姓別名の小林、という人物が登場する。
 実社会では、よく「同姓の別人が同じクラスや同じ職場にいる」という体験を、
 珍名でもない人なら体験することがあるだろうが、
 マンガ・小説においては、読者の混乱を避けるため、同姓別人を登場させることは、まずない。
 その意味では、読者の混乱よりも、リアリティを重視したこのマンガは
 珍しいのではないか?」

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コミュニティバス 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月12日(金)01時14分28秒 返信・引用
> コミュニティバスの多くの場合、ループ部分は先端部の一部区間という例がほとんどでは?
> これなら順方向と逆方向とで極端な所要時間の差は生じません。

個々人の居住地や勤務地によって、知ってる例はさまざまなので一概には言えないとは思うが、私としては、ループ部分が一部区間ではなく大半の区間であるという例を承知しております。

例えば、文京区の「Bーぐる」の場合、
・白山下から、千駄木駅駒込駅千石駅を周回する大きいループ
春日駅から、東京ドーム・小石川後楽園の周囲を周回する小さいループ
これら二つのループと、その両者を結ぶ白山下・春日間のほぼ直線ルートで構成されています。

武蔵野市の「ムーバス」の場合、
8路線のうち、どのバス停でもどちらの方向にも行けるようになっているのは1路線に過ぎず、他の路線では、せいぜい付け根部分が重複しているだけで、ほぼ全区間がループ状となっています。

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写真の著作権の話 投稿者:まる 投稿日:2010年 3月12日(金)20時07分43秒 返信・引用
日経ネタでもなんでもないが、1971年まで写真の著作権は、他の著作物と比較して
保護期間がえらく短く、写真の発行後10年で著作権が切れていた。
途中、いろいろ延長措置ののち、公表後50年の保護期間に改正されたのが、
1971年1月1日のことらしい。

で、過去の法律のもとで切れた権利は、新しい法律で復活することはないという
大前提があるため、1956年12月31日までに発行された写真の著作物の著作権
1966年12月31日までに消滅していて、自由に使える状態にある。

本屋に並ぶ豪華写真集に、戦前の東京とか、むかしの路面電車の写真集が
マイナーな出版社から出ているものがあるが、これは著作権が切れたことを
うまく使ったものらしい。

うわさによると、写真の所有者から写真を提供させて、謝礼を払う前に倒産
というサイクルを繰り返す悪徳出版社もいるらしい。

で、疑問なのは、なんで過去の著作権法は写真の保護期間だけ短く設定されていたの
であろう?

むかしは、写真というのはカメラを使って、シャッターを押して得られるだけのものと
考えられてるので
「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に
属するもの」(著作物の定義)としての価値が低かったのか?

たとえば今でも、実験装置を使って、「可視吸光スペクトル」を測定したとしても
測定者に「可視吸光スペクトル」の著作権が発生するわけではなさそうである。
判例がないのでよくわからんが。


Wikiより

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写真の著作物の保護期間は、1899年7月15日に施行された旧著作権法では、発行後10年
(その期間発行されなかった場合は製作後10年)と規定されていた。その後は、
以下のような変遷をたどっている。

1967年7月27日 発行後12年(未発行の場合は製作後12年)に延長(昭和42年法律第87号、
暫定延長措置)
1969年12月8日 発行後13年(未発行の場合は製作後13年)に延長(昭和44年法律第82号、
暫定延長措置)
1971年1月1日 公表後50年に延長(著作権法全面改正)
1997年3月25日 著作者の死後50年に変更(WIPO著作権条約への対応)

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とあるツイッターで本音を露呈した大物 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月14日(日)00時05分53秒 返信・引用
拾い物

http://twitter.com/HironaoAshida/status/10158542856
>私はtwitterで騒いでいる「キャリアウーマン」が大嫌い。
>RT @mat_kun: !? これはまた意外なご意見。
>QT @HironaoAshida 良妻賢母こそ最大のキャリア教育です。
>女性が働くというのはそこからの疏外態です。

>バカな男は会社に迷惑かけるだけだが、
>バカな女は子供の一生に迷惑をかける。

>そうですよ。私は女性の味方です。
>「男女平等」では女性の味方にならないと言ってるのです

因みに、このツイッターの発言主は

http://togetter.com/li/9220
>「00年度労働省「IT化に対応した職業能力開発研究会」委員、
>03年度経済産業省「産業界から見た大学の人材育成評価に
>関する調査研究」委員、
>04〜07年度文科省「特色ある大学教育支援プログラム」審査部会委員、
>08-09年度文科省「質の高い大学教育推進プログラム」審査部会委員
>などを歴任。」(twitterのプロフィールより)など、
>日本の教育や人材育成に影響力を持っておられそうな芦田宏直
です。

勿論、現在はてなブックマークで「炎上なう」です。

・・・「キャリアウーマン好き」のあじあ号様の意見を聞きたいなあ。

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山電100周年 < なんば線1周年 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月16日(火)03時18分0秒 返信・引用
山陽電鉄が15日で開業100年だそうだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100311cjb1100711.html
乗降客数はピーク時から半減しているそうだ。
しかし、神戸新聞のサイトでも話題にならず、
阪神なんば線の開業1周年のほうを話題にしている。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002783885.shtml
奈良の観光業は恩恵を受けているが、神戸のほうはそうでもないようだ。
それでも、神戸市は阪神電鉄に感謝しているのだとか。
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002773700.shtml

