オーマイニュース改善案

オーマイニュースが発足して、あちこちで「炎上」している。

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000660
で「ミクシィ記事の不法改竄の疑い」

http://dando.exblog.jp/5613579
(ブログ時評)で
鳥越俊太郎編集長の発言
>「僕はJanJanライブドアニュースも見たことが無いのでわかりません。
>(会場凍る)」が最も衝撃的なデータである。

で、感じたこと

1.誰が「実名記者」になるのか?

1週間のうち5日以上を取材活動に費やせるフリーランスのジャーナリストを
想定していたのだろうか?

・・の割には原稿料が安すぎる
アクセス数に応じて報酬がUPするような仕組みを作らないと。

なので、実際には、社会人や退職者、主婦・学生などの
「アマチュアジャーナリスト」による「ボランティア寄稿」に
期待している、ということだろう。

そこでネックになるのが「実名主義」。
社会人の場合、厳密なことを言えば「兼職禁止」のような職場は結構あるわけであり、
「2足のわらじ」を履くこと自体、懲戒要因になってしまう。

これでは、出る情報もでなくなる。

オーマイニュースが投稿者の身分確認を行うが、記事にはペンネームのみ表示、
というように改良できないのか?

2.1%の良記事を選別せよ

http://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/0fbb4f3bca15cce6c6d2b19df0f359e1
にいいこと書いている。

>そもそも人間は自分の自由になる時間が限られている。
>なのにネット上に存在する情報量はふえる一方だ。
>単位時間当たりに読める記事数は、実質的にどんどん目減りしている。
>ゆえに読んだらハズレだったなんていうムダは、現代人にとってはつらい。

>ところが、である。オーマイニュースを読んでみると、必ず「なるほど」と
>納得させられるとすればどうだろう? 
>いつも決まって、「えっ、そんなものの見方があったのか」と唸ってしまうとしたら?

>これなら競合するブログやSNSがどんなに多かろうが、読んでみる気になる。
>誰でも参加できるんじゃなく、精選するからこそ存在価値が出るのだ。
>99本のどうでもいい記事を捨て、1本の記事を選ぶことが必要なのである。

つまり編集機能の充実こそが肝要ということである。
であれば、編集部が「特選記事」と「ジャンク記事」に分類して、
特選記事には原稿料を10万円程度支払い、ジャンク記事には1銭も支払わない、という
仕切りがいいのではないか?

特選記事を連発できる才能の持ち主なら、これで食っていける。
つまりフリーランスジャーナリストの参加の途が開かれることになる。

一方で、ジャンク記事については、「内容については編集部は責任を持ちません」の
クレジット付きで、一応公開する。
「編集部が恣意的に良記事を捨てている」、という批判が起こらないように、
捨て記事も公開しておくのである。
場合によっては2ちゃん辺りで、捨て記事の中から再評価される場合もあるだろう。
その場合に、オーマイニュース編集部が「なぜその記事を捨てたのか」
説明することが肝要である。