日経によれば、西欧などでは「医療ツアー」なるものが流行しているらしい。
東欧等の「医師の人件費が安いところ」へ整形手術に出かければ、旅費を含めても
安くつくらしい。
※そういえば小生も韓国でメガネを作ったが。
日本国内でメガネ作るより「安い」という理由で。
日本でも、「保険の適用がない」整形とか美容とかでは海外での手術、という
動きがあるとは思う。
(類似例では「地方の方が安い」PET検査ツアーがあるが)
で、ここから先は暴論だが、いっそのこと、保険適用医療である、
「深刻な病気」、それこそ「がん」「心臓病」とかも海外で治療した方が、
滞在費も含めても本当は「安くつく」のではないか?
「安さ」が実感できないのは、それは保険適用により自己負担が少ないからである。
保険運用者サイド(厚生労働省側)から見れば、
「国内の人件費の高い医者・ベッド代の高い国内病院」で治療を受けるより、
例えばフィリピンやタイとかの「医者の人件費も安いし、入院費用も安い」病院に
患者を入院治療させた方が、「国全体の医療費は安くつく」のではないか?
であれば、発展途上国での治療について、滞在費も含めて「保険適用」すればいい。
かつては厚生省は「医者余り時代が到来する」として医師国家試験合格者数を
抑制してきたが、ここにきて医師数は不足傾向にある。
不足しているからといって、スグには養成できないのが医者である。
であれば、そこそこ医師数がいる発展途上国へ患者を「輸出」するのが、
理に適っている。
※フィリピンやタイで医師の数が満ちているのか、全く調査していませんのであしからず。
あと、医療水準や病院の設備(自家発電があるかどうかとか)も無視していますので、
その辺ツッコミどころ満載の暴論ではあります。
アフリカ等では、折角国内で養成した医師が、高給を求めてイギリス等へ流出していることが
深刻な問題になっているという。
であれば、発展途上国にいながらにして、日本の患者を診させることで自国給与水準より
高い給料を保証させてあげることは、むしろ「発展途上国の医師の定着に貢献する」
ことになるのではないか?
ということで、ツッコミどころ満載と自覚しているこの暴論に対して、ツッコミお願いします。