『ふるさと投票権』を認めよ

4月19日

統一地方選後半戦スタート/日経は江東区を取材。「子供が増えすぎて、小児科が混雑、予約も出来ない」という母親の声/その流れなら、「私は江東区内のタワーマンション建設を禁止します」な暴論候補者が出馬すべきだが、、

結局、江東区の利害関係者は、「今の江東区民」だけじゃなく、「将来の江東区民」、マンション購入検討層な今の中野区民とか船橋市民も入るんだよね/「今の住民」にだけ選挙権を認めてる今の地方選挙制度は、数年で2割は転居する首都圏の社会実態に合わない

ふるさと納税」が許されるなら、「ふるさと投票権」も許されるべき。今住んでいる中野区で0.5票だけ選挙権を行使して、将来住む積もりな江東区でも0.5票だけ選挙権を行使するとか

軽井沢とか越後湯沢とか熱海とかに資産(別荘やリゾマン)を持ってる人が、都内でしか選挙権を行使できないのは、オカシクないか?

でも、「ふるさと投票権」が認められたら、真っ先に「名護市」とか「薩摩川内市」「刈羽村」とかに使用されそうだな、、

三鷹市に住んでいるが、勤務先は千代田区千代田区の行政サービス(図書館等)を受益している人が、投票権行使できるのが三鷹市だけなのは、オカシクないか?勤務先を通じて千代田区財政に貢献してるし、毎日昼御飯を千代田区の飲食店でしてるのに

昼間人口が千代田区な人が、千代田区議員選挙に投票権持てば、色々面白い。「我々ランチ難民を救え!路上弁当販売を認めろ!」な議員が当選したりとか

実際、千代田区図書館の利用者の大半は「昼間だけ千代田区民」な、千代田区議員の選挙権ない人だろう

4月21日
先日自分が問題提起:https://twitter.com/shinjukujiro/satus/589659715220582400…/渋谷区で「同性パートナー」が成立したんだから、千代田区で「昼間人口投票権」が成立してもいい / “千代田区における通勤・通学者の権利” http://htn.to/msw7G6

千代田区の「昼間人口投票権」に対し、「国政で語れ」という反論はてブがあるが、これ「首都圏の問題」ではあるが「国政」の問題じゃないから。それを言うなら「1都3県首都圏議会」を新設して、そこでの議論が必要

4月22日
千代田区の昼間人口にも選挙権を与えような話、「それだと、夜間人口側、即ち郊外側の投票権を間引かなければならない」な反論があるが、むしろその方が「しっくりくる」のでは?夜間が和光市とか松戸市とか船橋市で、昼間が千代田区な単身者は、関心の大半は千代田区にあり、夜間側投票権を棄権してる

つまり、首都圏住民、それも単身住民の「地方自治体選挙への無関心、棄権、低投票率」は、「彼らが関心の薄い夜間人口側に、投票権を与えてしまってる故の現象」では?

昼間に千代田区、夜間だけ和光市な独身有権者は、和光市の市議選で「保育所の拡充を!」「デイサービスの拡充を!」とやっていても、全く興味ない/それよりも、千代田区議選に参加する権利を得て、「弁当路上販売規制の緩和を!」「区立図書館の深夜開館を!」の論争に参加したい

さらに言えば、「千代田区に本社を構える大企業に、千代田区議選の選挙権を認めてるべき」な話になる/大企業からしたら、千代田区の税金を、デイサービスなんかに使われるより、ランチ難民対策に使ってほしい

都心のランチ難民問題がここまで悪化したのは、まちがいなく「昼間人口に、都心部自治体への投票権が認められなかったから」

昼間人口に直接的な選挙権を与えるのは、今の法体系では困難だが、昼間人口の代表で構成される「第2議会」を組成して、そこの意見を区政の参考にする(法的拘束力はない)制度を新設することは、今の法体系でも可能な筈

昼間人口からなる、法的拘束力のない「第2議会」を用意してあげるだけで、今のランチ難民問題は相当緩和していたと思う

ランチ難民問題、そもそも行政側は「問題認識そのものが、ない」から/第2議会で、

千代田区の昼間人口が、「ランチを食べられない」と窮状を訴えれは、少なくとも「問題の存在だけは、認識してもらえる」

行政側が「ランチ難民問題の、存在だけでも認識」したら、「実態調査」くらいは、税金で行うだろう/そうなれば、「どのエリアが、よりランチ難民か?」が可視化される/ランチ難民可視化マップがあるだけで、ずいぶん違う。ランチ難民深刻エリアには、より飲食店が出店し、難民状態が緩和される

理想論から言えば、千代田区の昼間人口に、何らかの発言権を認めてることは、結局「昼間人口が、より過ごしやすい千代田区」になり、千代田区の魅力がアップし、つまり千代田区の地価上昇などに繋がるから、夜間人口にもメリットになる。つまり、夜間人口は、昼間人口の投票権を認めてるべき