関空神戸沖案が潰れた裏事情

これも年末読書ネタで、関西国際空港に関する本のネタ。都知事選で思い出したが、神戸市の宮崎市長が当初「関西新空港の神戸市沖案に反対」した後に「一転して賛成」したのは、自治体首長の政治状況を反映してただけらしい
70年代初旬は全国的に「社共相乗りの革新首長」がブームだった時代。神戸市長選も然りで、再選を目指した宮崎氏は、空港反対を主張する共産党、それに追随する社会党の意向に逆らえなかった
これが80年代になると「保革相乗り」「オール与党」が自治体首長選のトレンドに。宮崎市長もそのトレンドに乗って保革相乗りに転じ、神戸沖空港賛成に転じた
「革新首長」「保革相乗り」「与野党伯仲」とか、なんか懐かしいワードだなあ
自分のガラケー、「しゃかいとう」と入力しても、一発で「社会党」と変換してくれない。ついでに言えば、「それん」と入力しても、一発で「ソ連」とは変換してくれない。社会党ソ連も遠くなりにけり