ゆうちょ銀を地域分割せよ

郵便局が民営化されるが、いまひとつ判りにくい分割である。
郵便局と各部門を分けるのは、JRで言えば駅と線路を別事業体にするようなものか?

で、「ゆうちょが肥大」と都銀・地銀は批判しているが、であるならば、
ゆうちょ銀を今からでも遅くないから地域分割してはどうか?

民営化後の再分割は、NTT東日本・西日本の先例がある。

規模をほぼ均等にして競わせる為、以下のような分割でどうか?
北海道・東北の郵便局の貯金を引き継ぐ「北日本ゆうちょ銀」
関東(除東京神奈川)の郵便局の貯金を引き継ぐ「関東ゆうちょ銀」
東京神奈川の郵便局の貯金を引き継ぐ「京浜ゆうちょ銀」
中部地方の郵便局の貯金を引き継ぐ「中部ゆうちょ銀」
近畿地方の郵便局の貯金を引き継ぐ「近畿ゆうちょ銀」
中四国九州の郵便局の貯金を引き継ぐ「西日本ゆうちょ銀」

この6分割後の規模であれば、現状のりそな銀程度の大きさになるのではないか?
あるいは地銀首位の横浜銀・千葉銀レベルか。

地域で集めた貯金を、地域に還元(つまり地域の企業に貸し付ける)のが
郵政民営化の趣旨であるならば、地域分割して「地銀」にした方が
いいのではないか?