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山陽電鉄 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月16日(火)04時25分46秒 返信・引用
神戸中心のサンテレビ(独立UHF)で流れる、長年変わらない山陽電鉄
山陽百貨店ののんびりしたCMが懐かしい。しかし乗降客が半減とは驚いた。
三ノ宮から姫路方面は人口が減少しているのか?
阪神なんば線は、この前使って便利だった。阪神の車両が近鉄鶴橋付近を
走っていたのを見て驚いたが。奈良から神戸には行かないのかなあ。

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数字は冷酷 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月16日(火)18時30分4秒 返信・引用
10年3月16日現在

Googleヒット件数
バンクーバーパラリンピック=2,280,000件
バンクーバーオリンピック=19,800,000件
(8.7倍の格差)

Googleブログヒット件数
バンクーバーパラリンピック=188,306件
バンクーバーオリンピック=1,929,354件
(10.2倍の格差)

誰がどう見たって、「パラリンピックは盛り上がらない」のである。
公的機関、マスコミは立場上「パラリンピックは盛り上がっています」と
大本営発表しなければいけないが、
個人作成のブログ件数は冷酷に人々の関心度合いを反映している。

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法規制数題 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月16日(火)18時42分34秒 返信・引用
ネタ元は日経&同僚との雑談、裏取りしていません。

1.箱根等の旅館の宿泊者が減っているため、
  日帰り施設の併設などを検討する旅館が増えているが、
  「日帰り施設と宿泊施設で、法的には入口・入浴施設を別々にしなければいけない」

2.植物工場
  「工場」なので、
  ・JAS法の「無農薬栽培」表記ができない(農地栽培にしか認められていない)
  ・農地に対する固定資産税優遇が受けられない
  ・工場としての敷地緑化義務が必要
  ・工場としての排煙設備設置が必要

3.国立がんセンター
  中国からの患者を受け入れたいが、ベッド数の増加ができない。
  (周辺老齢人口に基づいて法的にベッド数の上限が定められるため)

4.カーシェアリング
  2006年までは「レンタカーは有人管理でないといけない」の法規制を受けていた。
  よって、全くシステムが構築できなかった。

5.スマートグリッド
  普及のためには、柔軟な料金体系の設定が不可欠だが、
  電気事業法が料金体系の柔軟化を妨げている。

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ノンフィクション作家の死蔵資料は貴重ではないか? 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月16日(火)19時20分30秒 返信・引用
1.久田恵というノンフィクション作家が日経夕刊に書いているが、
 「育児雑誌を調べたところ、1990年を境として、
  『専門家による啓蒙主義』(=主婦の友路線)から
  『母親自身の読者参加型』(=たまひよ路線)に
  路線が変わった」のだそうだ。

  これって、丁度「1.57ショック」の時期とバッティングしているが、偶然か?

  あと、所謂「赤ちゃんに読めない名前を付ける」のも、
  このころから始まった気がする。

  久田恵氏は、もっと突っ込んで研究して、何らかの著作にしようとしたらしいが、
  「育児雑誌のコピー作業の煩雑さに音を上げて挫折した」らしい。

  しかし、着眼点は極めて面白いので、社会学者がこの作業を継続してはどうか?

2.で、そもそも久田恵氏が「途中で放棄したネタの話」を日経夕刊コラムに載せたのは、
  育児ネタでも少子化ネタでもなく、
  「ノンフィクション作家というのは、取材ノート・資料が膨大になって、
   その大半がお蔵入りになる」というネタを日経に書いたのであった。

  しかし、久田氏が「お蔵入り」のネタの一つを書いてくれたお陰で、
  少なくとも自分は「育児雑誌が1990年を境に変化した」という
  事実を知ることになり、考察を始めるきっかけとなった。

  ということは、他のノンフィクション作家の「作業途中のお蔵入り資料」も、
  「何らかの形で公開してくれれば」、他の読者なり社会学者なり政策担当者の
  目に触れることになって、深い研究が始まるキッカケになるのではないか?

  何らかの形で公開できないか?
  グーグル日本が有償で買い取って公開するとか。

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心理的障壁を取り除く 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月16日(火)19時22分27秒 返信・引用
1.若者の洋画離れの一因として
  「字幕を敬遠している」というのが上げられているらしい。

  以前からの「洋画ファン」は、
  「洋タレの英語の生声を味わうのも、洋画鑑賞の醍醐味」と思っているのだろうが、
  そのような「こだわり」は、若い世代にはもう通用しない。

  なので、洋画配給会社は、極力吹き替え版を製作したり、
  「判りやすい字幕、日本語として自然な字幕」を心がけるようにしているらしい。

  「判りやすい字幕」の例として「赤狩り」という言葉がある。
  あじあ号様にはお馴染みの言葉だろうが、もはや若い人には通用しない。
  「反共産党運動」のような字幕にしないと、理解してもらえないのだとか。

2.ワインはコルクで栓をするのが「常識」だったが、
  実はこれが「ワインを飲んでもらえない心理的障壁」になっている。

  つまり「コルク抜き作業で失敗するのではないか?」という心理的重荷が、
  「もっと開栓が楽なアルコール飲料(例:缶チューハイ)を選ぼう」という
  消費者行動になっている、という話。

  実はコルク栓は「消費者への心理的障壁」以外にも
  「たまに孔が開いてしまってワインの品質を劣化させる」とか
  「コルク臭がワインに移る」
  「タテ置きできない」
  のような問題点もあるらしく、
  「コルクを用いないワイン」(例:王冠方式)の方が
  「はるかに優れている」らしい。

  にもかかわらず、コルク方式が生き残っているのは、
  「コルクじゃないと、高級そうに見えない」とか
  「(フランス料理店で)お客様の前でワインを開ける儀式を残してくれ」という
  「非合理的な、見栄の理由」以外にはないのだとか。

