スポーツブレーク40・超強すぎる馬はJRAもノーサンキュー

スポーツブレーク40・超強すぎる馬はJRAもノーサンキュー

(なんでも掲示板 05年10月 投稿済)

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●●リスク、ノーリターン  投稿者: スルッとKANTO  投稿日:10月24日(月)19時13分27秒

競馬は詳しくないが、昨日「1.0倍」という馬券が出現したらしい。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/41506/diary.html
にも書いてあるが、ギャンブルというのは、リスクは兎も角
いくばくかの「リターン」があるから成立するのである。

「買っても元返し、負ければゼロ」ということは、ハイリスクだか
ローリスクだかは知らないが「ノーリターン」であることは間違いない。
場外馬券売り場への電車賃を考えればマイナスだろう。

それでも1.0倍馬券を購入する、というのは、
どういう心理状況なのだろうか?

強いて言えば、最近流行りの「社会貢献ファンド」に投資するような気分か?
「さほど見返りを求めないから、お金が世の中に役立てばいい。」の心境か?

でも別にJRA武豊を儲けさせる必要はないのだが。

実はJRAはあまり儲からないのである。
上記URLにも書いているが、馬券というのは25%がJRA
ピンハネされる仕組みである。
で、75%が勝ち馬馬券を買った人に分配される。

ディープインパクトの支持率は実に79.03%だったらしい。
つまり本来JRAは配当を75%だけ行えばいいところ、
4.03%は「持ち出し」して余分に配当しなければいけないからである。
さすがに「0.949倍」という1倍割れ馬券にはできないから、勝ち馬馬券を
買った人には元返しはしないといけない。

恐らく通常の菊花賞の数倍の売上があっただろうから、JRAとしては儲かって
いるとは思われるが、それこそ
「99%の支持を集めたため、24%もJRAが持ち出さなければならない」ような
スーパーサラブレッド(つーか、もはや生物学的には馬の突然変異)が
出現した場合には、JRAは「売上経費も賄えない」豊作貧乏状態に陥ってしまう。

JRAとしては、あまりにも強すぎる馬はノーサンキュー、というのがホンネではないか?
ファンにとっても「●●リスク、ノーリターン」な馬は純投資学的には×なハズなんだが・・

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