戸籍を100%信じるな

亀ネタ

2週間前とかに、「役場の職員が戸籍届(出生届)を握りつぶし、
しばらく無戸籍だった」のようなニュースがあった。

実はこのような話、氷山の一角であり、他にも結構あるんじゃないか?

年金の場合でも「窓口職員が横領」のような「信じられないケース」が
実は複数事案存在していることがわかってきた。

であれば、「戸籍届けの不受理」「住民票転出届の不受理」という
ケースだって、複数事案存在しても不思議ではない。

「年金の場合の不受理=横領は金銭的メリットがあるから「ありうる」が、
 戸籍・住民票の場合は不受理にしても金銭的メリットがないから、ありえない」と
いう指摘もあるが、
郵便局員が配達をサボッてました。理由は「雨の日に面倒だから」」のような
ニュースがたまにあるから、
「戸籍係員がサボッてました。理由は面倒だったから」のようなニュースがあっても
不思議ではない。

我々日本人は戸籍制度、住民票制度に
100.000000%の信頼を置いているが、実際には
 99.999999%の信頼性なのかもしれない。
「99.999999%なら大丈夫」と思われがちだが、日本の人口1億人を
掛け合わせれば、99.999999%の信頼性とは「日本人1億人のうち1人は
戸籍事故に遭遇する」ことを意味する。

なので、「戸籍制度・住民票制度は100%正しい」と過信せずに、
例えば「あなたの戸籍・住民票は2008年3月31日現在でこうなっていますが、
正しいかどうかご確認下さい」のような「戸籍特別便」を年1回定期的に
送付して再チェックを行った方がいいのではないか?