  まあコルク式は、10年後にはレアになっているでしょうね。

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就活ホームページ混雑回避のため、上場会社共通就職試験の導入を 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月16日(火)20時14分54秒 返信・引用
ネットの就活がポピュラーになった結果、人気会社の説明会ページには
アクセスが殺到し、「アクセス不能」になってしまっているとか。

人気アーティストのチケット入手と同様の状況になって、
「運がいい学生だけが説明会ページに到達でき、先に進める」ようになったらしい。

これを東大入試に喩えると、
東大入試へのアプローチに「ネットの説明会経由」を義務付け、
これに対して定員の数千倍の高校生が殺到し、
「学力高いのにアクセスできなかった、運の悪い高校生が入試を受けられない」
という状況になっているようなものらしい。
「運が悪いが頭がいい高校生」が弾かれる分、
運がいい高校生(幸いにもネットアクセスできた高校生)は
仮に学力が劣っていても合格する確率が高まることになる。
こうなると、「ひょっとしたら、通るかもしれない」という宝くじ的期待値で以って、
記念受験」を行うバカ高校生を惹起してしまう。

しかし、実際の東大入試は、上記のような事態にはなっていない。
その理由としては「センター試験によって、足切り」がされるので、
「学力が低い学生は、最初からあきらめる」(記念受験をしない)からであろう。

ということで、「一部上場会社共通就職一次試験」を実施すれば、
「倍率数千倍」を「倍率数十倍」の常識的な線にまで引き下げることができるのでは?

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ワインの栓の件 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 3月16日(火)23時10分24秒 返信・引用
>にもかかわらず、コルク方式が生き残っているのは、
>「コルクじゃないと、高級そうに見えない」とか
>「(フランス料理店で)お客様の前でワインを開ける儀式を残してくれ」という
>「非合理的な、見栄の理由」以外にはないのだとか。

出典の提示を求めます。
確かに日常飲むような価格帯のワインは瓶詰めした後に乳酸発酵させて熟成させる余地はほとんどないので、あらゆる点からスクリューキャップのほうが優れているのですが、1本1万円以上するような高級ワインは別です。
コルク栓を用いて寝かせておくことにより、空気に一部触れさせながらマロラクティック発酵により熟成させることで渋みがとれ、酸味も和らぐはずです。

                                                                                                                                                              • -

パラリンピック 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 3月16日(火)23時12分31秒 返信・引用
みのもんたが朝の番組でやたらパラリンピックパラリンピックと騒ぐのをきくのは、ちょっと偽善のにおいすら感じられて苦痛ですね。

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(無題) 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 3月16日(火)23時15分11秒 返信・引用
>「日帰り施設と宿泊施設で、法的には入口・入浴施設を別々にしなければいけない」

嘘だと思います。だって、日帰り利用可の旅館、箱根あたりにはうじゃうじゃありますけれど、風呂は共通です。
さもなければ、皆法令に違反しているの?

                                                                                                                                                              • -

「就職できなくて自分で会社を始める」 投稿者:まる 投稿日:2010年 3月17日(水)01時12分59秒 返信・引用
ドラえもんの第1話に出てきた、野比のび太の未来のアルバムの1コマにそんなのがありました。
「会社丸焼け記念」と花火を持った大人ののび太の写真が続きます。

なんでそんなことを思い出したかと言うと、大卒の就職難で、就職をあきらめ、
就職せずに起業しようとする学生とそれを薦める人たちがいるようなのです。

就職が見つからないような自分の置かれた客観的状況で、起業してうまくいく
はずがないと私は思うのですが、薦める人たちは違うようです。

「米国では組織になじまない個性を持った人が起業して大成功している」から
だそうで・・・。

どんなもんでしょうな。

                                                                                                                                                              • -

some と all(almost) 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月17日(水)02時37分19秒 返信・引用
>「米国では組織になじまない個性を持った人が起業して大成功している」
以前議論した気がしますが、通常の日本語では、主語が、厳密に言うと
○○の中には・・がいる(some)。のか、ほとんど全部の○○は、・・である(all)。のか不明確なことがありますね。中学か小学校の集合論で教える
はずですが。さて、この命題はsome においては真でしょう。
でも、allで真かは別です(恐らく、ほとんどが失敗する。)
それをごっちゃにした議論で、この程度の集合論をを理解できない人が
起業したら、おそらく失敗するでしょうねえ。

でもドラえもん第1話は懐かしいなあ。たしか、のび太が、花火で自分の会社
を丸焼けにするとか、じゃい子(ジャイアンの妹)と結婚するとかを聞かされ
ショックを受けていましたね。

                                                                                                                                                              • -

調べた? 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月17日(水)03時36分41秒 返信・引用
>国立がんセンター
>中国からの患者を受け入れたいが、ベッド数の増加ができない。
>(周辺老齢人口に基づいて法的にベッド数の上限が定められるため)
出典は?また、病院設置で周囲人口配慮というのは聞いたことがあるが、
がんセンターは何故中国から受け入れたいのか調べた?

