芸能ブレーク114・音楽は8京通りのパターンしかない

芸能ブレーク114・音楽は8京通りのパターンしかない

(なんでも掲示板 投稿済)

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3.フト思うこと。
  音楽というのは、基本的にドレミファソラシの7音である。
  で、「全部で5つ音を使う音楽」の種類は、7の5乗、即ち16,807種類しかない。

  世間一般で流通する音楽も、ワンフレーズはせいぜい10秒位であり、音符20個分だろう。
  ならば、7の20乗、アバウト8京(=80,000兆)のパターン「しか」ない、と
  言う事になる。

  コンピューターにランダムに作曲させても、案外音楽ができたりして。

  ついでに言えば、俳句、あれって、50の17乗の組み合わせしかないんだな・・・

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レス 投稿者:ねまき猫  投稿日: 6月15日(土)01時00分01秒

>音楽というのは、基本的にドレミファソラシの7音である。
いや、ドド#レレ#ミファファ#ソソ#ララ#シの12音なのだけど(笑)
1小節程度では「盗作だ」「いや、偶然の一致だ」論争が起きる程度の確率かなぁ?

>ついでに言えば、俳句、あれって、50の17乗の組み合わせしかないんだな・・・
50の17乗って?と、Windowsの電卓で計算してみると、
762939453125000000000000000000
(直接コピペできなかったから、桁少し間違えてるかもしれません・・)

http://www.asahi-net.or.jp/~va6t-sby/index.htm



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↓は06年7月の投稿

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はてなエクスプレス 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 7月12日(水)08時27分37秒


2.
http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20060711#1152628319
>円周率は自由意思を持つのか?

この考えを突き詰めたら、コンピュータに乱数的に
作成させた「音の羅列」や「ドットの羅列」であっても、
10の100乗分の1の確率で、芸術的に有意な「作品」、
つまり「音楽」や「絵画」が成立しうる、ということになります。

http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/sport/114.htm
の考えに近いな・・



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乱数音楽 投稿者:なかだ 投稿日: 7月12日(水)09時51分42秒


すでに1920年代に、オーストリアの作曲家シェーンベルクは、1オクターブを構成する12の半音すべてを重複することなく1回ずつ用いた12音からなる音列を基本として、曲全体を作曲する技法、いわゆる12音音楽を提唱し、これは戦後の日本の前衛音楽で一世を風靡しました。
その後、ギリシャの作曲家クセナキスは、ランダムな音を基本とし、その中で音の密度を確率論的に制御して配置する技法で作曲しています。
私自身、コンピュータで乱数を発生させ、それを自ら音に変換させて聴くという遊びを行ったことがあります。
「偶然の中から極めてまれに芸術的に有意な作品が生まれる」のではなく、「偶然性を積極的に受け入れる美学」もあるということなのです。



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れ:乱数音楽 投稿者:まる 投稿日: 7月12日(水)10時07分34秒


その昔、探偵ナイトスクープで携帯電話にでたらめに数字を入力して(円周率だったかどか忘れた)
音階に変換させて、奏でるといいメロディーになる。ってのをやってました。

その音楽を聴いた浪速のモーツァルトキダ・タロー氏はこういうメロディーは最悪の
メロディーでこんなのは下手な作曲家の円広志でもやらん、と酷評しておられました。

遊び的には面白いのでしょうけど、音楽的にはいまいちなのでしょう。




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れれ:乱数音楽 投稿者:なかだ 投稿日: 7月12日(水)10時21分30秒


思い出しました。
私自身、自然対数の底e=2.718281828...および円周率を音列に直してピアノ曲の作曲を試みたことがありましたっけ。

>音楽的にはいまいちなのでしょう
そこを、音の「操作」によって魅力ある音楽に仕立てるのが前衛作曲家の腕前なのかと。
以前、電子音楽の作曲で有名な湯浅譲二氏の自作の解説をシンポジウムでききました。
氏が例に挙げていたのは、ホワイトノイズを音の素材とした作品で、その「楽譜」は横軸は時間、縦軸には周波数(Hz)および音の強さ(dB)の軸が書かれて、ある周波数帯の音をいかに切り出すかがグラフで書かれているものです。
氏によれば、「どのように周波数帯を切り出すかを作曲家独自の感性で行う。それが作曲家の音楽性だ」とおっしゃっていました。



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音楽は一次元的なので 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 7月12日(水)12時42分11秒


乱数で「作品」を造りやすいのでしょうか?
「絵画」「映像」で「乱数作品」というのは聞いたことがない・・

開始からX秒経過した時点の「音」の情報
・音程
・音色
・音量

原点からX軸方向にAメートル、Y軸方向にBメートル行った地点
(これだけで2次元情報)の「ドット」の情報
・赤色の濃度
・黄色の濃度
・青色の濃度



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そもそも 投稿者:くろだ 投稿日: 7月12日(水)19時01分17秒


「円周率には必ず特定の数列が含まれてる」というのは証明されてるのでしたっけ?



