日本スピンドル

日本スピンドルの株価が最近高騰しているが、1日操業停止していた
ダメージというのは、案外バカにならないのではないか?
今でこそ、「浪花節的株式買い」が入っているが、事故後1年も経つと
そういう株主は逃げているだろう。
残るのは1日分のダメージしかない。

斉藤社長を賞賛する声もあるが、冷酷な外国人投資家から見れば、
「斉藤社長の指示による1日分の操業停止分の損失を、斉藤社長が
 補填せよ」と言うだろう。

それが、資本主義の「正しいあり方」である。

小生が言いたいのは、斉藤社長の行動を批判しているのではない。
それは立派な行為であり、賞賛に値するが、株主の視点では、1日分の損失は
厳然として存在している、ということが言いたいのである。

・・・これは、はっきり言って、JR西日本が1日分の損失分を補填する
義務があると思うのだが、いかがだろうか?