                                                                                                                                                              • -

(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月17日(水)08時36分43秒 返信・引用
1.
>出典は?また、病院設置で周囲人口配慮というのは聞いたことがあるが、
>がんセンターは何故中国から受け入れたいのか調べた?
出典は昨日の日経。
「受け入れたい理由」って、そりゃ、受け入れるとカネになるからでしょう。
病院といえども経営しないといけないから。

海外からの患者受け入れを「メディカルツーリズム」と言いますが、
法制度がメディカルツーリズムを想定していない。

2.
>嘘だと思います。だって、日帰り利用可の旅館、箱根あたりには
>うじゃうじゃありますけれど、風呂は共通です。
>さもなければ、皆法令に違反しているの?
出典はウチのホテル担当者。
「うまいこと法令を潜り抜けるテクニック」があるようなこと言っていましたが、
詳細はヒアリングしていません。

3.
>出典の提示を求めます。
>確かに日常飲むような価格帯のワインは瓶詰めした後に乳酸発酵させて熟成させる余地は
>ほとんどないので、あらゆる点からスクリューキャップのほうが優れているのですが、
>1本1万円以上するような高級ワインは別です。
>コルク栓を用いて寝かせておくことにより、空気に一部触れさせながら
マロラクティック発酵により熟成させることで渋みがとれ、酸味も和らぐはずです。
出典はオールアバウトだったと思います(自信ない)
スクリューキャップについてメリットを20点ほど列記していて、
デメリットは「見栄だけ」と書いてあり、
マロラクティック発酵については書いてありませんでした。

                                                                                                                                                              • -

スクリューキャップ 投稿者:なかだ 投稿日:2010年 3月17日(水)09時31分19秒 返信・引用
>出典はオールアバウトだったと思います(自信ない)

わかりました。ワインライターの橋本さんの記事ですね。
この方はAllAboutには沢山記事を書いていて、スクリューキャップを広めるのが持論ですが、ちゃんと高級ワインメーカーでのコルク栓使用による瓶熟成の効果の実験についても述べてるところもあって、その点では私も彼の意見に同意です。
でも、「見栄だけ」などという雰囲気の記事はなかったように思うんだけどなあ。こうやって、読む人の印象で若干誤った情報伝達が行われるんだな。

ちなみに、アメリカ大陸産を中心に、デイリーワインではもう相当数がスクリューキャップになっていて、10年後を待たずとも主流はもうスクリューキャップなんですよ。
私が日常愛飲しているチリのものは3年ぐらい前にスクリューになりました。

                                                                                                                                                              • -

「温泉旅館」と「日帰り入浴施設」 投稿者:まる 投稿日:2010年 3月17日(水)10時51分24秒 返信・引用
環境規制も異なります

>>温泉旅館には水質汚濁防止法が適用されるのに、日帰り入浴施設には同法が
>>適用されないのだ。水質汚濁防止法は「事業所」を対象としているので、旅
>>館業を営む「温泉旅館」は対象になるが、日帰り入浴施設は厚生労働省管轄
>>の公衆浴場法の対象となるため、水質汚濁防止法の「事業所」には当たらず、
>>排水基準の適用対象外なのだそうだ。

管轄が異なるし、法規制も異なるのですが、「温泉旅館」が「日帰り入浴サービス」を
提供しても、管轄が厚生労働省に変わったり、公衆浴場法が適用されたりするわけでは
なく、つまり当然、排水基準の適用除外にもならず、「温泉旅館」は「温泉旅館」な
わけです。

入り口を分けなければいけないという発想は出てこないと思われます。

ただ、元々は日帰り入浴施設だったのに(スーパー銭湯、テルメ○○など)、
宿泊施設を併設しているところは、確かに入り口が別になっている気がしますね。
http://tsuyu.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_6620.html

                                                                                                                                                              • -

自然エネルギー導入の奇策「将来義務債券」 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月17日(水)21時06分2秒 返信・引用
  例えば屋上緑化とか、太陽光とか、地中熱とか、
  「導入のためには、多少のペナルティ付き義務を以ってでも促進すべき政策」
  というのがある。
  しかし、
  「いきなり全員へ即刻義務付けするのは、各界の猛反発を喰らう」という
  事象が、特に自然エネルギーとか防災とかでは起こりがちだ。

  であれば、「10年なり、20年なりの間に、導入しなさい」と
  長期先の将来まで猶予を与えながら義務付けをすればいい、という案がある。

  それも一案だが、その10年間の間に、例えば首長が交代したりして、
  将来義務付け政策をひっくり返すリスクがある。
  そうすると、正直に導入した人が浮かばれない。

  なので、「将来義務債券」というアイデアを提案したい。

  例えば、三鷹市において100?以上の住宅に太陽光を義務付けたい場合、
  「100?以上の不動産をA市に所有している人」を固定資産税台帳から
  リストアップして、「将来義務債券」を市が強制的に発行する。

  「三鷹市下連雀1-2-3の不動産の所有者は、
   太陽光発電を当該建物に2020年までに設置する義務を負う」のような債券である。
  義務の担保のために、
  「2020年までに設置しなければ、設置費用と同等のペナルティを支払う」
  としておく。現在相場なら100万円程度だろう。

  2010年のうちに、この債券を発行してしまえば、
  今後に当選する首長が、債券の効力を否定する、ということは、なかなか難しくなる。

  で、三鷹市下連雀1-2-3の所有者が義務を2020年までに履行すればそれで解決だが、
  それ以外に
  「転売の際に、将来義務債券を引っ付けて売買する」という形態もありうる。
  この場合、新所有者が義務を履行する必要がある。

  なお、「空き地に新築した場合」には、固定資産税台帳に新規記入されるから、
  その時点で将来義務債券が発生する。

  で、「債券」なので、「譲渡自由」とする。
  変な話だが、
  「100万円支払うから、この債券を引き取ってくれ」という取引が、2010年時点で
  できるようにしてしまう。
  こうなると、「将来義務債券の取引市場」のようなものが成立することになる。
  ここでは「太陽光発電の設置費用(というか将来予測価格)」に連動して、
  取引価格が定まるだろう。

