謎の特許サイト「j-tokkyo」を監視せよ!!

http://www.j-tokkyo.com/
というサイトがある。

最近、各種の特許ないし実用新案を調査する機会があったので
検索を掛けてみたところ、しばしこのサイトに出くわする。

内容的に特許庁系のサイト、と思っていたところ、
どうも公的サイトではないらしい。
しかし、個人が運営を行うには、あまりにも膨大な量の
資料が保管されている。

というのは、少なくとも2000年以降に特許庁に申請された
特許予備軍が全て収録されており、個人が行うにはあまりにも分量が
多すぎるのである。

特許庁にも特許予備軍を検索できるサイトが存在はしているが、
Google検索では直接辿りつけない。
一方、http://www.j-tokkyo.com/の方は、Google検索で
一発で辿りつくため、ネット界でプレゼンスが大きい。

で、このサイトについては、
「そもそも日本のサイトでない」疑惑が浮上している。

というのも「あまりにも日本語が不自然」だからである。
http://yykobo.com/modules/wordpress/index.php?p=1174

>このサイトの趣旨には次のように書いてあります。
>「最新の科学技術情報、製品情報を了解できるように、
不定期に最新の発明、特許、目新しいアイデア、新奇なデザインを掲載しております。
>それによって、特許事業を促進することを望みます。」
>確かに特許情報が掲載されているし、ドメインもj-tokkyoとなっているので、
>最初は特許庁関連の検索サイトかと思いました。
>しかし実際は個人のサイトのようで、しかも運営者は日本人ではないようなのです。
>かなり上手に日本語を書いていますが、上記の趣旨の文を読んでもわかるように、
>ビミョ〜にずれているんです。
(中略)
>そして日本語はといえば、「赤ちゃんにえさを与えるのに便利」とか、
>「食品をぼろぼろにかき混ぜる」とか・・・、
>本人はまじめに書いているのでしょうが、そこがまた面白かったりするのです。

で、当サイトには明確にこう書いてある。
http://www.j-tokkyo.com/about
>また、よろしければ、連絡メールは英文で書いていただければ助かります。

以前、Googleで厚生労働省を検索したところ台湾のミラーサイトがトップ表示される、という
ネット社会の信頼性を揺るがす「事件」があったが、何かそれに似た事件性を感じるのである。
日本の特許技術を狙った第三国内の組織によるサイト、ということなのか?

直接の事件性はないにせよ、特許庁はこのサイトを要監視すべきではないのか?