コミックブレーク(8) 大量殺戮マンガ比較

コミックブレーク(8) 大量殺戮マンガ比較
(なんでも掲示板 01年3月 投稿済)

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ども。
吉田秋生の「YASHA」の9巻が出ていたので買いました。

現在進行中のマンガで、「人類大量殺戮」がテーマのマンガは「YASHA」と
「20世紀少年」(浦沢直樹)ですが、「YASHA」の方が殺戮側
(遺伝子操作で「製作」された双子の弟)への感情移入が出来てしまう分だけ、
より深みのあるマンガ、と言えましょう。

「BANANA FISH」で活躍したシン・スウ・リンが再び登場しているところも心憎い。

※「YASHA」=発展途上国人口爆発対策・自国の高齢化対策に、日米両政府が
      貧困・高齢層をターゲットとした殺人ウイルスを世界中にばらまく。
 「20世紀少年」=宗教団体による世界征服。つまりはオウム事件の焼き直し。

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