  なので、住民の選択肢としては、
  ?2020年までに設置する。
  ?債券を市場に押し付けて義務を免れる。
  (100万円を支払う)
  の2つの選択肢が選べる。

  逆に、将来義務債券を購入(?)する側の立場としては、
  マネーゲーム的に参加する人もいるだろうが、
  「100戸まとめて将来義務債券を引き受け、
   工事費コストを下げて、サヤを稼ごう」という太陽光工事業者も現れるかもしれない。
  期せずして、義務債券の取引によって、「最適な時期・規模・費用で施工する」という
  「神の見えざる手」の理屈が成立する。

  唯一の問題は、
  「2020年までに建物を取り壊した場合に、義務も消滅するのか?」という点。
  理屈の上では「消滅」となるが、そうなると、
  「将来義務債券を引き受けた人間が、義務消滅を狙って当該建物に放火する」のような
  犯罪が起こりかねないからなあ・・・

                                                                                                                                                              • -

れ:将来義務債権 投稿者:まる 投稿日:2010年 3月17日(水)21時53分12秒 返信・引用
自然エネルギーの製品などを販売のをビジネスにするまでは容認できるのですが、
排出権取引」とか「将来義務債権」とか、品物そのものは仕方がないとしても、
実態のないものを右から左へやるだけで儲けようとしている輩をみるたびに、
ため息が出ます。

CO2排出権取引をビジネスにしたいんですが、どうすればいいですかと
地方の中小土建屋社長の息子に相談されて、なんかえらく不快感を感じたことが
あった・・・。

                                                                                                                                                              • -

Re:「温泉旅館」と「日帰り入浴施設」 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月17日(水)22時19分31秒 返信・引用
引用されたブログをどう読めばよいのでしょう。

水質汚濁防止法は「事業所」を対象
  ↓
旅館業を営む「温泉旅館」は対象
  ↓
日帰り入浴施設は厚労省所管の公衆浴場法の対象
  ↓
よって、水質汚濁防止法の「事業所」には当たらない

旅館業だって厚労省所管の旅館業法の対象ですからね。
水質汚濁防止法の適用対象になるかならないかは同法自体の規定ぶりによるのであって、他省所管の法律の対象になっているかどうかではありません。
公衆浴場に防火装置が備えられているかどうかは消防法の対象ですが、だからといって、公衆浴場が消防庁の所管になるのではないのと同じです。

水質汚濁防止法では排出水や汚水等の規制や監視について規定していますが、同法で単に『排出水』というのは同法でいうところの『特定施設』を設置する工場または事業場から公共用水域に排出される水をいい、単に『汚水等』というのは『特定施設』から排出される汚水または廃液をいいます。

そして、同法でいう『特定施設』とは、人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質を含むか、水の汚染状態に関して生活環境に係る被害を生ずるおそれがある程度のものであるという要件を備える汚水又は廃液を排出する施設であって、政令で定めるものとなっています。

具体的には水質汚濁防止法施行令に、旅館業の用に供する施設であって、厨房施設、洗濯施設、入浴施設とあります。(別表第1の第66号の2)

もし、水質汚濁防止法にいう特定施設かどうかで入浴施設を別々にしなければならないのであれば、厨房施設もまた別々にしなければならないでしょう。

法令ではなく通達や指導等のたぐいか、国ではなく自治体の条例・規則とかに規定されているのか、どちらかでしょう。

                                                                                                                                                              • -

病院設置 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月17日(水)23時32分34秒 返信・引用
>出典は昨日の日経。
「受け入れたい理由」って、そりゃ、受け入れるとカネになるからでしょう。
病院といえども経営しないといけないから。
>海外からの患者受け入れを「メディカルツーリズム」と言いますが、
>法制度がメディカルツーリズムを想定していない。

変な話ですねえ。本当だとすれば。
この場合、ア本当に病院設置許可制度で周囲の人口を考慮し、メディカル
ツーリズムの受け入れを考慮していないことを確認し、イそうだとすれば、
なぜしないのかを担当官庁に尋ねることになるでしょう。

日経は、アだとしていました。これは本当は別ルートで確認が望ましい
のですが、イについて、日経は確認していましたか?
(日経の書くことだから、大幅に間違っていないはず等という情けないことは
言わないで下さい。)

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にゅーたいぷのびじねすへのちゃれんじ? 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月18日(木)00時01分10秒 返信・引用
排出権取引は、経済学の教科書とかには載っている合理的方法ですが。
>CO2排出権取引をビジネスにしたいんですが、どうすればいいですかと
>地方の中小土建屋社長の息子に相談されて、なんかえらく不快感
ゼミ先輩の財閥系銀行の女性行員(というと判るかも)から排出権取引
に乗り出したいと相談を受け、お手伝いしたことがある。
その方は日経ウーマンに載るくらい有名な人になった。
>地方の中小土建屋社長の息子
なにそれ??あんた本当に仕事の内容わかってるの?と思ってしまうなあ。

                                                                                                                                                              • -

あほな相談を受けることが 投稿者:まる 投稿日:2010年 3月18日(木)00時34分21秒 返信・引用
地方にいるとままあります。

営業畑からベンチャー?起こした方が、
土建屋に公共事業の工事をやらせるとろくなことがないから始まって、
公共工事を請け負う窓口になって、自分たちでお金の管理して、
土建屋に仕事を丸投げするビジネスをはじめたいがどうすればいい?
と聞かれたこともあったな・・・。

