読書ノート・ナチスとバチカン

ナチスは東方戦線(対ソ戦線)が膠着してしまった故、
 「輸送力に余裕」が生じてしまった
 →ユダヤ人を「処理」する輸送力余裕が生じたので、ユダヤ人処理へ
★ピウス12世、第一次大戦末期のドイツで
 ユダヤ系ボルシェビギに生命を狙われる実体験(トラウマ)あり
 →反ユダヤ・親ナチス
ナポレオン法典の編纂作業(近代化作業)が、
 バチカンに教会法編纂(近代化)へ駆り立てた
セルビアバチカンの「コンコルタード」
 ・・・ハプスブルク家による教会への干渉を排除する内容
 →第一次大戦の一因に
バチカンナチス政権を最初に承認した
宗教改革運動のルター以来、ドイツ教会界とバチカンは緊張関係
 →ドイツとのコンコルタード締結はバチカンの悲願
★伊バトリオ政権、米英と講和
 →ナチスはパトリオ政権に敵対して北イタリアを占領
 →北イタリアでユダヤ連行
 →北イタリアの教会はユダヤ人を匿う
ドイツ国防軍ユダヤ人連行には非協力的だった
 (国防軍としてのプライドが許さない?)
 →ナチスドイツ国防軍の手に頼らず、親衛隊SSの手でユダヤ人連行