鉄鋼・石油

【鉄鋼】
★「日産自動車」は元々クボタが創業した。
 クボタの乗用車部門を、戸畑鋳物を経営する鮎川が買い取った。
 鮎川はこの乗用車部門を本業とする一方で、戸畑鋳物を日立に売却した。
 これが後の日立金属。
日清戦争の賠償金は、その殆どが八幡製鉄所建設に充てられた。
★2001年〜2005年で、全世界の特許の8割は日系製鉄メーカーが占めている。
★中国には670もの鉄鋼メーカーがあると「言われている」。
 (正確な数は政府も把握していない)
ASEANには高炉を有する国がない。
 (タイは建設を考えたが断念)
 →日本からスクラップを買い受けて電炉処理
★コベルコ:鉄鋼の売り上げは43%(半分以下)
司馬遼太郎
 「中国文明は森林減少により鉄鋼生産が止まったために衰退した」
★1968年当時、当時最新鋭の君津の1人当たり生産性は八幡の4倍だった。
新日鉄:ピーク時従業員8万人→2万人にまで大リストラ
★電炉:生産調整が可能。
 電炉=火力発電、高炉=原子力発電
★鉄鋼業=日本のCo2排出の11%を占める。
★住金:日本企業のオーダーがあって始めて海外進出する。
 (オーダーなければ動かない)
★東京製鐵:スクラップ価格と製品価格を公表している。
 (業界では異例)
★東京製鐵:本社の人員はわずか50名



【石油】
★当初は日本海側に製油所
 →第一次大戦後、太平洋側に立地し始める。
 ・国産原油では足りずに輸入原油に依存し始める
 ・内燃需要が増える
★GHQ:当初太平洋側に製油所を再建することを禁じた
有機EL:石油から出来る
 (出光が研究)
新日石バイオガソリン進出
シェル石油太陽電池、水素電池へ進出
★アジア向け原油価格:他エリアより割高
 (他エリアは競争原理働くが、アジアは中東頼み)
★WTI:テキサスの原油
 これを基準に他原油の価格が決まる。
 (メルクマール)
 この他北海(ブレンド)価格、ドバイ価格
★イラン:原油の2割を日本へ輸出
 (日本が第一位輸入国)