土建屋は工事を請け負える額の上限が、技術士などの有資格者の数で決まっているで
決まっているから、素人が請け負うこと自体無理だ、
それはすでにゼネコンがやってるんじゃと述べたら、
「そんな中間業者、ブローカー的な業者が入って公共工事のコストを上げとるんが
かしからん」と言ってたが、ご自身のビジネスモデルもどうみても中間業者なんだが・・・

                                                                                                                                                              • -

もろもろ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月18日(木)18時55分15秒 返信・引用
2009年のネタ帳が行方不明だ・・・

1.インドでは、使用人に盗まれないように、
  冷蔵庫に鍵が付いているタイプが売れるそうだ。

2.ゲートボール人口が急減しているらしい。
  ピーク時比7割減。

  理由は「他の老人の足を引っ張りたくない」という気配りのせいらしい。

3.EVが普及すれば、自動車由来の排熱が減って、
  ヒートアイランド解消に効果があるらしい。

4.社保庁役人の質は低いらしいが、
  未確認情報によれば、地方公務員の中から社保庁に職員供出を
  行う際に、地方公共団体が「使えない職員を差し出したから」だとか。

5.よそのブログの受け売り。
  ちきりんブログのネタで、
  「日本市場は、今まではアジア企業にとっては『登竜門』だった。
   『日本の消費者の厳しい選球眼に打ち勝った』という証明が欲しくて、
   多少コストは掛かるが、品質証明のためにアジア企業は日本市場に商品を
   投入してきた。
   しかし、ヒュンダイ自動車が日本から撤退する、というのは、
   『もう品質証明のために日本市場にチャレンジするのはコストに合わない』と
   敬遠されたからではないか?」

6.これはケチャックさんのブログのネタだが、
  「いすみ鉄道で、運転士免許取得に数百万円払いませんか?」という
   新手のサムライ商法を始めたが、
   そもそも「人々が憧れる職業」というのは、
   「無給でも成り立つ」のではないか?
   そしてそれがかえってその商売をダメにしているんじゃないか?とのお話。
   その典型例がアニメ産業で、薄給ぶりが知られているにも係らず、
   「憧れ」を元に志望者が流入するので、
   「いつまでたっても構造改善がされない」と指摘していた。

  これって、「停年退職後のシルバーが、ボランティア的に薄給で働くことが、
  かえって若年層の雇用を奪っているんじゃないか?」という指摘にも通じる点がある。

7.以前スマートグリッド実験の障害として
  「電気事業法の硬直的料金規定が、柔軟な料金設定を必要とするスマートグリッド
   足を引っ張っている」と指摘したが、
  これ以外に、「電線を用いたスマートグリッドだと、アマチュア無線の周波数を
  もろ被りする」という問題点もあるらしい。

8.スマートグリッドについては、「イメージ先行」の観が強いが、
  「そもそもどの単位で導入するの?」という観点が、なかなか難しい。
  「三鷹市下連雀8丁目2番地」という数十戸でイメージしているのか、
  「三鷹市下連雀8丁目」という数百戸でイメージしているのか、
  「三鷹市下連雀」(1丁目〜9丁目)という数千戸でイメージしているのか、
  「三鷹市」という数万戸でイメージしているのか、
  議論する人によって、前提が違ったりするので、なかなか議論が前に進めない。

  スマートグリッド議論の隠れた問題点として、
  「グリッド単位の範囲の決め方」がファジーで、
  実際にはなかなか決まらないんじゃないか、という点がある。

  判りやすいのは「行政単位」(このケースだと三鷹市)ということになるだろうが、
  グリッド単位としては大きすぎる気がする。

  ・・・実はグリッド単位として最適単位が存在しており、それが「マンション」である。
  なので、スマートグリッド議論は、まず「マンション」を議論の取っ掛かりとして
  スタートさせれば、スムーズなんじゃないのか、と
  先日のセミナーで語られていた。

9.また、イメージ先行なスマートグリッドについては、いろんな団体が首を突っ込んでおり、
  経済産業省内でも「スマートグリッドの検討会」が7種あるらしい。

10.日本人は、とかく「欧米は環境先進地」と思い込んでいるが、全然そんなことはない。
   少なくとも、日本人だと「景観より環境」というのがコンセンサスとして定着しているが、
   アメリカだと全然そんなことなくて、
   「地方自治体が、太陽光パネルを設置した個人に対して、街並み景観を壊すから
    撤去すべし」と条例を作ったり裁判したり、という事案があるらしい。

   アメリカの個人住宅用太陽光パネルの普及率は、日本よりケタ違いに少ないらしく、
   その理由としては「そもそも太陽光パネルより景観」という価値観に
   アメリカ人も自治体も染まっている、という点があるのだとか。

   小生は、そもそも「景観原理主義」には嫌悪感を抱いているが、
   アメリカの話を聞いて、ますますその意を強くした。
   (ネタ元=日経エコロジー

11.電気自動車の最大のネックは「バッテリーの高コスト」な点だが、
   「バッテリーをカスタマイズした自動車」という構想が乗っていた。
   要は、
   「タウンユースなユーザーは、容量の少ないバッテリーを装着して初期コストを浮かし」
   「長距離ユーザーは、予め大容量のバッテリーを装着する」という話。

   これを応用して、
   「普段タウンユースだが、1年に1回は帰省するユーザーは、
    容量少ないバッテリーを日頃は装着し、帰省時には「大容量バッテリーを外付けして」帰省する」
    というのはどうだろう?
   「外付け」というのは、例えばトランクルームの半分のスペースを使うようなイメージ。