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円周率 投稿者:なかだ 投稿日: 7月13日(木)11時23分21秒


>「円周率には必ず特定の数列が含まれてる」
この命題は、そもそも「偽」なのではないでしょうか。
といったところで、「ある数列が含まれていない」ことを証明するのはとてつもなく困難だろうなあ。




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暴論・著作権は否定される 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 7月13日(木)12時32分33秒


http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50562830.html
の理論

1)芸術作品は、全部「0101」のデジタル情報に置換可能である。
2)円周率のある桁の中に、芸術作品をデジタル化した場合の
  数字列が入っている可能性を否定できない。
  例えば、円周率の6,681兆3,567億8,092万1,567桁目から、
  6,682兆8,879億2,745万3,803桁目までの情報が、
  アルベルト・スギ氏の絵画をデジタルアーカイブ化した情報と一致する、という可能性。
3)円周率の数字羅列に対しては著作権は主張しえない。
4)よって、アルベルト・スギ氏の絵画には著作権は成立しない。
  和田義彦氏は、「盗作ではなく、円周率を解読しただけだ」と抗弁すればいい。

・・・法技術的な反論キボンヌ

>>「円周率には必ず特定の数列が含まれてる」
>この命題は、そもそも「偽」なのではないでしょうか。
を根拠に反論すればいいのかな?




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切り出し方に著作性が出る 投稿者:くろだ 投稿日: 7月13日(木)12時49分16秒


でないと「写真の著作物」が認められなくなります。



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4月1日のネタ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 7月13日(木)12時54分8秒


↓のネタは勿論冗談ですよ!

http://www.faireal.net/articles/4/23/#d20210

従来のコンピュータの数千兆倍の速度で円周率を計算する
「仮想テラキュビット・グリッド」を開発した千葉電波大学の
宍戸万芳(ししどかずよし)教授が、一日、著作権法違反(楽曲の無断送信)
の現行犯で逮捕された。

宍戸教授は、「仮想テラキュビット・グリッド」という新しい方法を用い、
インターネットで処理を分散することにより円周率を効率的に計算するプログラム
Pnppy(ピンピー)を開発、円周率を無限に二進数表記することに成功したが、
JASRACが調べたところ、このプログラムでやりとりされている円周率の小数点以下
「e↑↑↑(29↑↑3兆)」桁目付近(eは自然対数の底、↑はクヌースのタワー記法)
からの数十メガバイトに、市販CDに含まれる、クリスタルキング「大都会」の
デジタルデータと完全に一致するバイナリー列を発見。
著作権者に無断で、各ノードのキャッシュから誰でも自由に取り出せる状態になっていた。
このプログラムの出力はさらに、JASRACのすべての管理楽曲の無断コピーを含んでいるとして、
被害届が出されていた。

京都府警特捜班では、コンピュータ技術に詳しいベテラン捜査員5人を投入し、
一年間をかけて、プリントアウトした円周率の該当桁目とクリスタルキングのCDの
データのダンプ、数千ページを1バイトずつ目で比較。完全なコピーであることが
確認されたことから、著作物の無断送信の現行犯で、ユーザ数万人を一斉逮捕した。
同教授は取り調べに対し、「円周率はランダムビットだからどこまでも計算していけば、
どうせいつかは著作物と同じデジタルデータが出てくることは避けられない。
避けられないことなら、後押ししてしまってもいいかな、と思った」などと
故意を認める発言もしているという。




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「偶然の一致」 投稿者:なかだ 投稿日: 7月13日(木)14時25分49秒


偶然の一致は確率論的に無視しうる(negligible small)ということなんでしょう。
あとはくろださんがおっしゃっているように「切り出し方の恣意」。
これは私が書いた湯浅譲二氏の「ホワイトノイズからの周波数の切り出し方の恣意」にも通じるし、管理人氏が最初に紹介した「円周率は自由意志を持つのか?」のブログのコメントにも、「自由意志は、選び出した主体にある」ということが書かれてありますね。
それにしても、こんなところで「↑」という数学記号を見るとは思いませんでした。




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そんな話になると 投稿者:まる 投稿日: 7月13日(木)14時37分16秒


たまたまわいせつ図画と同じになるデジタルデータもありえるわけで、
所持だけで処罰される(違ったっけ)児童ポルノと一致するデジタルデータなら
所持しているというかどで検挙されることもありうる。




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乱数 投稿者:あじあ号 投稿日: 7月13日(木)22時07分5秒


昔、カラオケボックスの曲数が少なかった時代に、カラオケの曲名を番号にして打ち込む機械で、アトランダムに番号を打ち込んで、偶然演奏される曲を歌えるか?というゲームをやったことがありました(笑)。




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トイレットペーパー 投稿者:あじあ号 投稿日: 7月13日(木)22時17分55秒


暗号は、色々あるようですが、第2次大戦中のものは、原文に乱数表で変換した文字にして送付するというもので、一番大事なことは乱数表であり、実際、敵国で同じ暗号機が使われたこともあったらしいとのこと。
さて、乱数表は、一度使われて2度と使われないもの(米俗語でトイレットペーパー)ならば、解読は無理らしいですが、そうもいかないので、乱数表を何度も使うと、一定の頻度で使われる言葉(例 the)が一定の頻度で変換された形で現れるので、乱数表ひいては原文が判るとのこと。これが暗号解読の王道とのこと。
日本軍は中国軍の暗号は解読していたが、日本軍のものは、英米に解読されてしまったのは有名。ちなみに、この作業のためにコンピューターが発達したとのこと。
この分野は専門ではありませんので、間違っていたら補訂願います。




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Re: トイレットペーパー 投稿者:くろだ 投稿日: 7月13日(木)22時38分14秒


> 乱数表を何度も使うと、一定の頻度で使われる言葉(例 the)が
> 一定の頻度で変換された形で現れるので、乱数表ひいては原文が判るとのこと。
> これが暗号解読の王道とのこと。

「踊る人形」ですね。あれは換字式暗号で乱数使ってませんが。

昨今は公開鍵暗号が主流ではないかと。
http://e-words.jp/w/E585ACE9968BE98DB5E69A97E58FB7.html



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