【レーダーチャートで街分析】

2月5日
よく「●●は住みやすい」「住みにくい」とか、「住みやすい街ランキング」「人気ランキング」ってあるが、あまり意味がないと思う。単身者とファミリー層、シニア層で「住みやすい街」の条件は違う。
たとえば「公共機関充実度」「物価水準」「保育園の数」などを指数化そて、それを単純に合計して、」その順位を比べる、というランキングは、間違っていると思う。人によって重視項目が違うから。
街の暮らしやすさを可視化し、それを私的に利用するのにふさわしいデータ可視化形式は、単純な指数合計値じゃなく「レーダーチャート形式」のグラフだと思う。
たとえば、0度の方角に「家賃・分マン価格」、45度の方角に「物価」、90度の方角に「交通利便性」、135度の方角に「商業行政利便性」、180度の方角に「子育て教育」、225度の方角に「緑・治安」、(続く)
270度の方角に「おしゃれ・洗練度」、315度の方角に「面白さ、猥雑性」をとって、それぞれに数値を入れて線で結ぶ。「単身者ならこういう形のレーダーチャートの町に住むのがおすすめ」「こういう趣味な人は、こういう形のレーダーチャートの町に住むのがおすすめ」というのがあるはず。
先日はてなで流行った「●●県に住むべき、7つの理由」なんてのも、本来なら各県・各市でレーダーチャートで「住み心地」を可視化させ、「このタイプのヒトは、こういう形のレーダーチャートの県がおススメ」と紹介するのがあるべき姿。万人に受ける県というのはありえない。