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病床の増設など 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月18日(木)20時24分49秒 返信・引用
日経の記事は16日から始まった『規制を問い直す』という囲み連載からだ。
だから、NIKKEI NET では出てこないのだろう。
そのまま引用すると、またスルッとさんが著作権者との交渉に時間を割くはめになるかもしれないから、とぎれとぎれに引いてみる。
> 85年の医療法改正で設けた規制は地域内の人口や年齢構成などををもとに、上限をはじく。
(中略)
> そこに海外から患者を受け入れ、医療産業を底上げしようとする発想はみえてこない。

スルッとさんの書いた、
> 中国からの患者を受け入れたいが、
という表現は記事中には見当たらない。
国立がんセンターの中央病院長が、築地市場が移転したらその跡地に巨大な医療施設を設けて「築地からはじめる医療開国」という構想を練っているというのが、病床数の規制についての記事原稿の導入部だ。
それに続けて
> ためしに中国などから受け入れた検診患者のニーズを探ると、…(中略)…手応えはあった。
との紹介があるにはある。
その前日の記事も少し脳裡に残っていたのではあるまいか。

『メディカルツーリズム』という言葉は『規制を問い直す』には出てこない。
15日の6面・7面に見開き全面で掲載した『医療・介護改革 本社提言』の中に出てくる。
> いい医療を求める患者が国境を越えて移動する「メディカルツーリズム」が興隆、国内でも対応する動きが出始めた。
> …小倉記念病院は中国やインドネシアなどから積極的に患者を受け入れ、…亀田総合病院は…海外から患者を呼び込む。…徳島県は…中国からモニターツアーを受け入れて…
> メディカルツーリズムは、……などが先行しており、日本が追いつくためには、医療ビザの発給や通訳の確保が不可欠だ。

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紫綬褒章 投稿者:まる 投稿日:2010年 3月18日(木)23時57分41秒 返信・引用
いきなり質問なのですが、「紫綬褒章」の受章者リストみたいなものどこかにないですかね。
2003年(平成15年)のものを確認したいのですが、全員載っているのがどうも見つからない。

紫綬褒章」は、芸術家、俳優、学者の受賞が普通なのですが、なんというか・・・
とある私立ミッション校の校長を長年務めたベルギー人神父のアントニオ・マルゴット氏が
紫綬褒章」を受賞したことにWeb上ではなっていまして(正直驚いた)、
何かの間違いなのか、それともあり得るのか・・・

>>2003年(平成15年)11月 - アントニオ・マルゴット校長が紫綬褒章を受章。

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国立がんセンターの増床に知事の許可必要か? 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月19日(金)03時35分16秒 返信・引用
平成22年3月16日日経朝刊東京版経済面P5「規制を問い直す」抜粋「国立がんセンターは・・しかし、東京都福祉保健局は「増床できる可能性は極めて低い」という。壁は地域ごとに定めた病床数の規制だ。築地周辺地区の病床数はすでに上限を超えている。85年の医療法改正で設けた規制は地域内の人口や年齢構成などをもとに、上限をはじく。過度な入院を防ぐ狙いがあるが、そこに海外から患者を受け入れ、医療産業を底上げする発想は見えてこない。」
※医療法改正:昭和60年12月27日法律第109号

まず、そもそもこのような規制があるか確認しましょう。笑われるかも知れませんが、規制があるとされながら、実はなかったという経験があるので。
これに関係する条文は医療法第7条の2第1項等だと思われます。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO205.html
一定の者について、「前条第四項の規定にかかわらず、同条第一項又は第二項の許可を与えないことができる。」となっており、公的医療機関、各種共済組合等については一定の場合、知事は病院開設・増床の許可を与えないことができるとしています。なお、この事務は自治事務です。

まず、国立がんセンターはこの規制対象なのかを確認します。規制対象は、次のとおりですが(同法第7条の2第1項)、どの規定に国立がんセンター独立行政法人等ではなく国である。)は該当するのでしょうか?
一  第三十一条に規定する者 (下部参照)
二  国家公務員共済組合法 (昭和三十三年法律第百二十八号)の規定に基づき設立された共済組合及びその連合会
三  地方公務員等共済組合法 (昭和三十七年法律第百五十二号)の規定に基づき設立された共済組合
四  前二号に掲げるもののほか、政令で定める法律に基づき設立された共済組合及びその連合会
五  私立学校教職員共済法 (昭和二十八年法律第二百四十五号)の規定により私立学校教職員共済制度を管掌することとされた日本私立学校振興・共済事業団
六  健康保険法 (大正十一年法律第七十号)の規定に基づき設立された健康保険組合及びその連合会
七  国民健康保険法 (昭和三十三年法律第百九十二号)の規定に基づき設立された国民健康保険組合及び国民健康保険団体連合会八  国の委託を受けて健康保険法第百五十条 及び船員保険法 (昭和十四年法律第七十三号)第百十一条 の施設として病院を開設する者

なお、この第1号の「第三十一条に規定する者」とは、「公的医療機関都道府県、市町村その他厚生労働大臣の定める者の開設する病院又は診療所をいう。」となっている。厚生労働大臣が定める者としては、 「医療法第三十一条に規定する公的医療機関の開設者」(昭和二十六年八月二十二日)(厚生省告示第百六十七号)では次とされているようだ(官報等ではなく、平成20年の総務省審議会資料より)。
・一部事務組合等地方公共団体の組合国民健康保険団体連合会・普通国民健康保険組合日本赤十字社社会福祉法人恩賜財団済生会・厚生農業協同組合連合会社会福祉法人北海道社会事業協会

以上ですが、該当するものが見当たりません。まさか誤報
また、これら以外の一般の私立病院には規制はないようです。医療産業を底上げするのなら、私立病院でできるのでこの記事はその面でもおかしいのでは。

ちなみに、医療法の1985年改正についての厚生次官通知の第二の2では、改正の要点として、「2 公的性格を有する病院の開設等の規制都道府県における医療を提供する体制の確保に関する計画(以下「医療計画」という。)が策定された後における公的性格を有する病院の開設等の規制は、当該医療計画において定める基準によつて行われるものとされたこと。」となっており、これを読む限り私立病院は対象外のようです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/igyou/igyoukeiei/tuchi/601227.pdf
なお、規制対象であっても、知事は許可を与えることは出来ます。(ちなみに、医療法第7条は、同改正前からの規定ですが、量的規制はしていません。)

以上色々な面でこの記事はおかしいのでは?一体どうなってるの?私も自信があるわけではないので、スルッとkanto君、実際に調べては?日経に聞いてみては?

記者が法律誤解して記事を書いた例は私でさえ知っているよ。日経記事を信じた失敗を繰り返すのかね。

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出典を教えて下さい 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月19日(金)03時36分41秒 返信・引用
社保庁役人の質は低いらしいが、
未確認情報によれば、地方公務員の中から社保庁に職員供出を
行う際に、地方公共団体が「使えない職員を差し出したから」だとか。

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先に言うと 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月19日(金)03時40分30秒 返信・引用
社会保険庁の情報は完全な嘘です。たまには自分で調べてみたらどうかね。

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念のための確認 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2010年 3月19日(金)09時03分19秒 返信・引用
要は、国立がんセンターは、
医療法第7条の2第1項のより規制される客体要件に
該当しない、ということですか?

あるいは医療法第7条の2第1項以外に、
増床を規制する法律があるのかもしれないが。

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がんセンターは対象か 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月20日(土)00時09分11秒 返信・引用
医療法の第7条の2は第7条を受けています。
第7条で許可を受けようとする場合に、第7条の2で規定した一定の要件に該当するときは、第7条では許容されているにもかかわらず、許可を受けることができないという仕組みになっています。

よって、そもそも第7条の許可の対象にならないのであれば、第7条の2の対象になるわけもなく、第7条の2第1項の第1号から第7号までに該当するかどうかを検討する必要もありません。

国立がんセンターは今年度末までは国の機関(厚生労働省の施設等機関)です。国が病院を開設しようとしたり、病床数を変更しようとするとき、知事の許可は必要でしょうか。
医療法第6条では、「国の開設する病院……に関しては、この法律の規定の適用について、政令で特別の定をすることができる。」とあります。
医療法施行令第1条に読替規定の定めがあり、それによると、国が病院を開設しようとしたり、病床数を変更しようとするときは、主務大臣は厚生労働大臣の承認を受けなければなりません。
自衛隊が新たに病院を開設したり、既存病院の病床数を変更しようとするときは、所在地の知事の許可を受けるのではなく、防衛大臣厚生労働大臣の承認を受けることになります。
では、国立がんセンター中央病院が病床数を変更するときはどうするのか、主務大臣は厚生労働大臣自身なので自分が自分を承認することはあり得ず、手続きは何ら必要ないことになります。ただ、厚生労働省医政局の内部で承認と同様の検討は行われるでしょう。

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御教示ありがとうございます 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月20日(土)00時51分14秒 返信・引用
>第7条の許可の対象にならないのであれば、第7条の2の対象になるわけもなく、第7条の2第1項の第1号から第7号までに該当するかどうかを検討する必要もありません。
●というわけです。スルッとkanto君!日経とは恐ろしい新聞だな。

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(無題) 投稿者:時を娶ろ 投稿日:2010年 3月20日(土)02時11分58秒 返信・引用
脱官僚脱官僚というが、新たな政権与党から脱ぎ捨てられた官僚はよほど時間を持て余しているようにお見受けする。

先日、某省の審議会を傍聴したのだが、事務次官や省名審議官の席が用意され、実際聞きに来ていた。
そのときの会合は審議会の総会ではなく、数ある部会のうちの一つに過ぎず、かつ、中間まとめなどを採択するような節目の会合でもなく、次官や次官級の出席を仰がなければならないような性格のものではなかった。

こうしてみると、次官をはじめとする幹部は政務三役に仕事をとられ、やることがないんだなと同情した。


【先の追加】
先の投稿で、自分が自分を承認することはあり得ないと書いたのだが、少々訂正したい。
例えば、内閣の長たる内閣総理大臣経済財政諮問会議の議長たる内閣総理大臣に対して諮問したりすることはあるのだから、自分で自分を承認することもあり得るに違いあるまい。

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脱官僚? 投稿者:あじあ号 投稿日:2010年 3月20日(土)02時41分22秒 返信・引用
次官が審議会の部会にでるのが普通かと言われると、内部でやっている人間
としては正直余り普通とは言えない気がしますが。
ただ、政治主導で、政務3役で議論して決めるという方針のため、三役が無
茶多忙になり、大臣への説明は、1ヶ月待ちという状態です。
通常なら課の総括補佐とかは、大臣への説明事項の資料作りや日程セット
で実務的に多忙ですが、随分手が空いてしまったとのこと。
逆に言えば、意思決定が遅くなっている。政治主導で時間的にパンクした
という事態が各省で起きているようです。
あるテーマについて政治主導として3役が時間をかけて決定しても、
3役に上げられないテーマについて3役が関わらなければ意味がないし、
そもそも3役に時間がないので、対処しない(=問題解決を放置する)
となったら、悪影響があります。自滅だなあ。